おーちゃんの 「目指せ。日本200名山!」  そして最近、いい加減な家庭菜園 (^^♪ 

日本百名山トレッカー(悪名高い?)を目指して人生後半ラストスパート!

100座完登後は、200名山を目標に!

山行記録  49・白馬岳  その3

2011年05月27日 15時18分54秒 | 日本100名山  山行記録

5月25日

 

白馬岳の大雪渓は苦しい登りが続きます。

でもなんだか雪崩も恐くて、雪渓ではゆっくり腰をおろして休めない・・・・

 

ひょっこり地表が現れている葱平(ねぶかっぴら)で一休み。

この先で先行者とボーダー2名は杓子岳~杓子沢に向かいます。

自分は、この登った雪渓を滑るのが精いっぱいです。

 

雪渓をぐるっと見渡したところ↓

 

 

この辺は新雪。もくもくと登り続ける自分のシュプール。

ようやく見えてきた白馬岳頂上宿舎。でも先はまだ上です。

もう、倒れそう。

必死の思いでたどり着いた白馬山荘。そしてついに山頂が見えました。

ここでスキーをはずして頂上アタック。

やっとこ到着。白馬岳山頂です。

もちろん誰もいません。

三角点の頭が出ています。

 

これは新田次郎の小説「強力伝」にでてきた風景指示盤らしい。

山頂から見おろす旭岳。この東面を滑り降りる人もいるらしい。

杓子岳と鑓ケ岳。素晴らしい眺めです。

方向盤を背に記念のパチリ1枚。

あまりの疲労に少しこわばっていますが・・・・。

 

山頂ぐるり一回りの動画です↓。

 

 

 

ぐずぐずしていられません。下山開始です。

まずは、白馬山荘までほんの少し。

再度、杓子岳・鑓ケ岳。

剣岳方面。少々雲がかかっています。

しつこく旭岳。

 

小屋からスキーを付けて下山開始。

しかし、新雪は重くべっちゃりと湿っています。

ボーゲンでは歯が立ちません。

稜線下まで斜滑降~キックターンが続きます。

後からこのシュプールを見る人は「なんだって素人がここで滑っているのかしら?」

ときっと思うことでしょう。

ようやく曲がれる雪となりました。

ボーゲンが決まります。

真白な雪面に自分の残したシュプールがくっきりと。

苦労して登った甲斐があった。

苦しかった登りもスキーで下るとあっけないぐらいでした。

白馬尻に到着。

荷揚げのヘリコプターを迎える準備をしていました。

雪が切れ、足の下の重し?スキーを取り外してすっきり。

ここまで下ればもう安心。あとは林道を下るだけ。

こんなブロック雪崩の痕もありましたが、この辺では危険は感じません。

下りは思いのほか楽に済みました。

猿倉山荘に戻りました。

その下の駐車場はもうすぐ。

長い1日。

疲れ切った1日。

でも充実の1日でした。

 

今日もまた山で元気をもらいました。

 

■今回のコースタイムです。(遅くて参考になりませんが)

06:07  猿倉駐車場出発
07:25  白馬尻
10:14  葱平
13:06  白馬岳山頂
13:24  白馬山荘出発(スキー)
14:37  白馬尻下(スキー外す)
15:23  猿倉駐車場帰着

■そして今回の費用です。

1800円 道路通行料・行き  八王子IC~豊科IC 
2650円 道路通行料・帰り  豊科IC~八王子IC
4000円 ガソリン代(走行距離526km。燃費17km/L・ガソリン130円/Lとして)
---------------------------------------------------------------------
8450円 合計(飲食費含まず)


日本百名山 第49座 北アルプス・白馬岳 終わりました。

さてさて、次は、どこを目指そうか。

  

 

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