海の日は記念日

　06年、07年と特に何もしなかったのか（06年は私が渡仏していたためですが）、ブログの書き込みが無いのですが、海の日は私たち二人のお付き合い記念日です。・・・が、今年はすっかり忘れていました・・・はい、すっかり
　　
　昨日はちょうどお休みだったので、もともと予約していた銀座の「ゼクシィなび」へ行くため、起床後二人で準備をしていました。
　しかし、何故か彼君が準備していたのはジャケット。「何でゼクシィへ行くだけなのにジャケットなんか着ていくの？そんなにかしこまらなくても良いじゃん（逆に恥ずかしい）」という私に「でも僕は無収入だから格好だけでも」という意味不明な返しをする彼君。しかもいつものようにゆるゆるワンピにレギンスを履こうとしていた私に「ちゃんとした格好で行こうよ。スカート履いてよ」としつこく言うので「何もこんな出発ギリギリに言わなくても」と、彼の意図がさっぱり理解できない私は不機嫌になり、出発前はなんだか険悪ムードでした。
　　
　そんな険悪状態で出発。無言のまま銀座までの地下鉄を待っている間、彼君が一言ぽつりとつぶやいたのです。
　「今日は記念日なのに」
　・・・そこで私は初めて気付いたのです。そうだった、今日は記念日だったんだ、と（苦笑）。
　しかもゼクシィなびまでの道で「今日12：30からお店を予約しているから、それまでにゼクシィを出ないといけないけど、時間大丈夫かな」と言うじゃないですか！
　えーっ！えーっ！えーっ！そんなの全然知らなかったよ！だからきちんとした服って言ってたのね！その時の私の服装は彼君に逆らいたいためのかなりやる気無いシャツにスカート、しかも靴はガーデニング用のサボ
　言ってくれれば、もう少しまともな服を着たのに！こんな格好で恥ずかしい～・・・。

　そんな事言っても着替える時間はありません。それどころか折角ゼクシイなびでゆっくりお話を聞きたかったのに、ランチの時間もあるため早々に引き上げなくてはならず、優しい担当さんに申し訳なかったです。相変わらずバタバタです

　今回彼君が準備してくれたお店は、日本橋のマンダリンオリエンタル東京の37階にあるフレンチ「シグネチャー」。ゆったりした椅子、高い天井、優しいスタッフさん、お料理はどれも斬新な創作料理。そして感動的な事は、今回完全彼君のおごりだと言う事！（笑）。こんな事、今までなかったんですもの！一番安いコースでも5000円ですから、相当頑張ってくれました（コースの値段は私のメニューには書かれていなかったのに、知らなかった彼君はそれを丁寧に教えてくれました）。ホントにありがとう。

　　　
　前菜は固めたラタトゥイユ（左）。お隣のお皿はイカです。
　　
　デザートはそれぞれ別のお皿が来ました。左のマンゴーのケーキは彼君の。私はメロンのデザートだったのだけど、ケーキの方が良かったなぁ・・・（ぼそ）。右は紅茶とお茶うけのプチガトーたち。
　　
　美味しいお料理を食べ終わり、食後の飲み物を飲みながら、彼君は私にステキな言葉をプレゼントしてくれました。すごく誠意がこもってたし、この時のためにいろいろ考えてくれたんだろうなぁと思うとすごく感動して涙が出てしまいました。すごく幸せで、私はきっとおばあちゃんになってもこの日の事は忘れないと思います。
　彼君ありがとう。ずっと一緒にいましょうね。