信じられない!二階幹事長の翁長知事会談。沖縄自民党の頑張りを無視するな。






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信じられない!二階幹事長の翁長知事会談。沖縄自民党の頑張りを無視するな。

 自民党の二階俊博幹事長は26日、沖縄県の翁長雄志知事と那覇市内で会談した。
 
 二階幹事長が翁長知事と会談したのは、

13日 オスプレイが安部崎沿岸に不時着。

20日 最高裁で翁長知事の承認取り消しは違法であると判決。

22日 沖縄県議会、オスプレイ墜落抗議決議を賛成多数で可決。
     翁長知事は政府主催で行われた米軍北部訓練場の返還式典を欠席して、オスプレイ事故抗議集会に参加。
 
の後である。
最高裁は翁長知事の承認取り消しに違法行為判決を下した。その翁長知事は米軍北部訓練場の過半となる約4千ヘクタールを返還する政府主催の返還式典にはそっぽを向いて参加しないで共産党が主導するオスプレイ墜落緊急抗議集会に参加した。二階幹事長は違法行為をし政府にそっぽを向いた翁長知事と会談したのである。
会談では、翁長知事がオスプレイの不時着事故について「県民の不安と怒りは頂点に達している。政権与党としてしっかり取り組んでもらいたい」と要請し、「米軍基地は大変過重だ。ぜひ配慮してほしい」と求めたことに対して。二階幹事長は「日本の安全保障、戦後の課題を抱える沖縄に対して、与党としてしっかり応えたい」と述べ、「沖縄の思いはよくわかる。しっかりそれを見据えて頑張る」」と翁長知事に同情したのである。

違法行為である承認取り消しをしてまで安倍政権を楯突いて、政府の式典にそっぽを向いた翁長知事に同情する二階幹事長はおかしい。自民党の幹事長とは思えない。安倍政権を支えなければならない自民党幹事長であるならば、翁長知事の違法行為を戒め、安倍政権への理解を求めるべきであるのに、翁長知事に同情し、政府の式典に参加しないで左翼の抗議集会に参加したことをたしなめることもしないのである。
二階幹事長と翁長知事は旧知の間柄だという。二階幹事長は翁長知事が共産党と共闘して反安部政権になっていることより「旧知」を優先させるのである。
二階幹事長は「いろいろな沖縄発展策に、与党としてしっかりお応えしていけるようにしたい」と述べ、政府の沖縄振興予算の確保に向け、今後も協力する考えを伝えたという。派閥政治時代に得意であったお金で味方に引き込むという方法である。
旧態依然として自民党の金権・派閥政治の二階幹事長である。
 
 オスプレイの不時着事故という辺野古移設容認の沖縄自民党にとって不利な状況の中でも沖縄自民党は踏ん張り、県議会で翁長知事・革新政党と勇気ある対決をしている。
 沖縄県議会(新里米吉議長)は22日、11月定例会の最終本会議を開いて与党が提案した米軍のオスプレイ墜落事故に抗議し配備撤回などを求める抗議決議、意見書を提案した。野党の沖縄・自民は与党案に対抗して、オスプレイは墜落ではなく不時着として「重大事故」への抗議決議、意見書の両案を提案した。与党の賛成多数で可決したが、沖縄自民党は翁長知事・革新との対決姿勢を高めていっている。

 二階幹事長は共産党と手を組んでいる翁長知事に同情するより共産党と対決している沖縄自民党を激励するべきである。

 辺野古飛行場建設工事再開を前に、翁長知事は27日午前、首相官邸で菅義偉官房長官と会談し、再開前の事前協議を求めた翁長知事に対して菅官房長官は「わが国は法治国家で確定判決の趣旨に従って工事を進める」と協議を拒否し、翁長知事との対決姿勢を強くした。菅官房長官と沖縄自民党は同じ道を歩もうとしている。しかし、二階幹事長は別の道を歩んでいる。政敵である翁長知事には塩を送り、味方であるべき沖縄自民党を振り向きもしない。安倍政権にはふさわしくない幹事長である。
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赤ん坊の泣き声が壕内の島民を救った・米軍ヒューマニズム






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赤ん坊の泣き声が壕内の島民を救った・米軍ヒューマニズム


 沖縄戦では、赤ん坊が泣くと壕内に隠れていることをアメリカ兵に知られてしまい、殺されてしまうと思って赤ん坊の口をふさいで殺してしまう悲劇が多く伝えられている。
 もし、赤ん坊の泣き声が壕外に聞こえたらどうなっていただろうか。アメリカ兵は赤ん坊の泣き声のする壕を襲撃したか。否である。米軍は襲撃をしないで壕内の島民を救い出す。
 その証拠がこの写真である。壕には11人の住民が隠れていたが、赤ん坊の泣き声で全員無事に救出された。4月の戦争初期のことである。
 
日本兵に強制されて母親が赤ん坊を窒息死させた悲劇は何度も書かれ、日本兵非難の理由にされるが、もし、赤ん坊を殺さないで泣き声が壕外に聞こえた時はどうなっていたかは書かれてこなかった。書くと米軍のヒューマニズムを認めてしまい、米軍は強姦と殺人を繰り返し沖縄県民を弾圧してきたという主張ができなくなるからだ。

 米兵が女性を強姦した事件は多くあった。その事実は伝えるべきである。しかし、赤ん坊の泣き声を聞いた米兵は襲撃しないで隠れている島民を救出した事実も伝えるべきである。

 オスプレイが安部崎に不時着した問題で、プロペラが破損した夜間給油訓練は陸から10キロメートル以上も離れた海の上であり、その場所から安部崎まで来れたのはオスプレイが操縦できたからである。県民の命を最優先して陸地ではなく海岸に不時着したのは操縦士の判断であったと米軍は報告している。安部区にオスプレイが落ちる可能性はなかった。しかし、オスプレイの不時着を「墜落」と決めつけ、安部区に落ちていたかも知れないという噂が県民に広まっている。

 沖縄では米軍の悪を広め、善を隠していく。それが戦後70年以上も続いている。これもまた沖縄の政治的悲劇ではないだろうか。
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共産党のロボットに成り下がった翁長知事・ミイラ取りがミイラになった






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共産党のロボットに成り下がった翁長知事・ミイラ取りがミイラになった
 翁長知事がオスプレイの普天間飛行場配備反対運動に参加したのは四年前の那覇市長時代であった。オスプレイ配備は県全体の問題であり、しかも共産党、社民党などの革新勢力が中心とした反対運動であったから自民党である那覇市長が先頭に立って積極的に参加するのはおかしなことであった。翁長氏以外の自民党政治家はオスプレイ配備に反対であるという発言はしたが革新が中心であるオスプレイ配備反対運動に参加はしなかった。
 翁長知事だけは共産党や社民党や社大党の議員、労組と一緒に反対運動をした。

普天間飛行場のゲート前で革新政治家や労組と一緒に拳を高々と突き上げた那覇市長時代の翁長知事である。
オスプレイ配備反対運動は、県民大会を開き、東京行動までやり、首相に建白書を渡し、盛り上がっていった。
  
翁長那覇市長は「保守革新を超えたオール沖縄による東京行動」を強調したが、先頭集団だけが沖縄から参加した翁長市長や革新、保守系の首長たちであったが、
 
彼らにつづくデモ参加者のほとんどは全国から動員した日教組、自治労、左翼系労組であり、保守の集団はなかった。それがデモ隊の実体であった。

なぜ、翁長雄志氏は那覇市長時代に共産党、社民党と一緒にオスプレイ配備反対運動の先頭に立ったか。自民党本部はオスプレイ配備を容認していたから沖縄の自民党は県民意識を考慮してオスプレイ配備に賛成はしなかったが、積極的にオスプレイ反対運動をすることはなかった。翁長氏は生粋の自民党員であり安保容認派であった。
オスプレイ配備の問題は全県的なものであり自民党であり那覇市長でもある翁長氏がオスプレイ配備反対運動の先頭に立つのは不自然であった。しかし、翁長氏は先頭に立った。翁長氏がオスプレイ配備反対運動の先頭に立ったのは那覇市長選に勝つための翁長氏のしたたかな選挙策略があった。
革新政党の強みは基地被害をなくすための反基地運動である。空飛ぶ棺桶と呼ばれ、いつ墜落するかも知れないと連日報道されているオスプレイの配備反対運動は県民の支持を高める。それが革新政党の選挙に有利になる。革新政党は那覇市長選にオスプレイ配備反対を選挙公約の目玉にする予定だった。
翁長知事は革新政党の選挙公約の目玉を潰すためにオスプレイ配備反対運動の先頭に立ったのである。その効果は絶大であった。
那覇市長選で革新政党はオスプレイ配備反対運動の先頭にたった翁長市長への対抗馬を立てることができなかった。対抗馬を立てないのはまずいと思った共産党が対抗馬を立てたが、翁長氏が村山氏に5万票の大差をつけて圧勝した。
翁長知事がオスプレイ配備反対の先頭に立ったのは那覇市長選で確実に勝つためであった。オスプレイ配備に反対だったからではない。

翁長氏は知事選挙では選挙に勝つために共産党、社民党等の革新政党と手を組んだ。
知事選挙で、候補者が自民党候補、革新候補、翁長氏の三氏で争ったら翁長氏が当選する可能性は低かった。選挙に勝つには革新と手を組むしかなかった。しかし、翁長知事と共産党は政治方針が違っていた。

共産党・・・日米安保廃棄・普天間飛行場閉鎖・撤去
翁長氏・・・日米安保容認・普天間飛行場県外移設

安保廃棄と安保容認は主張が完全に反対であり相容れることができない。安保廃棄の共産党は普天間飛行場の国内移設は反対であり閉鎖・撤去を目標にしている。ところが翁長知事は国内移設である県外移設を目標にしている。翁長氏と共産党とは選挙共闘ができない政治方針であったから共闘することはできるはずがなかった。しかし、知事選挙に勝つためには翁長氏は共産党と共闘するしかなかった。共闘するために翁長氏はとんでもないアイディアを考え出した。それが「イデオロギーは腹八分、六分にして沖縄アイデンティティで共闘する」というアイデアであった。
翁長氏は沖縄アイデンティティという理屈でイデオロギーの塊である共産党と手を組んだのである。手を組むために選挙公約を「辺野古移設反対」にした。翁長知事の県外移設と共産党の閉鎖・撤去と共通するのは辺野古移設反対であったからだ。
 共産党と手を組んだ翁長氏であったが、知事になった途端に共産党の強固なイデオロギーに縛られていった。

 翁長氏としては県知事になるために共産党を利用した積りでいた。そして、県知事になれば共産党とは適当に付き合っていこうと考えていただろう。しかし、共産党は翁長知事が適当に付き合える政党ではない。
 共産党は日本の政党の中では一番歴史が長く、二段階革命論という他の政党と比べて非常に強固な論理を持っている政党である。そして、党内の中央集権が徹底している政党である。沖縄の支部は中央の方針に絶対服従である。共産党は代表者を選挙で選ばない唯一の政党でもある。

 二段階革命、共産党一党独裁を目指している共産党は地方の県知事でしかない翁長氏が適当に付き合える政党ではない。

 共産党は普天間飛行場の閉鎖・撤去を主張している。しかし、翁長知事は県外移設を主張している。県外移設は国内移設であるから日米安保廃棄・米軍基地撤去を公約にしている共産党だから県外移設には反対である。ところが翁長知事が県外移設を主張し政府に要求しても共産党は翁長知事を非難しない。なぜ非難しないか。翁長知事と共闘しているから県外移設も認めていると思ったら間違いである。共産党が翁長知事を非難しないのは翁長知事と共闘しているからではない。翁長知事がどんなに頑張っても県外移設を実現する可能性がほとんどないからだ。
実現するはずがないから共産党は非難しないだけである。
 
オール沖縄の建白書にはしっかりと普天間飛行場の閉鎖・撤去を記入している。

1、オスプレイの配備を直ちに撤回すること。及び今年7月までに配備されるとしている12機の配備を中止すること。また嘉手納基地への特殊作戦用垂直離着陸輸送機CV22オスプレイの配備計画を直ちに撤回すること
2、米軍普天間基地を閉鎖・撤去し、県内移設を断念すること

 建白書には閉鎖・撤去を明記していて、県内移設を断念することとは書いてあるが県外移設の文字はない。翁長知事はオール沖縄の代表者となり政府に県白書を提出したが、実は翁長知事の主張する県外移設は建白書には書いていないのである。翁長知事は県外説を何度も主張しているが閉鎖・撤去を主張したことはない。翁長知事は建白書違反をしているのである。しかし、共産党は翁長知事を批判しない。理由は県外移設を実現する可能性がほとんどないからだ。
 もし、県外移設候補地があがった時に共産党は徹底して反対運動をするだろう。翁長知事が県外移設を主張しても共産党が非難しないのは翁長知事と妥協をしているからではない。実現の可能性がないからだ。翁長知事が共産党が妥協をしていると思っていたらとんでもない勘違いである。共産党はとても頑固な政党である。政治的な妥協はしない。

 そのことが如実になったのが、10月に知事公舎で菅義偉官房長官と会談した時に年内の北部訓練場返還について翁長知事は「それは非常に良かった」と喜び、記者会見では「歓迎する」と言った。しかし、共産党は翁長知事の「歓迎する」に妥協しなかった。翁長知事に共産党の厳しい圧力であった。

 共産党は返還予定の北部訓練場は必要のない米軍基地であり、日米政府は必要のない基地を返還して、機能性の高いヘリパッドを建設すると主張し、4000ヘクタールの北部訓練場の返還は米軍基地の強化が目的であると説明している。だから、基地強化につながる北部訓練場の返還には反対している。共産党にとって北部訓練場の返還を「歓迎する」は禁句だった。
 ところが翁長知事は共産党の禁句である北部訓練場の返還を歓迎すると発言したのである。すぐに共産党から圧力がかかった。共産党の圧力におののいた翁長知事はすぐに「歓迎」しないと発言を変えた。共産党はイデオロギー政党であり、政治理論では一切妥協をしない。もし、翁長知事が「歓迎」を訂正しなかったなら翁長知事とは迷わずに決別する。そして、徹底して翁長知事批判をやっていく。それが共産党である。翁長知事は「歓迎」発言で共産党の怖さを思い知らされただろう。これからの翁長知事は共産党のいいなりになっていく運命にある。

 県知事選に勝つために共産党を利用したが、知事になった途端に共産党に利用されているのが翁長知事である。共産党のロボットになったといっても過言ではない。
 ミイラ取りがミイラになったのである。

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翁長知事の「欠陥機オスプレイ撤去を求める緊急抗議集会」参加は沖縄政治にとっていいことである






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翁長知事の「欠陥機オスプレイ撤去を求める緊急抗議集会」参加は沖縄政治にとっていいことである

翁長雄志知事は22日、米軍北部訓練場の過半返還を記念する式典には参加しなかった。記念式典は政府の主催する式典である。いわゆる公的な式典である。選挙で選ばれた知事や市町村長等の公的立場にあるならば式典に招待されれば出席するのは当然である。しかし、翁長知事は出席しなかった。出席しなかった理由はオスプレイが東村高江に近い着陸帯で運用されるのに反対であるからだ。記念式典に参加しなかった翁長知事は「欠陥機オスプレイ撤去を求める緊急抗議集会」に参加した。

翁長知事が記念式典に参加しないで「欠陥機オスプレイ撤去を求める緊急抗議集会」に参加したのはこれからの沖縄政治にとってはいいことである。
翁長知事は保守政治家の父を持ち、兄も保守政治家であり、翁長知事も沖縄自民党員であった。自民党ではリーダーであった。だから翁長知事への保守派の支持が高かった。沖縄知事選では「沖縄アイデンティティ」を掲げ、革新と保守の支持を集めて圧勝した。翁長知事は革新と保守両方の支持を得る方法で知事選に勝利したのである。だから翁長知事は革新か保守のどちらかの支持を失えば次の選挙で再選される可能性を失う。

翁長知事は22日に記念式典を欠席して「欠陥機オスプレイ撤去を求める緊急抗議集会」に出席した。記念式典は政府主催である。「欠陥機オスプレイ撤去を求める緊急抗議集会」を主催したのはオール沖縄会議であるが、オール沖縄会議は私的な政治集団である。オール沖縄といってもそれはグループの名称であって本当の意味のオール沖縄ではない。代表は高里鈴代であるが、彼女は県民に選ばれていないし、オール沖縄の会員に選ばれたのでもない。そもそもオール沖縄は会員による団体ではない。高里鈴代はオール沖縄会議をつくった少数の活動家が選んだだけである。
「欠陥機オスプレイ撤去を求める緊急抗議集会」は政治イデオロギーの強い集会である。
○オスプレイの撤去。
○普天間基地の閉鎖・撤去。
○辺野古新基地建設断念。
○基地がある限り、闘い続ける。
緊急抗議集会の主張の根底にあるのは米軍基地撤去である。オスプレイや普天間飛行場を撤去すればいいということではない。沖縄からすべての米軍基地を撤去するのを目標にしている。
 「欠陥機オスプレイ撤去を求める緊急抗議集会」の主張の根元は共産党の日米安保廃棄・米軍基地撤去イデオローギーにある。

 翁長知事が記念式典を欠席して緊急抗議集会に参加したということは日米安保廃棄・米軍基地撤去イデオローギーの共産党と一緒に政治活動をしていくことを宣言したことに等しい。
 翁長知事は保守から離れ左翼になったのである。
 知事選挙の時、共産党が翁長知事と共闘したのは共産党を中心とした革新の単独候補を立てても当選する見込みがなかったからである。革新の知事は太田元知事が最後であり、その後は稲嶺知事2期8年、仲井眞知事2期8年と16年間も自民党政権が続いた。それは革新の衰退を意味する。
革新の単独では知事選挙に勝てそうになかったから革新は保守の翁長氏と共闘したのである。革新を主導したのは共産党である。

翁長知事はオスプレイの飛行再開を批判し、「政府は沖縄県民を日本国民とみていない」と述べ、政府と対決姿勢を打ちだした。
県幹部は「知事は行政長の立場から政治家、翁長雄志に軸足を移すということだ」と述べている。そして、今回の抗議集会参加がその「皮切り」であるという。翁長知事は行政の長であることを捨て政治活動家になり、政治活動のために行政の長の立場を利用していくと県幹部は宣言したのである。翁長知事は左翼活動家になったに等しい。

翁長知事が記念式典に参加しないで緊急講義集会に参加したのは左翼宣言をしたことであり共産党流政治活動をすることを宣言したことになる。

翁長知事は「イデオロギーは腹八分腹六分にして分沖縄アイデンティティで」という県民だましを続けてきたが、「沖縄アイデンティティ」は実は「沖縄左翼アイデンティティ」であることが。はっきりした。
翁長知事はオスプレイの飛行再開を批判し、「政府は沖縄県民を日本国民とみていない」と政府を厳しく批判し対決姿勢を打ちだした。抗議集会への参加を決めたのは知事自身だという。
政府は知事をはじめ沖縄県庁の9人の方に返還式への案内を出したが、翁長知事だけでなく全員が欠席した。普通なら儀礼的に何人かは出席する。しかし、一人も参加しなかったのだ。これは明らかに政府への宣戦布告である。

翁長知事が「沖縄アイデンティティ」から「沖縄左翼アイデンティティ」に変わったきっかけは10月に知事公舎で菅義偉官房長官と会談した時に年内の北部訓練場返還について翁長知事は「それは非常に良かった」と喜び、記者会見では「歓迎する」と言ったが、革新政党から突き上げを食って二日後には「歓迎」を取り消したことである。
県庁はすでに共産党主導の革新政治の牙城になっている。翁長知事は共産党政治にがんじがらめされている。それが明らかになったのが「歓迎取り消し」である。その時に翁長知事は県庁が共産党の砦になっていて翁長流の政治はできないことを思い知らされたのだろう。だから、政府の記念式典には出席しないで臨時抗議集会に参加し、政府に宣戦布告をしたのである。

沖縄県議会は22日、与党が提案した米軍のオスプレイ墜落事故に抗議し配備撤回などを求める抗議決議、意見書を賛成多数で可決したが中立会派の公明、維新は退席して与党案に賛成しなかった。それは保守の翁長知事離れを意味する。

ヘリパッドが安部海岸に不時着したことで反オスプレイ運動が高まっているが、それだけが沖縄の政治ではない。米軍基地問題は政治の一部であってすべてではない。革新の支持が減り、単独で立候補を立てることができなくなった最大の原因は革新が経済など政治全体に取り組まないで反米軍基地運動だけに取り組んできたからだ。

今までの翁長知事は辺野古移設阻止に狂奔してきた。しかし、埋め立て承認取り消しの裁判で、取り消しは違法であると最高裁で敗北した。敗北した翁長知事は反省をしないでこれからも辺野古移設阻止に全力を尽くすと宣言し、オスプレイ配備反対運動に狂奔することを宣言した。それは共産党主導の革新と一体化したことを意味する。翁長知事の保守の支持は減り続けるだろう。

だから、翁長知事が記念式典に出席しないで臨時抗議集会に参加したことは沖縄政治にはいいことなのである。

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翁長知事に反省を求める仲井眞前知事にはがっかり。怒りで名誉棄損告訴をするべきだ






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翁長知事に反省を求める仲井眞前知事にはがっかり。怒りで名誉棄損告訴をするべきだ
 
 辺野古違法確認訴訟で翁長知事は敗訴した。

○仲井眞前知事の判断に違法などがあるということはできない。○承認取り消しは違法であり、翁長知事が承認取り消しを取り消さないことは違法である。

最高裁は翁長知事が違法行為をしたと断定した。

沖縄県の仲井真弘多前知事は翁長知事の敗訴したことへの産経新聞のインタビューに次ぎりように答えている

仲井眞前知事は、
「埋め立てを承認するにあたっては、9カ月もの長期にわたって慎重かつ丁寧に厳格な審査を行った結果、適法と確信し承認したものであり」と埋め立て承認する過程が慎重かつ丁寧であったことを強調し、最高裁がそのことを認めたことを歓迎し、翁長知事の違法性を批判した。そして、
「翁長知事は北部訓練場返還を含め関係者に失礼な発言が多く、本土との溝を深めている。安保環境を直視し知事らしからぬ考え方と行動を改めるべきだ」
と述べて、翁長知事に考えと行動を改めるように忠告している。仲井眞前知事は政界を引退して余生を送っている好々爺になっている。そんな忠告が翁長知事に影響を与えるのはゼロであることを知らないようだ。

 承認取り消しが違法であることは翁長知事も承知していた。承知していながら取り消しをしたのには目的があった。選挙公約の辺野古移設反対を貫いていることを県民に示し、県民の支持を得ることであった。
 翁長知事は辺野古移設反対を貫かればならない立場にある。そんな翁長知事が考えや行動を改めることはあり得ないだろう。翁長知事がますます辺野古移設を阻止することに専念していくのは間違いない。それが共産党と手を組んだ翁長知事の宿命であるし、それが政治の世界である。政界から引退したからかどうかは知らないが仲井眞前知事は政界の現実を忘れたようだ。

 埋め立て承認をしたのは仲井眞前知事である。仲井眞前知事が正式な手続きで承認したのを翁長知事は違法な行為で取り消したのである。仲井眞前知事は翁長知事に侮辱されたに等しい。取り消しの一番の被害者は仲井眞前知事である。ところが仲井眞前知事は事件のあらすじを他人事のように話し、翁長知事が心を改めるように批判しているだけである。淡々とした翁長知事批判には被害者としての怒りが感じられない。
引退して余生を送りながら、宿敵であった翁長知事の違法行為を改めて政府と仲良くしないと駄目ですよとやさしいアドバイスを送っているのが仲井眞前知事である。それでいいのだろうか。

翁長知事は最高裁で敗訴したことに反省をするどころか「最高裁に失望」し、新基地建設阻止には「不退転の決意で」取り組む姿勢である。仲井眞前知事の「知事らしからぬ考え方と行動を改めるべきだ」という忠告は翁長知事には馬の耳に念仏である。忠告は無視されなんの効果もない。

最高裁で敗訴した翁長知事を反省させることができるのは仲井眞前知事の名誉棄損告訴である。
翁長知事の取り消しは違法行為だけではない。仲井眞前知事を侮辱し仲井眞知事の名誉を棄損している。それを絶対に許してはならない。許してしまえば沖縄の政治が県知事の違法行為を容認することになる。沖縄政治の無法体質を許してしまうことになる。仲井眞氏は翁長知事の違法な取り消しに対して承認をした前知事として怒ってほしい。そして、最高裁で自分が正しかったことに誇りを持ち、翁長知事の違法行為に対して名誉棄損の告訴をしてほしい。

 沖縄政治の法治主義を守るためにも仲井眞前知事は翁長知事への名誉棄損告訴をやるべきである。
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違法行為をした者が法治国家日本の県知事をしてはいけない。翁長知事は辞職するべきである






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違法行為をした者が法治国家日本の県知事をしてはいけない。翁長知事は辞職するべきである
辺野古違法確認訴訟は翁長知事の辺野古埋立承認の取り消しが合法であるか違法であるかを問うた裁判であった。最高裁は承認取り消しは違法であるとの判決を下した。
沖縄タイムスは最高裁の判決骨子を図で示している。



 裁判は公有水面埋立法をめぐっての裁判である。最高裁は仲井眞前知事の承認は合法であると判断した。一方翁長知事の承認取り消しは違法と判断したのである。
 
 翁長知事は違法行為をしたのである。県知事は日本の法律の元に選挙をやって選ばれる。そして、日本の法律、県の条例に則って行政をやる。県知事が違法行為をすることは絶対にゆるされるものではない。
 翁長知事は選挙公約で辺野古移設に反対し、あらゆる手段を使って移設を阻止すると公言している。しかし、県知事である翁長氏の行動は法律の範囲内でなければならない。あらゆる手段といっても違法行為をすることは許されない。それが県知事の義務である。しかし、翁長知事は承認取り消しという違法行為をした。
違法行為をする者は県知事失格である。違法行為をする県知事を許すということは沖縄県が法治国家日本の地方自治体であることを否定することになる。沖縄県の法治主義を破滅させることになる。
 沖縄県のトップの地位にありながら違法行為をした翁長知事は知事として失格である。法治主義を守るために翁長知事は自ら辞職するべきである。

 最高裁で敗訴した翁長知事は「米軍統治時代、苛烈(かれつ)を極めた米軍との自治権獲得闘争を粘り強く闘った県民は、日米両政府が辺野古新基地建設を断念するまで闘い抜くと信じている。私も県民と公約実現に向けて全力で取り組む」と表明したが、一方週明けにも埋め立て承認取り消し処分を取り消すという。
 承認取り消しを取り消すということは辺野古埋立承認が合法であることを県知事として認めるということであり、埋め立てを容認することである。埋め立てを容認した県知事が埋め立てを阻止するというのは矛盾している。
 翁長知事は埋め立てを阻止する方法として、来年3月に期限切れを迎える岩礁破砕許可の更新更新を認めないと宣言しているが埋め立てをするには岩礁破砕は必要であり、埋め立てを認めた翁長知事が申請更新を認めないということは違法行為である。
 サンゴ礁の移動申請も認めないと宣言している翁長知事であるが、移動しないとサンゴは死滅する。翁長知事はサンゴは死滅してもいいと考えていることになる。県民の反発を招くだけである。
岩礁破砕もサンゴの移設も裁判で争えば翁長知事が敗訴するのは目に見えている。

 辺野古移設を阻止するというイデオロギーのために違法行為を繰り返す翁長知事は沖縄の恥である。翁長知事は一日も早く知事の座から降りるべきである。
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米軍のヒューマニズム






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米軍のヒューマニズム
 皆さんはこの写真を見たことがあるだろうか。私は少年の頃にこの写真を見てとても感動した。感動したのはこの写真の芸術的な強烈さである。少女の足や腰の曲がり、手のしぐさ、水を飲んでいる顔、水筒、黒人兵の姿が強烈に印象に残った。
 とても印象に残った写真であるが、そんな写真があったことをいつの間にか忘れていた。2年前に沖縄市で沖縄戦の時の子供たちの写真展があり、この写真も展示していたので思い出した。原画はもっと大きく、下の方に道路があり、二人は写真のように大きくは写っていなかった。この写真は「沖縄と住民」という月刊沖縄社が1978年に出版した本の表紙にしたものである。

 




写真展では、戦争中に子供を保護したらすぐに浴びせて清潔にする写真や、戦時中であるにも関わらず米軍は学校を開いて運動場で遊んでいる写真があった。
 戦争中であるにも関わらず学校を開設した話は聞いたことがなかったので私は驚いた。そのことを書いてある本をネットで探したが見つからなかったが、最近上の写真を表紙にしている「沖縄と住民」という本を見つけたので購入した。
 本には戦争孤児収容所や学校の様子の写真が掲載してあった。



 

 この写真は戦争中の孤児収容施設の写真である。
 髙江洲小学校は4月6日に開設したという。泡瀬に米軍が上陸したのは4月3日であった。その3日後に開校したのである。米軍は捕虜収容と同時に学校を開いたということである。
 捕虜収容所だから虐待されていただろうと思うが、そうではなかった。米軍は捕虜の健康と食糧に気配りしていたし、生活は自由であった。笑みが多かったのが捕虜収容所であった。

米軍は蚊やシラミなどを退治するためにDDTを散布した。住民に散布のやり方を指導している写真である。


 DDT散布は私が子供の時もやっていた。
 蚊を退治してマラリアをなくしたのは米軍である。
 沖縄戦から5年間は米軍が統治していたから軍政府であった。
 米軍が直接統治していたが、米軍は沖縄の人々の健康や生活そして教育に気を配っていた。
 米国は民主主義国家であり、軍隊はシビリアンコントロールされているから、軍隊も民主主義を基本としている。それは現在も同じである。
 海兵隊は市民の生命を優先する。市民の生命を守るために自分の生命を賭けて行動するのが海兵隊の義務となっている。
 米軍の精神の根底にはヒューマニズムがある。そのことを理解していないのが沖縄の政治家や識者である。

 オスプレイの夜間給油訓練で給油ホースがプロペラに接触してプロペラが傷ついた。操縦士が普天間飛行場への帰還を止めたのは当然である。辺野古を目指したが、辺野古への着陸をあきらめて矢部岬に不時着を選択したのも当然である。理由は市民犠牲を避けるのが米兵の義務だからである。
オスプレイが不時着した場所を海の方から撮影した写真を見ると、海岸は高い崖になっている。オスプレイが爆発しても破片が陸地に散ることはない。辺野古海岸には崖がないから住宅地に破片が飛ぶ可能性があった。
 操縦士や乗組員は不時着する時に死を覚悟したはずである。覚悟しながらも優先したのは県民の生命であった。

 安慶田副知事は「謝罪は全くなかった。本当に植民地意識丸出しだなと感じた」と述べているが、米軍に政治意識はない。「植民地意識丸出しだ」と感じたのは軍人の答弁を政治家の答弁と混同したからであり、安慶田副知事は政治家と軍人の違いを理解していない。
在沖米海兵隊トップのニコルソン四軍調整官に対し抗議する前になぜ事故が起こったかを安慶田副知事は詳しく聞くべきである。聞いたうえで、オスプレイが県民に危険を及ぼす可能性があったら抗議するべきである。不時着して機体がバラバラになっただけで抗議することは間違っている。最初に知るべきは事故の原因である。
不時着をしただけで軍人に謝罪を要求するのは安慶田副知事が政治と軍事の違いを理解していない無知の性である。

翁長知事は事故現場を見ただけで「オスプレイの危険性を改めて感じた」と言った。肝心な問題はオスプレイの事故が県民に危険を及ぼす可能性があったかどうかである。安部岬への不時着が県民に危険を及ぼすことがなかったのはプロペラ欠損から安部岬不時着までの過程を検討すれば分かることである。しかし、翁長知事は検討しない。検討すれば米海兵隊が県民の被害を極力避けていることが明らかになるからだ。
翁長知事は伊江島に駐留しているオスプレイを点検するために普天間飛行場に帰還させることを「新型輸送機オスプレイの飛行再開」として決めつけ、「とんでもない」と言って反対している。
不時着の原因は夜間給油訓練でのプロペラ破損である。機体の問題ではない。伊江島に駐機しているオスプレイを点検しないで放置することが事故の危険性は高くなる。「とんでもない」は逆にオスプレイが事故を起こす可能性を高めることになる。

自分にとって都合の悪いことは無視して、都合のいいことだけが事実であるように振る舞う。それが翁長知事であり、オスプレイの不時着を墜落だと決めつける政治家、識者、マスコミである。
彼らは、米軍が学校や戦争孤児院を開設したこと、捕虜収容所の生活は健康や食料に気配りしていた事実を無視している。また、マラリアを撲滅したのは米軍であることも無視している。
 ただいたずらに米軍を非難することに狂奔している翁長知事、共産党。社民党、識者、沖縄二紙は真剣に沖縄のことを考えているか疑問である。
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ローレンス・ニコルソン中将の記者会見の答弁は米軍人として民主主義者として素晴らしい






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ローレンス・ニコルソン中将の記者会見の答弁は米軍人として民主主義者として素晴らしい

 狼魔人日記で「あべこべな世界で逆立ちすると何が見える?」でローレンス・ニコルソン中将の記者会見を書き起こししているのを紹介している。興味深く読ませてもらった。私の感想をニコルソン中将と記者たちの答弁に沿って述べていく。

 ニコルソン中将は軍人であって政治家ではない。米国は民主主義国家である。軍隊はシビリアンコントロールされていて、軍隊の最高指揮者は大統領であり、軍人が政治的発言するのは禁じられている。しかし、ジビリアンコントロールを理解していない記者たちはニコルソン中将に政治的発言を要求する。

毎日・サトウ記者=毎日新聞のサトウと申します。今回の事故について説明がありましたけれども、今回の事故については、沖縄県民は、大変な不安と恐怖を感じていると思うのですけど、調整官のほうから謝罪の言葉はないのでしょうか。
ニコルソン中将=先ほどアゲタ副知事ともお話しましたが、遺憾には思っています。遺憾です。この事故については、当然ながら遺憾に感じております。しかし、わが若きパイロットが行った素晴らしい働きと、沖縄の人々に類が及ばないようにと行った判断については、遺憾に思っておりません。事故が起きたことは遺憾に思っておりますが、しかしこれはとても良質で、困難な訓練のためであったことを理解していただきたいと思います。勿論、事故のことは遺憾に思っております。全くもって遺憾に思っております。これで質問の回答になっているでしょうか?

サトウ記者は「沖縄県民は、大変な不安と恐怖を感じている」と県民の気持ちを決めつけた上で謝罪を要求している。ニコルソン中将は軍人である。ニコルソン中将は事故についての事実を報告し、なぜ事故が起こったか、そして、安部の海岸に不時着したかの事情を説明するために記者会見を開いたのに、いきなり県民への謝罪という政治的な質問をされたので戸惑っている。
沖縄県民が不安と恐怖を感じたかどうかは世論調査をしないと分からないことである。調査をしていないのだからニコルソン中将が判断することはできない。それに謝罪するか否かは政治判断になる。ニコルソン中将が政治判断をすることはできない。もし、謝罪をした後に米政府が謝罪をする必要がないと判断した場合は謝罪したニコルソン中将は政府と違う判断をしたことになり批判されるだろう。
謝罪するかしないかは米政府が判断することであり、ニコルソン中将が判断することでない。
ニコルソン中将は事故が起こったことは遺憾であること、しかし、パイロットの判断は遺憾に思っていないこと、そして困難な訓練が原因が事故が起こったことを説明している。軍人としての責任ある説明である。しかし、記者は政治判断を要求する。

○○記者(素性不明)=ということは,「謝罪」はしないと?
ニコルソン中将="Regret"(遺憾である)とは、どういう意味でしょうか。『遺憾である』ということは、"apology"(謝罪)を意味します。『われわれは全くもって、今回の事故を遺憾に思っております』──『遺憾』は『謝罪』なのです。よろしいですか?では次の質問を。

 しつこく謝罪を要求してくる記者にニコルソン中将は遺憾=謝罪と述べて記者の質問をかわした。

共同・スダ記者=共同通信のスダと申しますけども、昨日、普天間基地で別のオスプレイが胴体着陸、ベリーランディングしたという情報があるのですが、それは事実でしょうか?
ニコルソン中将=はい、そうですね。昨晩、別のパッド、普天間のパッドに安全着陸を試みたオスプレイがありました。通常の安全な着陸でしたが、ランディングギアに問題がありました。サンボーン将軍、何か追加することがあれば、彼女が通訳している間に…。

オスプレイはヘリコプターのように着陸できるので、車輪が出なくても安全に着陸ができる。

沖縄タイムス・ヤスダ記者=沖縄タイムスの記者のヤスダと申します。昨日の件について、日本政府やアメリカ側は『着水』とか『不時着』という言葉を使っておりますけれども、機体は大きく損傷していて、『墜落』ではないかという見方もあるのですがが、どのようにお考えでしょうか。

ヤスダ記者は機体が大きく損傷しているから『不時着』ではなく『墜落』ではないかと質問している。
不思議に思うのは記者たちは夜間給水訓練をしていた場所がどこであったかを質問していないことである。夜間給油訓練をしていた時にホースがプロペラに接触してプロペラが破損したために起こった事故である。 給油訓練が行われた場所を知るのは重要である。そして、安部海岸までどのようにして辿り着いたかを知るのも事故原因解明するのに重要である。しかし、記者はそのことを質問しない。
 
ニコルソン中将="Osprey in the water"(オスプレイの着水)についてですが、彼は海岸に近付こうとしていて…あれがcrash(墜落)だったのか、それともhard-landing(硬着陸)だったのか。それともcontrolled(制御された)…言葉に囚われすぎだと思います。ここで重要なのは、パイロットは海岸に辿り着こうとしていたということ。海岸が見えたので、居住地の上空を飛行することなく、海岸にかぎりなく近いところまで辿り着こうとした。そして浅瀬に機体を降下させた(brought the plane down)。しかも本当に浅い箇所だった。なので私は"controlled landing(制御された着陸)"であったと思う。しかし、着陸を試みたときに機体を著しく損傷した。それは確実です。
ニコルソン中将=ですから、機体のあらゆる箇所に波が激しく打ち付けたのです。 (サンボーン少将に向かって) このことについて付け加えることは?
サンボーン少将=はい、閣下。波の活動だけで機体が分解されていきました。だから、機体の周囲の安全を直ちに確保してサルベージ&レスキューを迅速に展開しようしたのです。
ニコルソン中将=したがって機体〔の損傷は〕基本的に波によって生じたものでした。機体を散り散りに分解するだけの力があったようです。勿論、強硬着陸でした。機体にとってよい着陸ではありませんでした。しかし、それでも5名が生存できる程度のものだったのです。私はそのことが重要だと思います。

ニコルソン中将の説明から、オスプレイは安部海岸から離れたところから安部海岸にやってきたことが分かる。機体の損傷はオスプレイが強行着陸したからであると説明している。アスプレイはプロペラが大きい。着水した瞬間にプロペラは海水に接触する。機体がバラバラになったのはプロペラが原因だと思われる。

○○記者=(聞き取り不能)墜落サイトは安部集落までとても近いところだったと思うのですけど、パイロットの方はその近くに集落が存在することを認識されていたのでしょうか。そこにランディングさせたことについてはいかがお考えでしょうか。
ニコルソン中将=パイロットと話しました。航空隊の司令官とも話しました。彼は、自機がどこにいるか正確に把握していました。だから彼はあの方向に向かったのです。居住地であると知っていたからです。そして、彼はその上を飛ぼうとはせずに,墜落させるという意識的な判断を行ったのだと思います。機体に問題が生じていることを把握していたからです。

 記者会見をする前にニコルソン中将は事故の経過を知るためにあらゆる情報を集めたことが分かる。

沖縄テレビ・ヨシダ記者=沖縄テレビのヨシダと申します。よろしくお願いします。いま2人が治療中ということなのですけれども、具体的な容態、意識があるのかなどについて教えていただけないでしょうか。
ニコルソン中将=ありがとう。この質問をしてくださってありがとう。とてもうれしい質問です。はい、両名とも到着時には意識があり、両名とも話すことができました。1名は明日、骨折を抱えながら〔肩を指しながら〕退院できると思いますが、もう1名のほうは若干深刻でもう少し入院を続けるでしょう。でも、訊いてくれてありがとうございます。繰り返すと、1名は明日退院できて、もう1名はあと数日ほど、あるいは一週間ほど入院が必要でしょう。

 怪我をした二人の兵士の情報も詳しく調べていた。

時事通信・○○記者=時事通信の○○と申します。普天間の基地近くに住まわれている一般市民の方々のお話を訊くと、『今回海の上に落ちているんだから、自分の家の上にも落ちるかもしれない』というような懸念を持っている地元住民の方が多くいらっしゃいます。そういう方々に対して、中将は一体どういう説明ができるのでしょうか。
ニコルソン中将=われわれが遠く沖合で訓練を行うことには理由があります。われわれがハリアーやホーネットの空対空戦闘訓練を150マイル(約230キロ)離れた、沖縄政府と日本政府が認めた指定訓練区域のある沖合で行うことには理由があるのです。われわれはそこ〔訓練区域〕でしか訓練を行いません。那覇や宜野湾市や、浦添市〔の上空〕ではやらないのです。
  オスプレイについても、同じです。エアタンカーを使った給油〔訓練〕は島の上空では行いません。タンカー給油も島の上空では行いません。給油訓練はすべて、10~30キロ沖合で行っているのです。明らかにこれは沖縄の人々の安全を考慮してのことです。かぎりなく沖合に離れて行うようにしているのです。夜間ヘリコプターの飛行する音は〔滅多に〕聴かないでしょう。では大半の間は沖縄のどこを飛行しているのか?沖合ですよ!島の周りをぐるぐると大きく周りながらね。給油訓練もその他の訓練も〔すべて〕沖合で行っているのです。
  たしかに、時にはオスプレイが離着陸ゾーンに飛来することがあります。しかしそれは、その訓練が必要だからです。出動がかかった時に即時に対応するためには、あらゆる技術を完全に身に付けておく必要があるからです。

 オスプレイの夜間給油訓練は10~30キロの沖合でやっていることがここで明らかになった。それは記者が質問したからではなく、記者が『今回海の上に落ちているんだから、自分の家の上にも落ちるかもしれない』という不安が地元住民にあり、それにどう答えるかと質問したからである。
 恐らく記者たちは夜間給油訓練をどこでやっているかを知っていただろう。しかし、その質問を避けた。最初に訓練場所を質問して10~30キロの沖合でやっていたことが明らかになれば、記者会見は次のように展開していくことになるだろう。

10キロ以上も離れた沖合から安部海岸に辿り着いたのはオスプレイの操縦ができた。操縦ができるなら普天間飛行場に帰還するのも可能であった。しかし、操縦士は安部海岸に向かった。その質問を記者はしなければならない。
 普天間飛行場の周囲は住宅街である。プロペラが欠損しているオスプレイが普天間飛行場に着陸するのは住民に危険を及ぼすかもしれない。操縦士はそのように判断をして、普天間飛行場に向かうのを止めて、辺野古に向かった。しかし、辺野古よりも安部崎のほうが人家から離れていたので安部崎の海岸に強行着陸した。
 
 このように記者会見が展開すると、米軍が県民の安全を最優先していること、操縦ができたから安部崎の海岸に着陸したこと、墜落ではなく強行着陸であったこと、住宅の近くに墜落する可能性はなかったことが記者会見ではっきりしてしまう。記者たちはそのような展開を避けるために夜間給油訓練場所を聞かなかった可能性が高い。

琉球新報・ナガミネ記者=琉球新報のナガミネといます。 
今回、事故現場ですべて …(以下聴き取り不能)
ニコルソン中将=海上保安庁や警察がいてくれなければ、捜査はできません。彼らがいなくては現場の確保もできません。多くの様々なことができません。サルベージ活動を行うために、大変心強い支援をくださっています。だから、彼らは〔われわれの活動にとって〕大変に大事な一部です。不可欠といえます。彼らがいなければ、何もできません。とくに、基地内ではないからです。そう、基地内ではないのです。ですから彼らの支援がなければ、大変なことになっているでしょう。効果的な捜査を行うことができなくなっていると思います。
ニコルソン中将=では、ここで締めくくりたいと思います。紳士淑女の皆さん、まずは来てくださってありがとうございます。

記者たちが固執しているのは事故現場で起こったことである。夜間給油訓練でなぜプロペラ破損事故が起こったか、事故に対して米軍はどのような対処をしたのかについては関心がない。関心がないというより質問を避けている。

  (誰かを指さして)難しい質問をされました。「謝罪はないのかと」と。
Do I apologize?
謝罪はないのか?
I do apologize.
謝罪はあります。

この事件によってオスプレイに対する信用や信頼を失ってしまうかもしれない沖縄の人々に謝罪します。そして、そうならないことを願います。オスプレイが墜落した("went down")のが、機体システム上の不具合ではなく、給油ホースの直撃を受けてのものだという説明で理解いただけることを願います。

  私が謝罪しないのは次のことについてです。

われわれが沖合で毎夜訓練を行っていることについては、謝罪はしません。
わが海兵隊員たち、水兵たち、陸兵たち、航空兵たちが、この同盟を衛るために何時間もの時間を費やしていることについては、謝罪はしません。
わが海兵隊員たち、水兵たち、陸兵たち、航空兵たちが、日本を衛るために、家を離れて時間を過ごし、〔日本に〕配備されていることについては、謝罪はしません。
われわれは日本政府とともに汗水を流しながら〔国防に〕取り組んでいます。そのことについて謝罪することはありません。その取組みは重要だからです。

ですから、訓練については謝罪はしません。また常に即応体制を整えていることについても、謝罪はしません。

But we’re grateful.
しかし謝意は示します。

われわれは、素晴らしいパートナーたちに感謝しています。日本の陸上自衛隊、日本の航空自衛隊、そして日本の海上自衛隊。この同盟のための毎日ともに防衛に取り組む彼らパートナーたちに感謝しています。
沖縄の多くの方々に、オスプレイの、沖縄におけるその四年間の良好な実績をみて、オスプレイがこの同盟関係を衛る上で、いかに希少で重要であるかを理解いただければと思います。
そして夜間の訓練には、それが良い天候であれ悪天候であれ、リスクと危険が伴い、それでも訓練は必要であり、訓練は日米両国にとって重要であることを理解し、  
共感していただければと思います。
そして、最悪の事態が大惨事に至ることを防いだわがフライト・クルーたちをとても誇りに思うということにも、共感し、ともに誇りに思っていただければと思います。
今日おいでくださった皆さんひとりひとりにあらためて感謝申し上げたいと思います。
皆さんがよい休暇を過ごされるよう願っております。
われわれはこの事故を遺憾に思っています。まことに、この事故は遺憾であると思っています。しかし、この部屋にいる皆さんはもう、訓練がいかに重要であるか、わかっていただけたかと思います。

Thank you.
Arigato gozaimasu.
ありがとうございました。
アリガトウゴザイマス。

 ニコルソン中将は最後に、謝罪すること、謝罪しないこと、感謝することを明確に述べている。
 米国は議会制民主主義国家である。軍隊はシビリアンコントロールされているし、軍人ニコルソン中将もまた民主主義者である。
 ニコルソン中将の記者会見の答弁は米軍人として民主主義者として素晴らしい。
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米軍が県民の安全を優先して訓練していることがわかったオスプレイの不時着事故






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米軍が県民の安全を優先して訓練していることがわかったオスプレイの不時着事故
 オスプレイが不時着した。墜落したという報道もある。いずれにしろオスプレイが大事故を起こした。それは間違いがないことである。
 アジアの平和のためには沖縄の米軍基地は必要であるし、オスプレイも必要である。飛行機なのだからいつかは墜落する。不時着もする。それは覚悟しなければならない。重大なことは米軍が県民の安全を守る努力をしているかどうかである。

 オスプレイが名護市の安部崎の海に不時着した。乗員はみんな死亡したのではないかと思うくらい機体はバラバラである。乗員は五人居たが、二人は怪我したという。それは本当だろうかと疑ってしまうほど機体はバラバラである。不時着現場は安部崎と報道しているが正確にはギミ崎の近くらしい。安部の集落からはわ800m離れている沿岸である。「集落近くに落ちておれば大惨事になっていただろう」という報道もある。集落近くに落ちていれば大惨事になっていたのは間違いない。オスプレイが集落に落ちる可能性があったどうかを検討するのは重要なことである。



 事故の原因は夜間の空中給油訓練中に、ホースにプロペラが接触したからだった。ホースはがちぎれ、プロペラは破損した。
オスプレイによる夜間空中給油については「夜間の空中給油は、どの航空機でも常に困難であり危険だ」と指摘されている。しかし、困難、危険であるからといって夜間の空中給油訓練をしないわけにはいかいない。彼らは軍人である。軍人は戦争を前提とした訓練をしなければならないから危険であっても訓練をしなければならない。
 危険な訓練を陸の空でやるのなら県民の生命の安全を無視した訓練であり、絶対に許せないことである。しかし、米軍は夜間空中給油訓練は沖縄本島ではやっていない。本島から離れた海の上でやっている。県民の生命が安全な場所で訓練をしているから米軍が県民の生命に配慮していることが分かる。オスプレイの操縦士は人口密集地にある普天間飛行場への帰還も住民に被害を及ぼす可能性があるからと考え最初からあきらめている。米軍が住民の安全を優先して訓練をしているこどが分かる。
 オスプレイの操縦士が県民の命の次に大事にするのが乗務員の生命である。だから、操縦士は乗務員の生命を守るためにキャンプ・シュワブを目指した。しかし、プロペラを欠損しているオスプレイを陸上のキャンプ・シュワブに不時着させるのは住民に被害を及ぼしてしまう可能性がある。そう判断した操縦士は住民の安全を優先させて、乗務員には危険が伴う安部崎とギミ崎の間に不時着することを選んだ。最悪の場合は乗務員全員が死ぬ可能性もあった選択である。幸いなことに二人は怪我したが三人は怪我をしなかった。不幸中の幸いと言える。
今までの報道を総合したらそういうことになる。
安部の集落にオスプレイが落ちる可能性はなかったということが理解できたと思う。

オスプレイはプロペラが大きい。着水した時にプロペラも海水と接触する。そのために翼はもぎ取られ、機体はバラバラになったのはないだろうか。バラバラになっているから墜落したのだという判断は間違っていると思う。オスプレイが回転翼モードではなく固定翼機モードで海上に不時着するのはプロペラが大きいために非常に危険である。

ニコルソン四軍調整官は「県民や住宅に被害を与えなかったことは感謝されるべきだ」と主張したと安慶名副知事は述べたが、別の情報では、
「よく訓練されたパイロットたちの素晴らしい判断と技能で最悪の事態を避けることができました」
「沖縄の一般市民をいっさい危険にさらさないですみました」
「若いパイロットたちは入院中です。私は彼らを誇りに思っています」
「事故自体そのものは遺憾に思うし謝意を表明します」
とニコルソン四軍調整官は述べたという。
 ニコルソン四軍調整官は米軍は県民の安全を優先して訓練していることを強調し、死を覚悟した不時着で全員が生還したことへの喜びがこのような発言になったのだろう。しかし、米軍に悪意を持っている安慶田副知事は「誇り」「謝意」を「感謝されるべきだ」にねつ造した可能性がある。
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翁長知事の敗訴が確定 翁長知事は辞任するべきである






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翁長知事の敗訴が確定 翁長知事は辞任するべきである

 仲井眞前知事の公有水面埋めて承認を翁長知事が取り消した時に翁長知事の終わりが始まった。そのことを書いてきた。過去のブログを紹介する。

2015年11月17日
政府、代執行求め提訴

 石井啓一国土交通相は17日、沖縄県の翁長雄志知事による辺野古沿岸部の埋め立て承認取り消し処分を撤回する代執行に向けた行政訴訟を福岡高裁那覇支部に起こした。
 毎日新聞は訴状の骨子を4点あげている。

1、翁長知事の取り消し処分は、取り消し権を制限する判例法理に反している
2、埋め立て承認を取り消せば、普天間飛行場の危険性除去を阻害する
3、米国、国際社会の信頼を失う
4、移設しても自然環境への影響は小さい

 国土交通相が行政訴訟を起こした理由は1の承認取り消しが違法だからである。つまり、「取り消し権を制限する判例法理に反している」からである。公有水面埋め立て法には承認したのを取り消す権利が知事にはない。

翁長知事敗北へのスケジュールが着実に動き始めた

翁長雄志知事は6日、名護市辺野古沿岸部の埋め立て承認取り消し処分の撤回を求める国土交通相の是正勧告を拒否する回答文書を発送した。県庁で会見した翁長知事は「承認取り消しは適法と考えており、勧告に従うことはできない」との考えを改めて主張した。国土交通相の是正勧告を出した理由は翁長知事が違法行為をしたからである。知事は公的な存在であるから違法行為はやってはいけない。だから、是正しなさいと勧告したのである。

翁長知事の違法行為というのは、防衛局が提出した埋め立て申請を公有水面埋立法に則って審査した結果、県が瑕疵はないと判断して申請を承認したのに、後になって県が瑕疵があるといって承認を取り消したことである。瑕疵があるかないかのことではなく、承認をしたのに承認を取り消したことが違法なのである。
公有水面埋立法には承認したのを後で取り消すという法律はない。だから、公有水面埋立法が施行されて90年になるのに承認取り消しは一度もない。理由は承認取り消しが法的にできないからである。
翁長知事は「承認取り消しは適法と考えており」と記者会見で言ったが、取り消しが適法である理由は公有水面埋立法の第××条に書いてあるとは言っていない。法律には取り消しが適法であるとは書いていないのだ。翁長知事には弁護士がついているのだから、承認取り消しが適法であるなら、適法であることを証明する条文を教えるはずである。そんな条文はない。条文がないから、「考えており」としか言えない。「考えており」という発言からも承認取り消しが違法であると推察できる。

翁長知事は「(辺野古への)警視庁の機動隊の大量導入など政府はなりふり構わずに移設を強行しようとしている」と述べて政府を批判するがそれが翁長知事を法的に有利にすることはない。
沖縄防衛局が自らの立場を「私人」として承認取り消しの執行停止を申し立てることを非難してもなんの効果もない。

国交省は翁長知事が違法である承認取り消しをするのを待っていたと思う。翁長知事が承認取り消しをするとすぐに国交省は是正の勧告を出した。予定通り翁長知事は勧告に従わなかったので、国交相は週明けの9日にも是正を指示する文書を送付する。当然翁長知事は是正指示にも従わない。国交相は月内にも代執行を求めて高裁に提訴するだろう。これが国交相の予定であり、予定通りにことは進む。
翁長知事は「取り消し」の法律がないのに取り消したのである。違法行為をしたのである。違法行為をした翁長知事が裁判で勝てるはずがない。


2015年11月21日
議会制民主主義・法治主義に唾した翁長知事

政府は17日、米軍普天間飛行場辺野古移設で翁長雄志知事による埋め立て承認取り消しを撤回する代執行に向けた訴訟提起に踏み切ったが、政府が代執行訴訟の理由の一番目にあげたのは、瑕疵の有無にかかわらず、翁長知事の取り消しは違法であることである。これは申請に瑕疵があるかないかは関係がない。

 公有水面埋め立て申請を県が承認するとすぐに埋め立て工事に入る。それを前提にした埋め立て申請であるから、申請に瑕疵がないと判断すれば、瑕疵の部分の作業修正を求めることはできても瑕疵があるという理由で取り消すことはできない。 

翁長知事による埋め立て承認の取り消しは違法だとして、政府が代執行訴訟を提起したことについて、翁長知事は「県民にとって『銃剣とブルドーザー』による強制接収を思い起こさせるものだ。今後、訴訟の場においてわれわれの考えが正当であることを主張・立証していく」と述べているが、代執行訴訟は60年以上も前の『銃剣とブルドーザー』とは関係がない。問題は現在の日本の法律に翁長知事が違法行為をしたかしなかったかである。60年以上も前の『銃剣とブルドーザー』が強制接収だったとしても翁長知事の違法行為が合法行為になることはない。承認の取り消しは違法行為であり不正行為である。

日本は議会制民主主義国家であり法治国家である。知事選で勝利して知事になったとしてもやりたい放題できるものではない。法治国家である日本では知事は法律を守らなければならない。選挙公約を実現させるためであっても違法行為は許されない。選挙公約は合法で実現しなければならないのが県知事の義務である。

日本は議会制民主主義・法治国家である。沖縄県は日本の地方自治体であり、翁長知事は沖縄県の首長である。日本の法律があるからこそ翁長知事は沖縄県の知事として存在するのである。日本の法律を適用しなければ翁長知事は知事として存在することができない。日本の法律の適用なしには存在することができない翁長知事が日本の法律を破ったのである。あり得ないことである。

県が埋め立て承認したのを取り消した翁長知事は議会制民主主義・法治国家日本に唾を吐いたのである。

きょう辺野古代執行訴訟第1回弁論 知事、意見陳述へ

 米軍普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古での新基地建設をめぐり、翁長雄志知事の埋め立て承認取り消しの撤回を求め、国土交通相が提起した代執行訴訟の第1回口頭弁論が2日午後2時、福岡高裁那覇支部(多見谷寿郎裁判長)で開かれる。基地問題で県と政府が法廷闘争に入るのは20年前の代理署名訴訟以来2度目。口頭弁論では翁長知事が意見陳述する。知事は沖縄の過重な基地負担の現状や歴史を説明する。その後、弁護団が取り消しの理由とした法的瑕疵(かし)を説明する。
国側は、国防や外交は埋め立て承認に関する知事判断の裁量外などとして、前知事の承認に瑕疵はないと主張する。承認取り消しで「多大な不利益」が生じるとして、仮に承認に瑕疵があっても取り消しはできないと主張する。
県側は県民の同意なき新基地建設の強行は憲法が保障する地方自治を侵害するとして「違憲だ」と訴える。国による代執行は他に解決策がない場合に認められるとし、訴え自体の却下も求めている。
県は、過重な基地負担を背負う沖縄に新基地を造る理不尽さや、国が移設計画の根拠とする抑止力論、地理的優位性論にも踏み込んだ審理を求める。県の主張を網羅的に訴えることで、世論にも働き掛ける狙い。
翁長知事は1日に裁判所に提出した陳述書で「普天間基地の原点は戦後、住民が収容所に入れられている時に土地を強制接収されたことだ」と訴えた。また前知事による埋め立て承認の1カ月前には、県環境生活部が生活環境と自然環境の保全に「懸念が払拭(ふっしょく)できない」と指摘した点や、第三者委員会が承認に瑕疵があったと報告した点を挙げ、承認の取り消しは正当だと主張した。県は第2~第6準備書面も提出した。(琉球新報 12月2日配信)

 2010年の民主党政権時代に菅首相が辺野古区、名護市長、県知事の同意のもとに辺野古崎沿岸を埋め立ててV字型飛行場を建設することを決めた。ここまでが政治問題であり、V字型飛行場建設で政治決着をしたのである。政治的に結着したから防衛局は辺野古崎沿岸の埋め立て申請を県に提出したのだ。
 もし、防衛局が埋め立て申請をした時に仲井真知事ではなく翁長知事であった時、翁長知事が申請を承認しなかった時はどうなっていただろうか。埋め立て申請を承認するか否かは公有水面埋立法という法律を基準にして審査をする。審査の結果瑕疵があれば県は防衛局に訂正を要求する。瑕疵がある間は県は承認をしない。しかし、瑕疵がないと判断すれば県は承認をしなければならない。瑕疵がないのに承認をしなかった時は防衛局は埋め立てを管理している国土交通省に訴えて、国土交通省は訴訟を起こすことになる。

 翁長知事は、承認をする権利があるから取り消しをする権利もあると主張しているが法律を知らない翁長知事の勘違いである。
 埋め立て承認をするかしないかは県知事の権利ではない。埋め立て承認は公有水面埋立法による法的な手続きであって政治的な権利はない。だから、国は瑕疵がないのに県知事が承認を拒否すれば訴訟を起こして裁判で決着をつける。

防衛局が埋め立て申請を出す前に翁長知事が辺野古移設に反対した時はどうなるか。
辺野古移設は国、県知事、名護市長、辺野古区の四者が賛成した。四者が賛成したことを、次の県知事と名護市長だけの反対で取り消すことはできない。行政は継続性が重要であり、次の首長になる者は前任が決めたことを引き継がなければならない。辺野古移設が決まる前なら移設反対をして阻止することができるが、移設が決まった後からはできない。それが日本の法律である。
琉球新報の記事には、
「国側は、国防や外交は埋め立て承認に関する知事判断の裁量外などとして、前知事の承認に瑕疵はないと主張する。承認取り消しで『多大な不利益』が生じるとして、仮に承認に瑕疵があっても取り消しはできないと主張する」
と書いてあるが、国の主張は少しずれているような気がする。
辺野古埋め立ては那覇第二滑走路埋め立てと同じで公有水面埋め立て法に関係しているのであって国防や外交は関係がない。「承認取り消しで『多大な不利益』が生じる」ことも関係ない。埋め立て承認は法的な事務手続きであり、一度承認した県が承認を取り消すことは法的にできないということである。だから「仮に承認に瑕疵があっても取り消しはできない」のだ。
瑕疵があった場合は埋め立て申請を審査した職員を処分し、国には瑕疵があることを報告し、申請書の訂正を要求することしかできない。取り消すことはできない。

翁長知事の主張は政治的であり、法の無知をさらけ出しているだけである。公有水面埋立法に関係のない翁長知事の政治的主張はすべて却下されるだろう。参考人もすべて却下されるだろう。

2015年12月04日
自民党県連よ 翁長知事に進退を賭けさせろ
 県議会11月3日の定例会の代表質問で、翁長知事は米軍普天間飛行場移設に伴う辺野古新基地建設をめぐる国との代執行訴訟で2日に法廷で意見陳述したことについて「県としては(埋め立て承認)取り消しは適法だと考えている。今後も訴訟の場で県の考えが正当であることを主張、立証していく」と述べた。
埋め立て承認取り消しは違法であると国は明言している。
辺野古代執行訴訟 国側準備書面の(1)御庁提示の見解についてで、
「御庁から、行政処分に瑕疵(かし)があれば原則として自庁取消権が発生し、例外的に自庁取消権が制限されるとの見解が示されているが、行政処分に瑕疵があっても原則として自庁取消権は発生せず、極めて例外的な場合に限り、自庁取消権が発生するものと解される」
と述べている。法律の文章はややこしくて理解しにくいが、県が承認したものは例え瑕疵があったとしても県に取り消しの権利はないということだ。取り消す権利がないのに取り消したから国は違法だと翁長知事に忠告したのである。
国の忠告を無視して翁長知事は承認を取り消した。そして、取り消しは「適法」だと主張し、国と真正面から対立している。

町田優知事公室長は、訴訟の判決を受け入れるのかとの質問に対し「法律上の争いについては裁判によって法律関係、権利義務が確定される。判決によって訴訟が終結するのは当然だと考えている」と答えたというが、裁判で負けるということは翁長知事が違法行為をしたことが確定することである。
日本は議会制民主主義国家である。議会制民主主義の根幹は法治主義である。知事の違法行為は議会制民主主義の根幹を揺るがすものである。違法行為をする知事は知事の資格がない。
「訴訟の判決を受け入れるのか」という質問は生ぬるい。とても生ぬるい。自民党県連は翁長知事に進退をかけさせるべきである。

 2015年12月04日のブログに書いてあるように、承認取り消しした翁長知事には政治生命を賭けさせるべきであった。

 知事は県の最高権力者である。その最高権力者が違法行為をしたのである。
 議会制民主主義国家の法律の規定によって県知事は存在する。県知事は法律に則って行政を行う。法律を守るのが県知事の絶対条件である。
 翁長知事は12月20日に最高裁から県の敗訴が言い渡される。つまり翁長知事の違法行為が確定するのである。違法行為をやった翁長知事が知事であり続けるのはあってはならないことである。

 翁長知事は「確定判決には従う」と述べていて、最高裁判決後に埋め立て承認取り消しを“取り消す”見通しとなった。しかし承認取り消しを取り消した後も、「あらゆる手法」で辺野古新基地建設を阻止すると述べた。
 承認取り消しを取り消すということは辺野古埋立を県知事として認めるということであり、辺野古基地建設を認めるということである。それなのに辺野古基地建設を知事の権限を使って阻止するということは矛盾する。矛盾するし、知事の権限で阻止することができないのははっきりしている。

 翁長知事は承認の取り消しという違法行為をしたのである。違法な主張をして翁長知事は県民の税金で裁判した。それも許せないことである。

翁長知事は県知事としてやってはいけない違法行為をやったのである。辞任するのが当然であり筋である。しかし、翁長知事は辞任しないだろう。であれば自民党が翁長知事を追い詰めて辞任させてほしい。
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