三重県伊賀市の今岡睦之市長が、三重県中部を震源とした強い地震が発生した15日午後、同市で震度5弱を観測し災害対策本部を設置するという連絡を受けながらも
ゴルフを終日登庁せず、夜の懇親会にも出席していたことが16日、わかったと言うニュースで賑わっていた。二次会まで参加したと言うから更に驚いた。
今迄の危機管理の有り方について、一つも学習していない市長に呆れるばかりである。部長級で災害対策本部を設置したようだが、市長が本部長である事を知りながら、ゴルフ・飲み食いに興じたことを批判されている居ることさえ気がついていない様子の釈明に又驚くばかりである。
関係者によると、隣市の名張市と開いた恒例のゴルフ大会。名張市内のゴルフ場で15日午前10時ごろから、今岡市長と両市の幹部職員、市議ら約30人が参加した。
伊賀市が災害対策本部を設置したのは、地震発生から約20分後の午後0時40分。直前に幹部が市長と連絡を取り、震度5弱を観測したことなどを報告したと言うが
震度5強・弱と言う状態はどの位の震度かさえ認識していない市長のようだ。
部長・次長級職員は午後2時ごろ、プレーを中断して市役所に向かったが、今岡市長や課長級ら数人はとどまって午後4時ごろまでプレー。市長はその後、名張市内で催された懇親会にも参加したという。
ゴルフ大会の参加費と懇親会の費用については「私費で払った」と言っていると言うが経費のの問題ではない危機管理の無さに呆れてのニュースソースとなっている事に気づいていない市長。互助精神に欠ける市長と言われても・・・・・・・
今岡市長は
「携帯電話で10回ほどやりとりし、状況把握には努めた。帰るべきか迷ったが、伊賀市側が全員帰ったら名張市に迷惑がかかると思った」と釈明している。市役所で記者会見し、「災害対策本部長として、引き上げてくるべきだった。謙虚に反省している」と陳謝しているという。
その立場にある者はもう一度、危機管理・安全管理・互助精神の早期対応が市民の命に関する事だと言う事を知るべきだと思いながら・・・・・災害は忘れた頃にやってくる。