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ストリートビュー、施設内にも拡大へ

2009-10-13 01:59:24 | 位置情報・地図
ストリートビューの対象エリアを拡大 (Google Blog)
グーグル、国内「ストリートビュー」で初のエリア拡大 (INTERNET Watch)
Googleストリートビュー、国内初のエリア拡大 名古屋や沖縄も (ITmedia)
グーグル、「ストリートビュー」初のエリア拡大 - 旭山動物園なども公開 (マイコミジャーナル)
グーグル、ストリートビューの対象エリアを拡大--旭川や沖縄など (CNET)
ストリートビューで人気スポットを見る (PC online)

 Googleは10月8日、ストリートビューのエリアを拡大したこと、および以前紹介したストリートビューパートナープログラムにより撮影された施設の公開を開始したと発表した。

 まずは、エリアの拡大。拡大されたエリアは、「旭川」「富良野エリア」「名古屋エリア」「沖縄エリア」「南西諸島の一部エリア」「長崎」「佐世保エリア」とのこと。

 ちなみに、「富良野エリア」には美瑛町の中心地、およびパノラマロード(美瑛駅~三愛の丘~拓真館~美馬牛小方面)も含まれていた。行ったことがあるだけに、何となくうれしい。たださすがに、パッチワークの路側は含まれていなかった。


 エリアの拡大も重要なのだが、特筆すべきはストリートビューパートナープログラムによる施設の公開だ。これにより、「旭山動物園(旭川)」「札幌ドーム(札幌)」「円山動物園(札幌)」「北海道大学(札幌)」「北大植物園(札幌)」「モエレ沼公園(札幌)」「中島公園 (札幌)」「芸術の森野外美術館(札幌)」「滝野すずらん丘陵公園(札幌)」「羊ヶ丘展望台(札幌)」「北海道開拓の村(札幌)」「真駒内公園(札幌)」「スカイウェイカントリークラブ (成田)」「ハウステンボス (長崎)」がストリートビューの対象として含まれることとなった。
 どういう訳か、札幌がやたらと多い。またストリートビューパートナープログラム発表のときに旭山動物園とともに挙げられていた京都・高台寺は、まだ公開されていないようだ。

 実際に行ったことのある旭山動物園を眺めてみた。時たま公開が中止されている場所があるのは不思議だ。また、撮影用カメラ搭載自転車「トライク」が窓ガラスに映っていたりして、こういう点はおもしろい。
 旭山動物園のストリートビューを見ただけでは、どこをどう行くと何があるのか分からないので、旭山動物園のWebサイトを見ながら操作してみた。それでも園内地図と実際の地図ではなかなかに対応を取るのは難しく、なかなかに思った場所を見ることができなかった。このあたりUIについては改善の余地はあるかもしれないが、撮影データは既にあるので何とでもなってしまうだろう。

 施設側の申請によりストリートビュー用の写真を撮影し、これによりバーチャルに施設の中を移動できるようになった。今後は施設側が写真に情報を追加できるようになればおもしろい。容易に思いつくあたりでは、例えばバーチャルな看板を立て、ストリートビュー用順路を示したり、説明を追加することもできそうだ。グッズ販売もできるだろう。位置情報つきのtwitterのつぶやきを表示したり、セカイカメラのエアタグのようなものを表示するという使い方も、すぐに出そうな考えだ。
 逆に、ストリートビュー用に用意された情報をARのようなアプリケーションで見るという使い方もありそうだ。

 いろいろと楽しいことができそうな、ストリートビューパートナープログラム。今後はどのように展開していくのだろうか。また今のところは、どういう施設に展開していくかも注目だ。

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