行雲流水

ボランティア活動を中心に記録する

「この世界の片隅に」

2017-01-07 16:33:41 | 日記
 今朝9時過ぎ映画を見に出かけた。きっかけは、映画の舞台の1つ江波地区の当時の生活や戦争の記憶を伝える冊子「証言江波に生きる」を読み、本を構成された市民団体「ヒロシマフィールドワーク実行委員会」代表中川幹朗さんに紹介された。
 四分の三世紀生きて、映画館へ出かけたのは数回しか記憶にない。近年右ひざを痛めて外に出あるく環境に無かったが、7年目にしてやっと普通に歩けるようになり、八丁堀東急ハンズ8階サロンシネマ(写真)へ出かけた。昨年末、新聞に映画ロケ地のマップが作られ観光案内所で配布中と知っていたので、9時45分原爆ドーム前電停で下車、平和公園元安橋西詰のレストハウスでその絵地図をもらい、急いで本通りを抜け10時ギリギリに滑り込んだ。シニア代金1,100円、土曜日で席が前の方しか開いていなかった。
 呉と広島を舞台にしたアニメーション映画で、当時の光景が自分の年齢とかぶるので懐かしく鑑賞した。主役のすずは以前朝ドラに出ていた能年玲奈さん(のらに改名)の声だとすぐわかった。絵地図をもらったレストハウス(旧大正屋呉服店)や江波のノリ作りカブトガニなど細かに描かれていた。
 陽気な季節になったら、もらった絵地図を持って江波地区を散策してみたい。