太田誠一農相が29日、政治団体の事務所経費問題を改めて説明したことを受け、町村信孝官房長官は同日の記者会見で「かなりきちんと説明できた」と評価した。
「進退問題はないか」との質問には「当たり前でしょう」と明言した。政府内では「当面の危機は乗り越えた」(政府筋)との安堵(あんど)感も広がっている。
しかし、与党側の見方は厳しい。太田氏が所属する自民党古賀派幹部は「支出の3割が説明できていない。第2弾が出たらアウトだ」と指摘。公明党幹部は「太田氏の問題は臨時国会で与党の急所になる。もう一段の公開をしてもらわないと困る」と述べ、太田氏の説明は不十分との認識を示した。
福田康夫首相は29日夜、首相官邸で「私は(太田氏の記者会見を)見ていない。あなた方が見ていたら教えてほしい」と記者団の質問をかわした。 【毎日JP】
本当に説明責任は果たせたと言えるのだろうか。
請求書を掲げただけで、中身にグレーの部分が見え隠れしているように思えてならない。
野党の追求される事項は避けられまい。どこまで持ち応えるか今後の対応に注目したい・・・・・・