HELLHOUND-FILES 2

「HELLHOUND-FILES」の続き!

BACK COUNTRY

2014-11-02 21:56:22 | バックカントリーナイフ



11月15日(土)
東京都千代田区内神田1-18-12
フォーラムミカサエコ
で開催される“L.E.M.S.S”に参加します。
8F→7F会議場に変更されました。
開催時間は13時~18時です。
さて、L.E.M.S.Sに参加するための(間に合いました!)ボウイナイフです。
少し前にブッシュクラフトに混入させて発表するつもりで作っていたモノですが、別カテゴリー“バックカントリー”としました。
バックカントリー…直訳すると裏山になってしまいますが、大自然(の中)がよいかと。
本来のサバイバル…不意のトラブルに対処するための最低限の用意(道具)ではなく、意図してその場、その状況に臨むために用意が出来るカテゴリー。
意図的サバイバルツアーといってもいいかも知れません。
日本でもスキーやスノーボードのツアーがあり、ゲレンデではないので雪山を自分で登ったり、トラブルの予防、対処法を知っておく必要があります。
アメリカにはバックカントリーハンター/アングラーと呼ばれる人達もいます。
で、臨むためのナイフとして
・ナタとして使うため中~大型…割に軽い場合が多い
・小型なら厚い鋼材で重く…ハードコア
・タクティカルナイフ的ハードなスタイルのアウトドアサバイバルナイフ
という方向で考えています。
ブッシュクラフトではオノ、ノコギリを使うのが一般的とされているので、コンパクトなモデルが多く、シンプルなスタイルと共にイメージ的に違ってしまうのが問題で割り切れませんでした…「EXPLORER(仮)」参照。
EXPLORER改めBack.Country-BOWIE

・鋼材…5.5㎜厚SKD-11
.刃長…178㎜
・全長…310㎜
・表面処理…酸化処理
・ハンドル材…ナチュラルリネンマイカルタ
・シース…カイデックス、テックロック仕様。

カテゴリー紹介を兼ねたモデルなのでまだまだ展開していきます。

C.S完成しました。

2014-10-26 22:08:52 | タクティカルナイフ/オノ



11月15日(土)
東京都千代田区内神田1-18-12
フォーラムミカサエコ8F会議場
で開催される“L.E.M.S.S”に参加します。
前回の続きですが、完成しました。
製作と完成を繋いだのは初めてです。
たまたまネタ順と時期が重なっただけですが、話が続くと気分がよいです…話が分かりやすいかと。
で、どうなったかというと…
〈ブレード〉
6.5㎜厚のSKD-11で刃長165㎜くらい。
仕上げは酸化処理にするかレイデント処理にするか迷いましたが酸化させました。
重量バランスを刃先よりにしたいのでスエッジは普段より深く取っています(COMBATなんで)が、先の方だけに設定、これによりナタに近いバランスになっています。
〈ハンドル〉
ナイフの重量があるので5㎜厚のG-10を使っています。
いつも使う3.5㎜厚のボリュームは好みかと思いますが、クッション性(気持ちの問題か?)を考えての事です。
作り方にもよりますが、フルタングのナイフは打ち込んだ際のショックで手がシビれる事があります。
鋼厚が厚くなれば剛性が増し、しなりによるショックの逃げがなくなり、手がシビれると考えているので機能として厚くしました。
ハンドルエンドも小指で止まる仕様。
逆にフィンガーグルーブをなくして握りの自由度を高めています。
結果、極めてオーソドックス。
〈シース〉
いつものタイプのテックロック仕様のカイデックスシース。
重量があるナイフ用なので3㎜厚を使っています。
〈まとめ〉
復活モデルの内ではありますが、10年以上の時が経っています。
経験をふまえて作ったので新規の別物ですね…というか旧作は手伝いくらいでしたが…
今回のはシンプルにまとめてみましたが、ディティールを凝ったり、スタイルを変えたりとしばらく自由に作っていこうと思っています。

C.S

2014-10-19 22:06:19 | 製作



11月15日(土)
東京都千代田区内神田1-18-12
フォーラムミカサエコ8F会議場
で開催される“L.E.M.S.S”に参加します。
タクティカルナイフショウL.E.M.S.Sに出展するためのモデルとしてコレを用意しました。
まだ完成していませんが…
サクラブレードショウ3rdで初代のようなモノは作らないのか?と問われました。
タクティカルSTDモデルが確定した事もあり、次のフェイズとして初代のようなモノを作ると話しています。
それがこの“Combat.Survital”…ベタな名前ですが、そのうち気取った名前を考えます。
この“C.S”、初代の復活モノとしてルーティーンの登場なんですが、個人的メモリアルモデルとなってしまいました。
昨年の関アウトドアズナイフショーの当日、初代の製作を担当していたI氏が亡くなりまして、通夜に行っています。
初代復活モデルの登場が担当だった人の1周忌とは因縁を感じでしまいます。
さて、STD群と違い、今回のコンセプトは「ヘビーデューティー」。
STD群の中にD.Rというモデルがありますが、STDのコンセプト「軽量、コンパクト、高剛性」からサイズの割りに軽くしたところ、初代の後継のつもりが認めてもらえなかった経緯があります。
このC.Sは重いです。
景気よく厚くしたので(私的に)初代より重くなりました…SKD-11、6.5㎜厚。
サイズも初代に合わせました…ブレード長6.5インチくらいと、初代と対話していたところ…思い出した!
「コメントの…」のK DOG様
“唯一フォルダー”にナイロンケースが付いていたと思います。
ナイロンケースは単体で装着するモノでありますが、初代のシースに“合体”します。
フィクスドシースは左右兼用、フォルダーケースを合体、分離で使い分けるモジュラーシステムとして考えていました。
落ちにくくするためベルトストラップのベロクロ部と交互にはめるのがコツです。
私のは当時接着しちゃいまして、外れません。
ちなみに、C.Sを初代シースに入れてみましたが、厚さでハンドルストラップが締まりませんです。

関アウトドアズナイフショー2014

2014-10-12 21:16:26 | ブレードショウ


まず、お知らせです。
11月15日(土)
東京都千代田区内神田1-18-12
フォーラムミカサエコ8F会議場
にて
開催される“L.E.M.S.S”に参加します。
招待者限定とされていますが、制限はありません、お気軽にどうぞ。
さて11、12日と関アウトドアズナイフショーに参加しています…というか、ケンゾーウラベ氏のテーブルをコラボというかたちで占領しております。
あれよと日が過ぎてしまい、気が付けば前日という状況だったので出したいモノもありましたが、間に合わず。
残念ながらこんな感じが精一杯でした。
今年の来場したお客さんの総数は少な目、台風の影響が大きいかと。
西日本側遠方からのビルダーも早退した人もいます。
タイミングの悪い時に台風襲来、こんなときもありますね。
テーブル、会場とも2日目の写真。
1日目は少なかったといえ、お客さんで溢れていました。
早く来て早く帰る戦法と見ました。
その後はビルダー同士で情報交換、見直すべきところが具体化したので今後の設定を変える事にしました。
どのようにするかはオイオイに…
では、参加された全ての皆さん、お疲れさまでした。

A.R-SCOUT

2014-10-05 21:50:16 | タクティカルナイフ/オノ



その昔、“コンパクト.サバイバル.構想”なるものを掲げまして、5インチブレードでリカーブとストレートの2本のプロトタイプを作りました。
・TYPE・1…リカーブ、自分で使い現行型であるSTDに至る。
・TYPE・2…「サクラブレードショウ3rd」に出展、販売。
どちらもアースブラウンG-10ハンドルです。
プロトタイプ・2から発展させたのが“SCOUT”ですが、完成したのは1年以上前で「関アウトドアナイフショー」にも出展しています。
「3rd」以前にSCOUTは、この個体を含め2本完成しており、2本目はシングルフィンガーグルーブ、ナチュラルリネンマイカルタ仕様でした。
このSCOUTですが,後に
D.R-バリエーション(雪中の作業で使ってるヤツ)→HIKER→CAMPERという系譜の原点になっていますが、デザイン的にブッシュクラフト向きか?という事で、タクティカルナイフとしては作っていません。
タクティカルサバイバルナイフとして作ったSCOUTはブッシュクラフトになったわけです。
なぜ今頃SCOUTの紹介を?
もちろん「関アウトドアズナイフショー2014」展示の紹介ではありますが、店に置いてもらっていたのでSTDと列べる機会が無かったのです。
つまり記念撮影。
我ながら呑気ですね、ヘッヘッヘッ。
自分で作っといてなんですが、改めて見るとスマートなスタイルをしています。
マイカルタを太めで丸めているのでズングリなイメージでしたが…
〈SCOUT〉
・鋼材…5.5㎜厚SKD-11
・刃長…125㎜
・全長…258㎜
・ハンドル材…ブラックリネンマイカルタ
・シース…カイデックス、テックロック仕様
現在、自分で使っているHIKERはSCOUTデザインを軽量、小型化…というか当初テストしていたC.Q.D-STDのサイズに戻したモノです。
普通に使うときは十分なサイズですが、シェルター作ったりとハードな作業(こうゆう時は時間もない!)はデカイヤツが欲しくなります。
次に使うヤツは何にしようか検討中。
・バックパックに縦に入るサイズ
というオキテもあるので、このサイズは有力候補です。