癒(IYASHI)

徒然なるままに令和時代のニュースなどの種を拾い癒し求めて綴ります      

■渡辺副大臣が首相批判 天皇陛下を政治利用・中国副主席会見「今からでもやめた方がいい」

2009年12月13日 19時24分29秒 | 政  治

鳩山由紀夫首相が、天皇陛下と中国の習近平国家副主席との特例的措置による会見を指示したことについて、民主党の渡辺周総務副大臣は13日、テレビ朝日の番組で、「天皇陛下の政治利用と思われるようなことを要請したのは誠に遺憾だ」と述べ、批判した。副大臣が首相を批判するのは異例のことだが、天皇陛下にかかわることだけに、問題を深刻にとらえているとみられる。

 渡辺氏は「やめていいなら、今からでもやめた方がいい」とも指摘した。

 さらに、1カ月前までの申請ルールが守られずに会見が設定されたことに関して「国の大小、経済力、政治力の大きさで優劣をつけることは絶対あってはいけない。

(会見設定は)大国、小国に差をつけず公平にやってきた。民主党内でもまずいと受けとめている人間は多い」と強調。中止できない場合でも「1回限りの特例にしないといけない。二度とこんなことはしてはいけません」と述べた。

 同じ番組で、社民党の阿部知子政審会長は「特例でも認めてはならない」との認識を表明。国民新党の亀井亜紀子参院議員は「(政治利用への懸念を示した)羽毛田信吾宮内庁長官の話はもっともだ」と語った。 【産経ニュース】
                     
                                                           

慣例を破っても天皇陛下を政治に利用とすることは明白だ。
民主党がなぜ無理やり慣例を破り、強いては憲法破りといわれても仕方ない鳩山首相の常識の無さに呆れるばかりである。

民主党の命運にもかかる重大事項であることを分からないのかといいたい


■【新・民主党】・・「首相は小沢が決定」・ポスト鳩山→ 当て馬・菅→本命・原口一博?!社民連立消滅?

2009年12月13日 19時17分27秒 | 政  治

社民党は11月下旬、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾(ぎのわん)市)移設問題をめぐり、深刻な党分裂の危機に直面していた。

 同県名護市辺野古(へのこ)への移設案に一貫して反対の立場をとってきたのが社民党だ。だが、消費者・少子化担当相として入閣した党首、福島瑞穂の言動は当初鈍かった。党内の不満は爆発寸前となり、12月の党首選に向けて福島以外の候補を擁立する動きもあった。

 党副党首の又市征治が頼った先は民主党幹事長の小沢一郎だ。社民党はまず、11月16日の与党3党幹事長会談で移設問題を持ち出したが、このときは小沢は「ここで話す問題じゃない。内閣の話だ」と切り捨てた。政府に口出ししているとみられることを極度に嫌っているからだった。

 又市は30日に再び小沢に電話で協力を求めたが、小沢は「福島が頑張ればいいじゃないか」とつれない。

 だが、又市が「3党連立が壊れるかどうかの政局に発展する。だからお願いしているんだ」と食い下がると、小沢の対応はがらりと変わった。「分かった、分かった」と応じたのだ。

 福島が「重大な決意」を表明した12月3日には、辺野古が前提となっていた移設問題の潮目は変わり、政府与党内では決着先送り論が主流となっていた。

 福島は4日朝、小沢にお礼の電話をかけた。

 「まったく、今の内閣は一体どうなっているんだ」

 小沢の口調に、社民党幹部らは小沢が政府側を一喝したと確信した。

連立解消論

 小沢は11月17日、当選同期で先の衆院選で落選した国民新党最高顧問、綿貫民輔と国会内で面会した。

 「民(たみ)さん、郵政株式売却凍結法案は絶対やりますから。過半数の議席があるから」

 臨時国会は法案処理が立て込み、首相官邸には凍結法案の先送り論もあった。同法案を「党の1丁目1番地の課題」とする国民新党は、小沢のお墨付きを得て安堵(あんど)した。法案は会期を4日間延長して成立した。

小沢は12月7日の与党幹事長会談では「これからも3党連立を強固なものにしていきたい」と語った。

 「私も政界に25年いて、相手が口先だけで言っているかどうかは分かる。小沢さんは連立の大切さを非常に理解している」

 国民新党幹事長、自見庄三郎は会談後、こう手放しで喜んだ。小沢が現在、連立の枠組みを重んじているのは明らかだ。

 とはいえ、来年夏の参院選を展望すると、社民、国民新両党の議員の表情は曇る。民主党が参院でも単独過半数を確保すれば、数の上で連立を組む必要性はなくなるからだ。

 小沢は今、「参院選に全神経を集中している」(周辺)。決戦を前に、小沢は自ら作り上げた3党の共闘路線にヒビを入れる言動を封印している。

 ただ、「参院選後も当面は連立を維持するが、政権浮揚につながるタイミングでいずれ、“連立解消カード”を切る」(小沢周辺)との見方は消えない。

ポスト鳩山

 11月13日、小沢は国会内で国民新党代表、亀井静香(郵政改革・金融相)と面会した。亀井から、無所属の元経済産業相、平沼赳夫らのグループ(3人)との連携模索を告げられた小沢は、「ちょっと時期が過ぎたな」とそっけなかった。

 「次に“賞味期限切れ”を宣告されるのは、社民党やうちの番だな」

 国民新党幹部はつぶやいたが、切り捨てられるのは首相、鳩山由紀夫も同じかもしれない。偽装献金、脱税疑惑にあえぐ鳩山の人気は、低落傾向にある。民主党内でも「参院選を前に、小沢は鳩山のクビを切る」(中堅)との観測もささやかれている。

 ポスト鳩山の最右翼とされるのは副総理・国家戦略担当相の菅直人だ。党幹部は「目立ちたがり屋の菅がおとなしくしているのは、鳩山政権倒壊の責任を負いたくないからだ」とみる。

 「今の状態では、小沢君に支持されない者が代表になる可能性はない」

 前党最高顧問の渡部恒三がこう断言するように、後継者選びの決定権を握るのはまぎれもなく小沢だ。

一方、「菅は当て馬」(中堅)との見方もある。そして最近、大穴として浮上したのが当選5期の総務相、原口一博だ。「若さが民主党のイメージに合う。小沢も嫌っていない」(ベテラン)からだ

 8日の政府税制調査会でのことだ。財務政務官古本伸一郎たばこ税などの報告を続けていると、原口は「古本君。説明が長いよ」とたしなめた。出席者の一人は「堂々としている。原口は首相の座を意識し始めている」と感じた。

 長老議員がため息をつく。「結局、小沢が決める。与党になっても何だか寂しいな」 (敬称略) 【産経ニュース】

    

                   
何も決めることなく相手の出方を待つ政策に終始する鳩山内閣は小沢幹事長の意を汲み取れ無ければ決定できない心の葛藤からなのだろう。小沢氏は内閣のこうした煮え切らない鳩山内閣のリーダシップに、ごうを煮やし、また献金問題を抱える鳩山首相を変えようとしていることが伺える。

菅首相もこうした次期首相を狙える状況を見てあまり活動しようとする姿が見えない。小沢氏の考え通りに行かなければ内閣までも思うとおりに決定できないジレンマを抱えている鳩山内閣に不信感を覚えるばかりである・・・・
小沢氏が居なければ進まない民主党と左よりに向おうとしているように見える政策を危惧するばかりである・・・