(有)ハセガワ工業ブログ

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1伸長

2008-06-30 12:01:27 | Weblog
マンゴーの剪定も終わり、約2週間もすると新芽が動き始めます。
この第1伸長の作り方が大切です。
宮崎の場合おおむね1節切り戻し剪定。こ1伸長目を長く大きく作ってしまうと必然的に樹が大きくなってしまいます。
約25cm程度で抑えるのが理想的だと言われています。
そのためには徹底した水管理が必要です。
おおまかに言うと、水をしぼって伸長を調節するといった感じになります。

その水管理には根域制限は絶対条件です。

根域制限をしていないマンゴーの樹に対して水を控えると、更に根は水を求めてグーンと伸びてしまいます。

出てきた枝があまりに勢いが強い場合は、数本出させて力を分散させ、しばらくして取り除きます。

少し変わった

2008-06-25 17:19:31 | Weblog
マンゴーの根は一気に伸長させると良くない事は有名です。
そのため、ポット栽培の場合、毎年一回り大きなポットへ植え替えていました。
そこでちょっと変わった栽培方法がこの写真です。

生分解性ルートラップ+ルートラップシートを組み合わせた栽培方法。

ポットの周りに少しずつ土を被せていき、その分だけ根を増やしていく方法です。
灌水は『点滴』で全体にいきわたるようにします。

剪定のあと

2008-06-23 18:45:13 | Weblog
マンゴーの収穫も終わり剪定作業の忙しい時期がやってきました。

剪定した後の枝は病気の発生を防ぐためしっかりと片付けをするのが鉄則です。
ルートラップシートを表面に敷いているハウスでは、ホウキなどで小さい剪定枝も簡単に掃きとる事ができ作業効率を良できます。

防草、湿度過剰防止の他にもこの様なメリットがあるのです。

日本ブルーベリー協会シンポジウム

2008-06-20 18:11:35 | Weblog
6月19~20日にかけて大分県九重町にて第14回日本ブルーベリー協会シンポジウムが開催されました。
ブルーベリーの健康に対する機能性などたくさんのパネルディスカッションが行われました。

ブルーベリーは果実が目に良いだけでなく、葉の成分が肝機能障害に効果をもたらすそうです。

三紀土壌

2008-06-18 08:25:41 | Weblog
マンゴーの樹はとても樹勢が強く、直根が走りやすいのはあまりにも有名です。柔らかい火山灰土壌に植栽すると毛細根が増殖しづらい他、直ぐに樹が暴れてしまいます。

写真のような『三紀土壌』にヤシガラやボラ土などを混合すると良いと言われます。

粒子が大きい為、根が分岐し易く、毛細根の増殖を促します。

スリップス防除

2008-06-16 15:11:26 | Weblog
スリップス防除に大活躍してくれるのがこちら!!

「植物洗浄剤」
本来、レタスなどの葉物野菜を出荷する際に葉を洗う目的で使用する資材です。
野菜を洗うものだけに、安全でなければなりません。

「植物洗浄剤」の成分は食品添加物です。
重曹(炭酸水素ナトリウム)などから出来ています。
タンパク質分解酵素なども含まれており、この「植物洗浄剤」を農薬希釈の水に混ぜるだけ(1000倍希釈)で害虫防除効果をアップさせます。

剪定

2008-06-16 11:07:05 | Weblog
収穫が終わった後は、剪定作業に入ります。
宮崎の場合、一般的に一節切り戻しです。
しばらくすると、新梢が伸びてきます。この新梢をスリップスにやられると良くありません。
薬剤散布を数回行い徹底防除します。

しかし、スリップスなど害虫には抵抗性があり、思うように退治できないのが現状です。

そこで大活躍してくれる資材がこちら!!!

誘引

2008-06-13 15:31:57 | Weblog
マンゴーの枝の誘引にはいろんな目的があります。
樹勢抑制して花芽をこさせたり、樹型を低くする事で作業効率を良くします。

ハウスの入り口から向こう端が見える位が理想的だと言われています。

果実の色づきも必然的に良くなります。

青落ち

2008-06-12 08:53:32 | Weblog
昨日に引き続き「青落ち」について。

肥料のやりすぎ、水の切り過ぎ、やりすぎ、湿度過多など、いずれにしろマンゴーの樹に対して良くない条件の時に、苦しくなった樹は果実を切り離すと言われています。

しかし、有機質を施肥して味を濃くしたいし、最低限の水も切りたいものです。

このあたりのバランスが非常に難しいのです。