★「炎のメモリアル」

ジョン・トラボルタがちょっと苦手なので敬遠してたけど・・・
こないだＤＶＤで観た「ヴィレッジ」の主演・ホアキン・フェニックスが出てるので観てみる事に・・・
原題は「LADDER 49」。
２００４年製作の消防士系アクション・ドラマ、１１６分もの。

あらすじ
ボルティモアの消防署に勤務する中堅の消防士ジャック・モリソン。
ハシゴ（ラダー）部隊所属の彼の役目はいち早く炎の中に突入し、生存者を救出する事。
ある日穀物倉庫の大火災が発生。
取り残された生存者を救出した直後に爆発が起き、ビルの中に取り残されるジャック。
怪我を負い、炎が燃え盛り、壁が崩れ落ちる中、自力では脱出できない状況・・・
仲間が必死で救出作業をしているが・・・
彼の脳裏には、消防署に入ってからの懐かしい思い出が次々と巡っていた・・・。

ここからネタバレ注意↓（反転モード）
昔からアメリカでは、消防士は凄く尊敬されてる職業なんですね。
そんな誇り高き職業を選んだジャック・モリソン。
主役がホアキン・フェニックスだけに寡黙で勇敢な役かと思いきや・・・
以外に職務以外ではユーモアあったりして・・・

脱出不能の炎の中で・・・・・・・・
入署のエピソードや初仕事の話・・・
リンダのとの結婚・・・
先輩の殉職・・・
危険な仕事に対する家族の不安・・・
さまざまな過去の思い出が走馬灯のように駆け巡るジャック。
　
そんな中で彼が思っていたのは・・・
消防士は人の命を守る誇り高い仕事・・・ということ。
必死で救出作業をしてくれてる仲間がいる中、
このままだと二次災害の危険があると感じたジャックは、署長のマイクに救出作業の撤収を申し出る・・。
結局、彼の救出を諦め、ジャックは殉職。
妻は赤い消防署の車であなたの死亡報告が来るのはイヤだ・・・
と言っていたのが現実の事になってしまった。

追悼式で署長のマイク（ジョン・トラボルタ）が泣かせるスピーチを。
彼の死を教訓として
勇気と誇りを持って
明日また出動のベルが鳴ったら消防車に飛び乗ろう・・・みたいなことを。

いやいや、ダメ署長かと思ってたトラボルタがなかなか良かったので・・
規模は全然違うけど、「アルマゲドン」的な犠牲心を描いた結末でしたね。
ここまでネタバレ注意↑

ちなみにこの映画、
消防庁やら各種消防協会の推薦映画です。
勇気ある消防士をリスペクトする作品です。

ということで今回は
勇敢度・・・★★★☆
役作りのために随分頑張ったらしいから迫力があったね。

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