岡山県倉敷市の塗装屋日記

岡山県倉敷市の共栄塗装店の2代目が、仕事から日々日常の事まで書いております。

外壁塗装の破風板塗装

2009年01月23日 20時39分42秒 | 外壁塗装(モルタル外壁)
いつもありがとうございます、
外壁塗装の共栄塗装店橋本豪紀です。
岡山市のお客様宅にて、屋根と外壁の塗装をさせていただいています。

今日の作業、まずは「破風板」(はふいた)の塗装です。


塗装前の状態。旧塗膜がはがれています。

このように塗膜がはがれてしまった原因として、
新築のときに水性塗料を塗ってあることが考えられます。

屋根材や壁材と違い木は呼吸をしていますので、
水性塗料では木の呼吸に押し出される恐れが高く、
木部への水性塗料の塗装はお勧めできません。

今回塗装をするにあたって、まずははがれた塗膜を
除去し、油性アクリルシリコン塗料を最低3回は塗ります。

旧塗膜の除去

はがれそうな旧塗膜を除去しました。


瓦を汚さないように、黄色い養生テープを貼った後、
油性塗料を塗装いたします。

1回塗装して、しばらくしてから撮った写真です。
太陽に焼かれ、雨に打たれてきた木部ですので、
1回塗った塗料はすぐ吸い込まれてしまいます。
今後、2回、3回と塗り重ねていくことで、キレイな状態にします。


その後、東側の外壁に下塗りシーラーを塗装しました。

使用塗料は、「ナノコンポジットシーラー」です。


洗浄した後の外壁は表面が荒れており、
水分を吸い込みやすい状態になっています。
そのままの状態では壁が塗料を吸い込んでしまい、
仕上げ塗料がムラになってしまいます。

このシーラーを塗装することで壁の表面に膜を張り
その後の塗装の吸い込みを防ぐことができます。
非常に重要な工程がこの「シーラー塗装」です。

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