癒(IYASHI)

徒然なるままに令和時代のニュースなどの種を拾い癒し求めて綴ります      

「リカちゃん」40年!

2007年04月14日 20時45分52秒 | 癒  し
     リカちゃんが生誕40年 リカちゃんの新商品
長年親しまれてきた着せ替え人形「リカちゃん」が今年で誕生から40年を迎えるのを記念し、メーカーのタカラトミーは10日、新事業を発表した。新商品は「ワールドツアーシリーズ」。リカちゃんが「すてきなレディーになるために」パリやミラノなど海外を旅行するという設定で、洗練されたおしゃれな洋服や人形を販売する。親子で楽しめるブログも。JTBは「リカちゃんお薦めの」パリツアーを販売する。

                                     懐かしさは永遠?  

保険金底なし未払いの原点?

2007年04月14日 20時27分58秒 | コラム

保険金不払いで、紙面の1面を賑わしている記事が目に付いた。内容はある程度承知していたが、実態の中味が不明瞭だったので究明してみた。保険とは請求しないと支払いはされないと言うことを初めて理解できたような気がする。特に特約事項が問題を大きくしてきた所以が要因のようである。

上層部の頭の挿げ替えまでに及んでおり、深刻な状態を生んでいる。車両保険については落着のようであるが、問題は、損保各社間にに及んでいる事が複雑化助長しているようだ。それにしても284億円を越える未払いに、まだ底なし状態と言うことに驚いた。

市場から撤退などと言っている会社もあるようだか、損保会社は永遠に存続するだろうと認識していたが厳しい局面を迎えていることは確かなようである。

外資系会社と思われる会社のテレビコマーシャルは、一日中欠かすことなく放送されているにつけ、余程利益を上げていると事だろうと見ていた。コレも自由化の恩恵とだろうかと・・・。
しかし、日本大手損保は厳しい局面に立たされているようである。ある新聞は次のように報じている。
                 
 保険金不払い問題が、底なしの様相を呈している。生命保険主要12社が13日、金融庁に報告した保険金不払いの件数は合計22万件、265億円にのぼるが、これでも「中間報告」で、なお終息の兆しがみえない

激化する販売競争の陰で、「適切な支払いあってこその保険契約」という保険業の原点が見失われ、業界全体に契約者軽視の風潮が蔓延(まんえん)していた。

生保・損保業界では実態解明に向けた自浄努力にも鈍さが目立つ。契約者の保険不信は深まるばかりだ。

 保険金不払い問題がここまで拡大・長期化したのは、業界全体の横並び体質にある。平成17年に明治安田生命保険での保険金不払い問題発覚後も、業界他社の危機感は薄かった。

契約者に顔を向けた経営でなく、横並びの甘い基準による自主調査に流されたことが、契約者保護政策を進める当局をあきれさせ、強制調査に踏み切らせた。

 保険商品は複雑だ。今回の生保の調査では、保険会社がきちんと説明しなかったため、契約者が保険金を請求できなかった事例が目立つ。

損保でも、自動車保険などの不払い調査を昨年9月に終えたが、支払いが複数社にまたがる「他社またぎ」が新たに判明し、調査は泥沼に陥った。

 不払い問題の拡大には、成熟した国内市場で規制緩和が進み、競争激化で顧客獲得や収益拡大を優先する事情があったと指摘されている。

 損保各社は、10年の保険自由化による販売競争の激化を受け、一斉に主契約に付随する特約の拡充に走った。「社員でも完全に把握できないほど」(大手損保幹部)の特約は、契約者を置き去りにした。

生保業界でも、「(契約者から)請求がなければ支払わず」といった自己都合の意識が横行し、不払いの理由に仕立てていった。

 13日の各社の記者会見では、「市場から退場となる危機感がある」(東京海上日動火災保険の隅修三次期社長)との声も出たが、トップから末端まで染みついた契約者軽視の意識を、全社員が変えるのは容易ではない。

 「過去のうみ」を出し切り、危機感をばねに信頼回復に努めなければ、保険業界は衰退の道をたどることになろう。(産経新聞)

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