旧・坂本ひろし活動日誌(2005~2014.8)

日本共産党・坂本ひろしの活動や日々のつぶやきを掲載。OCNブログ人サービス停止に伴いgooブログに記録。

新湊大橋、歩行者通路の安全対策を!

2011-01-25 14:36:00 | 活動報告

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24日、党富山県委員会としての政府予算交渉のため、上京しました。

朝一の飛行機や列車が雪のために遅れる可能性があるため、夜行バスに頼らざるをえませんでした。北陸方面からの夜行列車が昨年廃止されたため、夜行バスしか選択肢がないのが現状です。夜間、窮屈なバスのシートで揺られ朝5時すぎに池袋に到着、集合時間までネットカフェにて時間をつぶしました。

交渉は、参議院議員会館の一室で行われ、17名の党地方議員らが参加。井上さとし参議院議員も同席しました。

たくさんの要望項目がある中、重点要望について政府当局とやりとりがありました。

射水市関係では、新湊大橋の自転車・歩行者の防犯対策についての要望を提出。

新湊大橋の両脇にエレベーターが設置され、橋の下側にはガラスばりの歩行者自転車用通路が作られます。多くの場合、お年寄りや子どもたちの通学や移動に利用されることになります。しかし、この通路は、エレベーターに乗った瞬間から向こう岸のエレベーターで降りるまで、完全な密室空間となってしまう構造です。地元地域からは、防犯上の対策をぜひとってほしいという要望が出されています。

<国土交通省の回答>

国としては県とも調整しながら、防犯カメラや警報装置を設置することにしている。防犯カメラ・警報装置は25メートル間隔で21基設置する計画で、完成後は富山新港管理局で管理する。

そこで、私は一言質問しました。

<私の指摘>

主に利用するのはお年寄りとか高校生とかいわゆる弱者である。これらの人が密室空間で行き来することになり、場合によっては長い距離・長い時間を一人きりで歩かなければならないことになる。カメラや警報装置があったとしても怖いというが地元のみなさんの思い。できたら、両岸のエレベーター乗り口と、橋の中間地点に、常時ガードマンを置いてもらえないか?というのが地元の願いだ。

仮に、県や市が人をつけようということになったとき、設計の段階でガードマンがおけるような空間などをつくるような工夫も含めて、検討していただくことは可能なのか?

<国土交通省の答え>

完成後の管理は、富山県。県としてガードマンを配置することまでは考えていないと認識している。しかし、もしそういうガードマンの対策をとられるという事になれば、まだ完成まで2年があるので、設計上の変更など対応は十分可能だ。

防犯カメラや緊急通報ベルがついたとしても、遠くの場所で監視しているだけで、何らかの犯罪が起きて、現場に警察などが駆けつけたときには犯人は逃げ去ってしまっている、といった事にもなりかねません。

ガードマンの24時間配置は難しいとすれば、例えば日中は地元のシルバーの方々に警備をお願いし、夜間は警察の巡回パトロール地点に設定するとか、いろいろ対策は考えられるのではないかと思います。

いずれにせよ、ガードマンが常駐できるような場所を確保するために、設計変更の対応は可能だという点が分かっただけでも一つの成果です。

今後は、県が責任をもって安全対策とるよう求めていかなければなりません。

以前、富山駅の長い地下道を一人で夜間歩いたとき、ずっと向こうから人が歩いてきて何とも言えない怖さを感じた事があります。

やはり、お年寄りや子どもたちが安心して行き来出来る条件を整備することが行政の責任ではないかと思います。


県議選射水市(定数3)に5人

2011-01-15 12:51:25 | 県政・市政など地方政治のこと

4月1日告示、10日投票の県議選。射水市選挙区(定数3)の候補者がようやく出揃いました。

現職の湊谷道夫さんの進退も含め社民党の次期候補者の決定が注目されていましたが、本日の報道で正式決定した事が伝えられました。道夫さんのご長男(茂さん)が出られるそうです。

射水市選挙区は、定数3をめぐって、事実上、以下5人の顔ぶれとなります。地域、党派、年齢、などは次の通り。

小杉・黒河    坂本ひろし(共産、新)  40歳

小杉・三ケ    永森直人さん(無、新)  35歳

新湊・八幡町  四方正治さん(自民、現) 66歳

新湊・庄西町  海老克昌さん(民主、新) 29歳

新湊・高場新町 湊谷茂さん(社民、新) 46歳

(参考)前回の県議選の結果は次の通り。

当選 なつの元志 18276票(自民・現)
当選 四方正治  11568票(自民・現)
当選 湊谷道夫   7953票(社民・現)
次点 坂本ひろし  5888票(共産・新)

前回私は、告示前1ヶ月前の出馬表明というわずかな準備期間での闘いでした。大きなご支援をいただき、多くの方から激励をいただきながら、あとわずかでした。来たる4月の県議選、「今度こそ」という決意でがんばり抜きたいと思います。


訪問活動で見えてくる―危険な道路

2011-01-06 00:44:00 | 活動報告

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昨年夏から開始した対話活動はすでに1万を超えましたが、その中でいろいろ市民生活に関わる要望、「困った」問題をお聞きしたり、気づかされたりする毎日です。

南太閤山では、「フレッシュ佐竹」(スーパー)が12月で閉店、あるおばあちゃんが、「重い荷物を今まで以上に遠い店から持って歩かなければならない」と大変困った表情で語っておられました。いわゆる「買い物難民」問題を目の当たりにしました。

またある所では、消雪装置をつけてほしいとか、一人暮らしの障がい者宅に続く道路が狭く消防車・救急車も入らづらいのでどうにかしてほしいとか、いろいろな声をお聞きしました。

大門の水戸田地内で訪問中、富山県道9号線(富山戸出小矢部線)を歩きましたが、歩道もほとんどない狭い道路で、私たちの横をビュンビュンと車が行き来し、とても怖い思いをしました。大人でさえもとても歩けない道路なのに、お年寄り、子どもだとこれは大変だなと思いました。

【動画はそのときのもの】

沿線のお宅でこの道路の問題を投げかけると、「そうなんですよ、どうにかならないかとずっと思っていました」「こんな話を聞いてもらえるのは初めてです」などと実情を詳しく話して下さいました。

この道路は、この地内だけでなく他の地域でも同様で、交通量に比べて道路が狭く、歩道の整備率も低く、大変危険な状態です。

市内あちこちを歩けば歩くほど、いろんな問題が見えてきます。

こうした問題は追求すればきりがないといえばそれまでですが、しかしそれを住民の切実な問題として「どうにかできないか」と知恵をだし、解決へ向けて努力することは、やはり必要な事だと思います。