四季と自然とはりんこの花菖蒲

季節の草花を撮り歩き 家では花菖蒲にボケてます

我が家の花菖蒲 近況

2023年06月26日 | 花菖蒲

我が家の花菖蒲 今年最後の開花です。

山の雫(肥後系)


愛知の輝(野生黄菖蒲との交配) 一つ撮り忘れましたがこれで最後。今年は87品種咲きました。
両品種とも2週間ほど遅れての開花ですが5月末に病気の広がりを防ぐため殺菌剤を灌水した後回復したのかも知れません。
 株分けに入ったため残り花を玄関に飾りました。
花菖蒲用の花瓶はカワセミ柄の九谷焼です。今までも飾ってたけど恥ずかしかったため(華道の経験は全くありませんのであしからず)


株分けは7割ほど終わりました。今年は脇芽も大きく育ち、根の張りも良いので仕上げ用の5号鉢植えが多いです。

 苗が十分取れたため余った株です。

株分け用の苗。もったいないけど場所の都合で廃棄します。


赤玉土+ココピート+ピートモス(未調整)+リゾクトニア菌対策の有機微生物資材を混ぜた用土のpH値6


赤玉土+籾殻+ピートモス(未調整)+リゾクトニア菌対策の有機微生物資材を混ぜた用土のpH値5.6

花菖蒲の土壌酸度はpH5.5~6.0の微(弱)酸性が良いと言われております。
各資材の酸度 赤玉土pH5~6 ココピートpH5.5~6.5 籾殻pH5.5~6.5 未調整ピートモスpH3.5~4.5
有機微生物資材の酸度は不明です。

一般には(田畑など地球の土地)土壌酸度に大きく影響を与えるのは雨で、降雨の多い地域では水素イオンが
増えるため土壌は酸性(pH7が中性)になりやすく、逆に井戸水を多用する場所ではアルカリ性になりやすい。

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6/20 我が家の花菖蒲

2023年06月21日 | 花菖蒲

普通なら終わっている品種ですが遅れて咲きました。

青水巴


清少納言


ブルーボンボン

背の高い品種で去年より大きい花が咲きました。


今まで見たことなく全く覚えがない花が咲きました。鉢ラベルは「旭匠」で蕾が2本上がっており1本は間違いなく旭匠でした。
花姿は旭匠より舞扇に似ており 脇芽が出ておりますので追跡してみます。

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宇宙が咲きました。我が家の花菖蒲

2023年06月17日 | 花菖蒲

15年ほど前に花菖蒲愛好家の方から貴重な「宇宙」を分けていただきましたが、私の管理不行き届きのため
病気(リゾクトニア菌だと思います)ですべての品種が
全滅に近い状態になり、特にせっかく戴いた
宇宙も1株だけ小さな芽が残り、何度も『もうダメかも』を経験し今年で10年、花姿はまだまだですが
分かる人が見れば「宇宙」の特徴が出ていると思います。

6月10日開花、全体としては花も小さく幾重にも広がる花びらもありませんが特徴は出ています。

6月11日 2鉢目が開花(江戸系古花)

6月12日 3鉢目開花 14日に中心の4鉢目開花

ただいま二番花が咲き始めました。
多い時は30鉢以上になり地元の花菖蒲園にも宇宙を含め多くの品種を提供しました。
(この時は6品種30株くらい提供しましたが鉢植えだったため
トレーごと全部盗まれました)
と言うことでサイトに載っている「宇宙」はず~~っとありません。

「宇宙」と書いて「おおぞら」「あおぞら」と読みます。花菖蒲番付表でも「宇宙」は何千とある品種の中でも
不動の横綱です。なぜ?は話が長くなるので「宇宙」のリンクを読んで下さい。愛好家としては手元に置いて眺めたい一品です。
同時に宇宙を栽培している者としては多くの人に見ていただくと同時に決してビジネスではなく花菖蒲愛好家に広め
後世に残す役目があると思っております。私も先輩からそのように学び花菖蒲園に提供したのですが残念な結果になりました。
今年はもう収まったと思った病気が発生し、これから来年に向けて出直し作業になります。
ただ宇宙だけは今まで同様全く別にして管理して順次増やしていくつもりです。性質は弱く栽培には神経を使います。
まずは私がお世話になっている「東京花菖蒲会」から靖国神社に奉納させていただくことから始めさせていただきます。


今年、東京花菖蒲会から提供された4品種です。左の「千早城」が新たに加わりました。


最近 園芸店で売れ残りが安くなっていたので購入 左から「銀の糸」「かぐや姫」「長良川」「点染め」
さすが売れ残りは日陰で鉢土はカラカラ、株も小さく葉もしおれておりましたが何とかなるでしょう。

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6/16 我が家の花菖蒲

2023年06月16日 | 花菖蒲

今年の花菖蒲も終わりになってきました。

蛍の宿  葦の浮舟とほとんど変わりませんが無理に違いは言うと、紫の筋の間に砂子模様が多く全体的に赤っぽく見えます。


碧涛(肥後系) 大輪ですが草丈は60cm前後なので花菖蒲園のような見下ろす場所では映えず鉢向きの品種です。


舞扇(肥後系) 色、形、配色、丈の高さ、姿勢と見事な花は愛好家からも好評です。

過去には愛好家の投票で一番になりました。残念なのは開花時期が晩生なので花菖蒲園に咲いてもピークが過ぎて人が少ない。


舞子の浜(肥後系) 舞子と言う品種があり同じような形で 舞子は赤紫、舞子の浜は青紫になります。


彗星(肥後系) 去年は株が小さく今年初めて開花しました。 時間がたつと肥後系らしい形になります。


長良川 最近園芸店で売れ残りが安売りしていたので名前に引かれて購入(貧弱な株の開花ですからイメージです)


点染め(野生の黄ショウブとの交配種) こちらも残り物を購入したものなのでイメージです。本当の姿はこちらです。


鉢栽培は地植えと比べるとボリュームでは劣りますが移動して好きな場所、眺める角度が自由にできる楽しみがあります。


1週間ほど前の写真です。まだアップしておりませんが一番右手前に宇宙が写っております。

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6/14 我が家の花菖蒲

2023年06月14日 | 花菖蒲

なかなか写真の整理がつかなくなってきました。

堺の黄金(野生黄しょうぶ交配種) 鮮やかな黄色は毎年開花を待ちわびる品種です。


葦の浮舟(肥後系) 有名な品種で花菖蒲園でもよく見かけます。


朝焼富士(肥後系)


君子国(肥後系)


燭光錦(しょっこうにしき  江戸系)どちらかというとピンク色が目立つ品種なんだけど毎年更新して気長に待ちます。

左の花びらに少しだけピンクが見られるので名前は間違いないですね。


登竜門(肥後系)


水の光(江戸系)


千早城(花姿から肥後系だと思います) 東京花菖蒲会から送られ、初めての品種です。


佐野の渡(江戸系古花) 草丈1mくらいの六英は5号鉢でも大輪になる丈夫な品種です。

只今アップした佐野の渡で73品種目になり、あと少し残っています。

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