抽選に当たり、Nコン2011(NHK全国合唱コンクール)高校の部を見に渋谷のNHKホールに
行ってきました。
私にとっては初NHKホールで初生中継体験です。
さすがNHKのメインホール、吊り下げ式の集音マイクの数だけでも
舞台の直近に4つ、座席の上に3つありました。(普通のホールは全部で1つ)。
撮影用カメラも舞台上に小型カメラ(といっても手持ちではなく台車付き)が2台、
舞台下に大型カメラが2台の豪華設備でした。
ただ、どんなに良い状態で録音されたものであってもライブにはかなわないようです。
私は音楽に関しては語れるほどの知識を持っていないのですがそれでも録音した音と
生の音の違いははっきりと判ります。
今年の課題曲は銀色夏生作詞の「僕が守る」。
Nコンon the Webのホームページで各校の歌声が聞けますが 油断して聞いていると
詩と曲の良さに泣いてしまうことがあるので要注意です。 名曲だと思います。
コンクールが終わると各賞が発表された後に課題曲の全員合唱というのがあるのですが
これがコンクールとはまた違った素晴らしさがあります。
ノーサイドとなった高校生達が夏の間練習し続けた曲をホールにいる全員で歌うのですが
このホール全体から響き渡る歌声の圧倒的な音量と感動はライブでしか味わえないものでしょう。
それはそれとして残念ながら1972年設計の哀しさ、
椅子の座り心地の悪さは如何ともしがたいものでした。
3時間の中継が終わるころにはすっかり体が軋んでしまいました。
体を伸ばしながら振り返って撮ったNHKホール。
また見に行けたら、と思いながらホールを後にしました。
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