大沼にミサゴ！？

ビジターセンターを閉館しようと掃除をしていたら、大沼の上空を旋回する猛禽類を目撃！！トビと思ってみていたら、羽の内側が白かったので慌てて双眼鏡を持ちビジターセンターから観察。
ミサゴという鳥でした。日本では留鳥で海辺や湖沼・内陸の河川などに生息する準絶滅危惧種で、水域生態系の頂点に立つ鳥です。

大沼は断層湖という火山活動によりできた魚の生息しない沼でしたが、魚を放流してしまい魚が住むようになってしまいました。
その頃から大沼の生態系が少しずつ変わってきたのかもしれません。

ビジターセンター周辺の河川もイオウの濃度が強く魚はいないため、このミサゴは大沼の魚をねらってきたものだと思います。

今後ミサゴがどのように生態系に影響を与えるかは解りませんが、複雑な気持ちで観察をしていました。