夢暖望

家を立て替えてからリビングはエアコン二台と床暖房で乗り切って来ました。
寒くていられないことはないですが、エアコンなので空気がとにかく乾燥する。これがツライ。
加湿器も投入したが、太刀打ちできないくらいの乾燥。
これはなにか手を打たないとダメだ。

乾燥せずに暖かい暖房器具といえば、手っ取り早く石油ファンヒーターやガスファンヒーター。
実際建て替え前は両方使ってました。
灯油を買いに行くのが面倒なのと、空気が汚れるのが苦手な石油系。
でも灯油（ガソリンも）の匂いは好きなので、ラリパッパと間違えられることもしばしば。ちなみに排気ガスの臭いはムカつきます。
ガスは立ち上がりが速暖だし、ガスの設備を整えればこれほどいいものはない。ガスファンヒーターが一番良かったです。

ではなぜ建て替え後、これらを使わないのか。
まずガスはオール電化なので設備がない。
石油系は灯油を床にこぼすかもしれないのが嫌だと夫が頑なに拒否。

ということでエアコンと床暖房しか選択肢がなかったわけですが、忘れてたのがオイルヒーター。
これなら空気汚れないし乾燥もない。
これにしようよ。
調べました。
立ち上がりが遅いのは知っていたが、暖まらないという声をよく聞きました。
ダメじゃん、それ。

でもねー、乾くの嫌だからとエアコン消すと寒いのよ。床暖房の上にいると快適すぎて廃人化するのよ。

探しました、見つけました。
パネルヒーターというものがあるではないか。
いくつか有名らしいメーカーのをリサーチし、いよいよ寒さが本格化してきた今週とうとう購入。

これ。


こんなんで暖まるの？
ひなたの暖かさって書いてあるけど、それってどうなの？
と半信半疑というか疑問しかありませんが、とりあえずスイッチオン。
暖まるのに少し時間かかるというが思ったより早い。

そしてひなたの暖かさの意味がわかった。じんわりくる。
冬に日向ぼっこすると暑いくらい体がポカポカすることがあるが、まさにそれ。放射熱いうやつらしいが、じわじわ体の芯が暖かくなる、なんとも不思議な感覚。

いつもならエアコンガンガンですが、今の時点でこれだけで全く寒くない。
暖房器具の熱や温風が体に直で当たらないと暖かさを実感出来ないのだが、それがなくても平気。

暖房器具としては少々値が張るが、表面はやけどするほど熱くならないので、紙や衣類が接触しても火事にならないというのもポイント。
倒れたら自動でオフになります。
実際やるのは怖いが付けっ放しで外出しても問題ないそうです。
ペットがいる家にはうってつけ。

乾燥が気になる寝室や子ども部屋にも置きたいね。
年に一台ずつ増やしましょうかね。
いい買い物しました、オススメです。

※タイトルの夢暖望とは、この暖房器具の名前です。