墓掃除

2018-12-29 | 日々のこと
体調はすぐれないけれど
何をおいても、これを済まさないと年を越せない。

父の命日前の墓掃除。

休みに入った次男が珍しく家にいたので
一緒に墓掃除。

外箒に塵取り、線香やらお茶、お水やらなんやら
持参して、いざ、墓へ。

この地でよくある、亀甲墓ではありません。
うちのは、それができるずっと以前のお墓で
山のような岩の中腹に、あなを穿って造られています。
墓の前庭が30畳ぐらいあるかな。
そこまで行くのに、階段もあります。
岩を覆うように木が繁っているので、あっという間に
雑草やら落ち葉だらけになります。

墓の中には、○○家の男系子孫が一同に入っています。
本来、実家(本家)だけが管理するものじゃないので
春の清明祭という大きな行事のまえには
門中(親せきといいますか)揃って、大掃除をするのだけれど、
それ以外は、だいたい、墓から近くに住んでる
私たち(本家)が、管理をしています。

私たちといっても、ほぼ、「私」です。

いろいろ、あってね。

嫁に出た身でありながら、墓守してるわけですよ。

しんどいですよ。

けれど、顔も見たことない、戦争で亡くなった祖父
もうすぐ100歳というところで逝った祖母
祖母より先に逝ってしまった我が父
そして、若くして父と同じような運命をたどって逝った弟。
何代も前のウヤファーフジ(ご先祖様)。
みんな、この中にいるんだ・・・と思うとね。

せめて、墓前だけでも綺麗にしておかないとな。
と、思うわけです。

で、父の命日を前に、掃除できました。

気持ちがスッキリしました。

明日は、仏前に手を合わせに行きます。









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