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Mio DigiWalker P560 購入9

2008-03-05 17:16:33 | 位置情報・地図
Mio P560

 Mio P560 を購入したので、レビューの続きだ。今回は、ちょっと曖昧な内容に終始してしまっているが、GPS感度についてだ。

 P560 を PND(Personal Navigation Device/Portable Navigation Device)として捉えると、GPS 感度が重要になってくる。P560 はもちろん、PND は一般的に自車位置の補足を GPS のみで行っている。車速センサーや加速度センサーなどは搭載していない(もっとも最近では例外もあり、SONY nav-u は加速度センサーなどを搭載し差異化を図っている)。
 三洋ミニゴリラ(試したのはNV-SB250DT)はどういう訳か搭載GPSセンサーの感度が悪い。その結果、高架の下では簡単に自車位置捕捉に失敗してどこを走っているか分からなくなってしまい、とても困った。
 このような具合に、PND における GPS 受信機の感度は重要だ。
 また、P560 は GPX Logger などを使用することにより、移動した場所の記録(ログ)を取ることもできる。このような用途として使う場合も、できるだけ途切れないようにログを取るため GPS 感度は高い方がいいだろう。
 ただGPS信号が非常に弱い箇所では、その信号で無理やりに位置測定をしても測位精度が劣化してしまうため、ある程度実用的な感度があれば実使用上は問題無い。今まで使った中では、NV-SB250DT、Foretrex 101、GPS-CS1Kなどは感度が低すぎて困る部類で、eTrex H、eTrex Vista HCx、Mio C310、PONTUS EN-4500 などは実使用上問題の無かった機種だ。

 Mio P560 をしばらくの間、カーナビや移動ログ取り装置として使ってみたが、GPS の感度は良好だった。カーナビとして街中を走行時に利用しても特に問題無く、また NV-SB250DT では捕捉できなかった高架下でも問題無い。さすがにトンネル内では自車位置の捕捉はできなかったが、これは GPS のみを利用しているシステムでは仕方ないだろう。ログ取り用途としてコートのポケットに入れて歩き回ったり電車に乗ったりしてみたが、ほぼ問題無くログ取りはできていた。感度が悪い機種でログ取りをする場合にはアンテナ位置を良くしようと工夫したものだが、P560 ではそんな苦労は不要だ。
 実使用上、全く問題の無い感度だ。

 次に、試しに P560 と他機種を比較してみることにした。比較対照として選んだのは、持ち歩きやすい eTrex Vista HCx だ。
 普通に屋外で使用する分には、双方ともに測位できてしまい差が出ない。建物内で使ってみると、若干ではあるが eTrex Vista HCx の方が感度は高いように感じた。あくまでも比べたときにそう感じただけで、実際のところはよく分からないが、双方ともに実際使う上では困らない感度を持つ、ということは確かだと思う。

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