こむれいど

ついに盛岡から井村屋のにくまんが完全撤退したようである。キャメルマート最後の一店舗、にくまんをやめていた。しかたなくそれは死ぬまでの棚上げ案件とし、かわりに福田パンのあんバターを買う。盛岡人として平凡きわまりない選択。なにが飲み物あるかなーと表に出て豊富な摩天楼のいろどりの自販機群をしなさだめ

おお。ポッカのアロマックスがあるじゃないか。赤の。これ不遇だよな。ひさかたぶりに飲もう。これ１００円でそうそう飲めないよ。

びっくりした。ひとくち飲んで火のような負の感情がわいたことに。をれはここんとこもう何をも軽蔑の感情で眺めることはないのではないかという気分に暗然と包まれていたので　その　機械反応より激烈な撃鉄効果が生じたことに　とまどうまですら少々時間を要した。

この作品は、今花盛りの各メーカー味覚競争の先鞭を切った、記念碑としての銘柄である。外観が変わっていた。しかし飲んでみると中身のレシピになんら変化はなかった。率直に言うと、他のメーカーがしのぎを削りあっているために、すでに時代遅れの味がしたのである。以前のをれなら　こういうこと世の中によくあるある

で済ませたろうが、その…生きる姿勢が変化したために感情の構造にも明らかに変化が起きたようだ。失望と諦念で終わっていた場合が、怒りに振れる場合になっている。頭に来たのでこれまでより意識的に飲むことにする。うまかろうとまずかろうとをれはこの銘柄が好きだ。

くらたま、おめでとう！

名前を考えたんだが　あいす　と浮かんだ。浮かんだのだからしかたない。をれがあんたがたのいきさつずーっとながめつづけていてふっと浮かんだのがそれというのみ。をれも　ちぺこの分娩にはたちあわないとをもうなあ　ちぺこがワニワニになってどたんばたんしてたら逃げ出してさんまいおふだ投げなきゃダカンネ。


ボツくらった。この批評者女性っぽいんだけど

をれの趣味わかってて女性なんだよネ。軽蔑された。まあ当然。