行雲流水

ボランティア活動を中心に記録する

半夏生(はんげしょう)

2023-07-02 10:18:02 | 日記
 24節気72候の1つ。夏の節気は立夏・小満・芒種・夏至・小暑・大暑と続くが、夏至から小暑に至る15日間を3候に分け、夏至の第3候を半夏生とした。つまり7月2日から7月7日七夕までの5日間のことを指す。夏至から11日目、太陽暦の7月2~3日ころである。このころ半夏(烏柄杓-からすびしゃく)という毒草が生ずるとしたのが語源。
 朝日新聞、花おりおりの説明では、茎上部の葉が半分白くなる。そこから半化粧と呼ばれるとの解釈も。味わい深いが、漢名の半夏生に由来し、夏至から11日目暦の半夏生ころに白くなるのが語源。どくだみ科の多年草で、背は1メートルになる。半分白い葉は花弁のように見えるドクダミの白い苞葉(ほうよう)の祖型。盛夏には緑変する。(写真)
 夏至が済んでから半夏生に入るまでに田植えをする。タコを食べる風習は、「タウリン」という栄養素が多く含まれ、疲労回復、肝機能の強化、高血圧の改善、血液浄化作用、心機能の強化、視力改善など様々な効果がある。さらにタコには、味覚障害の予防や血液促進作用のある「亜鉛」も多く含まれて、田植えの後の栄養補給に最善なのかもしれない。