ひのっき

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鶏のから揚げは官民一体の努力の美味

2017年05月17日 | 絵日記


美味しいですね。
鶏のから揚げ。
スパイシーな衣にボリュームたっぷりジューシーなお肉。
肉食べたい!という欲求に手軽にかつ最高の美味で答えてくれる料理界のスーパースターです。
現在日本で食べられている鶏のから揚げの起源は割とはっきりしており、昭和7年に銀座の「食堂・三笠」で出された「若鶏の唐揚げ」が最初だと言われています。
しかし戦前は鶏肉がかなり高価で、お金持ちだけが食べられる高級料理の扱いでした。
戦後進駐軍の鶏肉需要に応え鶏のブロイラー産業が興りました。また食料難を解決したい政府の積極的な後押しもあり鶏肉の生産量が増加していきます。
昭和40年代になるとアメリカの優秀なブロイラー雛が輸入されて生産性が劇的に向上、行政の支援もあり安価な鶏肉がご家庭にいきわたるようになりました。
そして1979年「日清製粉から揚げ粉」が発売、簡単にプロ級の美味しいから揚げが作れるようになり、鶏のから揚げは家庭料理界・お弁当界で不動のエースの座を確立します。
グルメ漫画などでは悪者扱いされがちなブロイラーですが、戦後日本人の健康増進、そして鶏から揚げを始めとした食文化発展に尽くした貢献の大きさは計り知れません。
安くて美味しい鶏肉を日本人に提供したい、養鶏発展に尽くした皆様の努力にしみじみ感謝のから揚げタイムでした!


2 コメント

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こんばんは (tempo1078)
2017-05-17 19:30:12
鶏のから揚げ、
もう
国民食ですよね。


如何に
今迄、国民の健康増進に
寄与してきたか。

こりゃあ
表彰ものですよ。
tempo1078さん (hino)
2017-05-18 10:03:26
tempo1078さん
こんにちは!
確かに鶏のから揚げって国民食ですよね。
もし戦後に安い鶏肉が流通せず鶏のから揚げがなかったら、日本人の平均身長は1~2mm低かったかもです。
本当に表彰ものですね。

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