お客様から次のような質問を頂きました。
『現在、使用済みの肥料袋を使って大苗育苗しているのだけど
ルートラップを使うのとはどのような違いがあるのでしょうか?』
一番の違いはルートラップの有する『通気性、排水性』です。
肥料袋は通気性、排水性が悪いので
細根が発生しにくく、根がルーピングしやすくなってしまいます。
対して、ルートラップは通気性、排水性に優れているため、
根の発生、伸長しやすい環境になり、
根が空気に触れるため、無駄に伸びず、分岐しやすくなります。
1番目の写真を見て分かるように
マンゴーは直根が多く、細根が少ないという特徴があります。
直根性のマンゴーをルートラップに入れて育苗することで
写真2段目のように充分な細根を確保する事ができます。
細根を確保することは、しっかりとした樹づくり、
果実の糖度アップなどつながります。
ルートラップに入れる用土も一工夫する事で
より健康でたくさんの細根を確保する事が出来ます。
サラサラした黒ボク、
排水性の悪い粘土などは避け、
写真3~4段目のような
排水性の良い赤土をベースに、ボラ土などをブレンドして
人為的な団粒構造を作ってあげる事が、根の分岐、細根の発生を促進させるようです。
マンゴーに限らず、果樹全般に言える事ではないでしょうか。
『現在、使用済みの肥料袋を使って大苗育苗しているのだけど
ルートラップを使うのとはどのような違いがあるのでしょうか?』
一番の違いはルートラップの有する『通気性、排水性』です。
肥料袋は通気性、排水性が悪いので
細根が発生しにくく、根がルーピングしやすくなってしまいます。
対して、ルートラップは通気性、排水性に優れているため、
根の発生、伸長しやすい環境になり、
根が空気に触れるため、無駄に伸びず、分岐しやすくなります。
1番目の写真を見て分かるように
マンゴーは直根が多く、細根が少ないという特徴があります。
直根性のマンゴーをルートラップに入れて育苗することで
写真2段目のように充分な細根を確保する事ができます。
細根を確保することは、しっかりとした樹づくり、
果実の糖度アップなどつながります。
ルートラップに入れる用土も一工夫する事で
より健康でたくさんの細根を確保する事が出来ます。
サラサラした黒ボク、
排水性の悪い粘土などは避け、
写真3~4段目のような
排水性の良い赤土をベースに、ボラ土などをブレンドして
人為的な団粒構造を作ってあげる事が、根の分岐、細根の発生を促進させるようです。
マンゴーに限らず、果樹全般に言える事ではないでしょうか。