四季と自然とはりんこの花菖蒲

季節の草花を撮り歩き 家では花菖蒲にボケてます

南宮山ハイキング

2023年10月19日 | 登山

朝早く登るのが日課になっている地元の人がおられますが、かなりハードなハイキングです。

駐車時間が長いので参拝者とは別の場所に立派な駐車場があります。(境内まで1分なのでほぼ一緒)

美濃一宮 南宮大社(関ケ原合戦で焼失後、徳川家光によって再建)

南宮山へは本殿から左に行きます。


鳥居をくぐると山に入って行きます。

標高404m 登り1時間、下り45分と書いてあります。ハイキングコースとありますが ほぼ登山です。

若い時は六合くらい いけました ^^


頂上でできあがり(洒落が利いてます)  毛利秀元が1週間で築いたと言われる南宮山陣跡と虎口(写真の場所)


山頂は関ケ原合戦に参戦した毛利秀元(西軍 毛利輝元の名代、当時22歳)が15000の兵を連ね陣を張りました。
 関ケ原古戦場記念館より


雲りでガスっていますが名古屋駅前ビル群や犬山城まで見えます。ここからは関ケ原は見えませんが東軍が大垣から関ケ原に
向かうのは確認でき、後方から攻める予定だったが 家臣(従兄 吉川広家ら)が黒田長政(東軍)へ内通したため、南宮山の下に
東軍が布陣して毛利の進撃を阻んだため、兵は動くことができないまま合戦は東軍勝利で終わりました。


南宮大社の奥にある南宮稲荷神社まで下りてきました。


ここには東照宮が祀ってあります。

伊勢神宮と他、南宮大社にはお参りするところがいっぱいあります。
 行程です。
登山の基本は地図とコンパスですが、このアプリがあれば道迷いはほぼ0です。(記録時間は参拝と撮影時間を含みます)


南宮大社の見取り図 真後ろに伊吹山があり、これには理由があります。

googleMap 南宮大社と伊吹山に線を引きました。

普通 神社仏閣は南か東を向いていますが 南宮大社は南東を向いており、南宮大社が伊吹山を背に建立された理由は・・・

神武天皇の代から続く南宮大社は、鉱山を司る金山彦大神(かなやまひこのおおかみ)を祭神とし、全国の鉱山・金属の総本山に
なり、初詣には鉄鋼業・自動車関係など鉄を生業とした企業のスーツ姿集団が多く見られます。

本題ですが、鉄を加工する時は大量の火が必要となり、その火を熾す(おこす)には強い風が必要になり、この地は昔から北西に
位置する伊吹山から「伊吹おろし」と言う強風が自然の鞴(ふいご)になり鉄を加工する火力を作るため伊吹山を背にして風神を
迎え入れております。

境内から見た桜門、1月1日には初日の出が正面から射します。 南宮大社の初日の出 初詣客とカメラマンがゴッチャゴチャに
なり管理人も何度かチャレンジしましたが アウト です。こちらも南宮大社が南東を向いている理由になります。

南宮大社の住所は岐阜県不破郡垂井(たるい)町でして、新幹線から大鳥居が見えます。もう一つTV で有名になった垂井町は
駅の階段を上るとき関東は左側、関西は右側を通る実験で左右が切り替わる場所が垂井駅になり左右バラバラらしいです。最も
垂井駅の乗降者は少ないのでいつもガラガラなので真意は分かりません。ちなみに管理人は隣町の大垣なので左側通行です。

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天生湿原と籾糠山 登山編

2023年05月29日 | 登山

山友の天生(あもう)湿原へのルートが冬季閉鎖解除の情報で出かけてきました。


天生県立自然公園(標高1400m)は岐阜県が全国に誇る「岐阜の宝もの」として認定されています。


登山口 ⇨ 天生湿原 ⇨ カラ谷登山道 ⇨ 籾糠分岐 ⇨ 籾糠山 ⇨ 籾糠分岐 ⇨ ブナ探勝路 ⇨ ミズバショウ群生地 ⇨ 登山口のコース


8:25 最初にマットの上で靴底を洗う(下界から植物の種を持ち込まないため)、協力金を払って入山


クマ除けの鐘を鳴らします。


天生湿原の一部分


カラ谷分岐


カツラ門と呼ばれる高さ20mほどのカツラの巨木(もう何十年ぶりだろうか・・・やはり圧巻されます)


だるま石に木が覆いかぶさりマンモスのように見えます。


籾糠分岐 山頂までの距離(785m)は大したことありませんが、その分そこそこ急登があり全部階段です。


12:05 籾糠山(1744m) 東側に北アルプスが見えるはずだったけどダメでした。昼食後下山


籾糠分岐まで戻ってきました。ブナ林からミズバショウ群生地へ


ブナの林が続き気持ちがいいです。一人なので一斗缶ガンガン鳴らします(一斗缶たくさんあります)


少しピークは過ぎていましたがミズバショウ(水芭蕉)の白とリュウキンカ(立金花)の黄色が見事です。


天生湿原まで戻ってきました。こちらのミズバショウ花は終わって葉っぱだけ大きくなってもっとデカくなります。


14:30 フィニッシュ 今回は花・花・花の連続とジャングルのような自然の中を楽しんできました。

最後に初めての経験でゴール500mくらいの場所で何も前ぶれなしに右足がつって痛くて痛くて歩けなくなり
2,3分考え、スポーツドリンクの残り(200mlくらい)を飲んだら右足に液体が流れていく感じがして即
何もなく軽快に歩けるようになり、さほど汗もかかずまったく自覚はありませんでしたが脱水症状だったようです。
5月末とは言え、岐阜県北部の高地なので一枚余分に着ていたのと坂道はすべて階段だったので足の上げ下げが効いたかな。
これからは年も年なのでペットボトル1本余分に持って行くことにします。

何はともあれ無事(往復400kmほど)に帰ってこれました。次は天生湿原の花をアップします(我が家の花菖蒲も咲いてます)

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養老山登山

2023年03月21日 | 登山

3月20日 快晴、養老山に登ってきました。

養老町にあるミズノ工場ではプロ野球選手のバットを作っているところで有名です。


8:40 誰もいない広い無料駐車場からスタート


いつものハイキングコースの桜は来週からでしょうか。

落差約30m日本の滝百選の一つ、孝行息子の伝説と葛飾北斎も描いた名滝。普段はここまで約20分の勾配を歩いています。


上にある滝駐車所は有料です(平日500円、土日祝1,000円)

ここで住所、氏名、性別、電話番号、人数、目的の山、入山時刻、下山予定時刻を記入します。

登山口 ⇒ 山の神 ⇒ 三方山 ⇒ 笹が原 ⇒ 小倉山 ⇒ 養老山の左コース往復です。(登山レベル2)


三方山・養老山方面で左に入ります。


滝へ流れる上流の谷川だけど何故かいつも水がない あの名瀑はどこから流れてくるのか管理人は今も確認できていない。


いきなり急登が始まります。

延々と続きます。


分岐を左で三方山

折り返して笹が原峠から小倉山へ


小倉山からの展望は見事です。

左が乗鞍岳 右が御嶽山

左が能郷白山? 右は白山


養老山まであと少し


養老山頂 三等三角点、木々に囲まれ展望はゼロです。

小倉山まで戻って昼食、カメラレンズをマクロに変えて花を見ながら下山します。


14:37 駐車場まで戻ってきました。
 今回の記録時間が長いのは休憩時間もGPSを
止めなかったためで、駐車場から登山口までの往復と休憩や撮影時間を除くと4時間くらいの登山でした。
70歳超えての登山ならこんなもんでしょう。花のアップは次にします。

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冠山登山

2022年11月07日 | 登山

毎年11月初めは岐阜と福井の県境にある冠山(初心者向き)へ紅葉を見に登ります。

9:35 入山 


登山口標高は約1050mでかなり高い所にあるため いきなり眼下に山紅葉が見られます。


山頂が近づいてきました。

濡れ落ち葉は滑りやすく石や木の根が隠れているので要注意です。


山頂まで一息ですがこの先チョッと危険です。


崖登り(ここから一眼レフを片付けスマホで撮ります)

スマホの方がきれいに撮れるかも?

崖登りの途中から


11:05 山頂(三百名山 岐阜県)


山頂からの風景 正面 雲に隠れているのが白山(百名山 石川県) 右の中ほどに見えるのが荒島岳(百名山 福井県)


御嶽山(百名山 長野県)


伊吹山(百名山 滋賀県)


11:25
 下山


ロープはあくまでも補助、基本は三点支持でお互い譲り合いです。


⇧ イワカガミ     ⇩ イワウチワ


⇧ イワナシ     ⇩ ツルリンドウ


12:20 下山


紅葉は終盤でしたが天気にも恵まれいい汗をかきました。『冠山』 また来年の春まで ごきげんよう ^o^
  登山アプリ ジオグラフィカの記録です。記録時間と平均速度は休憩時間も含まれています。
このアプリは非常に優秀で一般でも使えます。私は無料で使っていますが 自分の位置(標高・北緯・東経)スタートから
ゴールまでの経路(地図は国土地理院を使用)を記録します。日本製なのですべて日本語 ウォーキングや緊急避難に使えます。

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笹又登山

2022年10月15日 | 登山

伊吹山の途中までですが久しぶりに山歩きをしてきました。

空との境になっているところまで登ります。


砂防ダム建設中の先は人と動物しか入れませんのでここからの道は登山者が付けます。


やっと登山道が確認できる場所まできました。


空が近くなってきました。汗びっしょり

笹又から登って真っすぐ行けますが右に曲がってみます(以前は雪崩で道がなくなっていました)


なんとか一人が歩ける道ができており先人に感謝です。ここは静間ヶ原と呼ばれる場所です。

ただ足を踏み外したら下まで50mは止まりません。


琵琶湖の湖北に位置する竹生島が見えます。


登山口が標高600mですから520m登るのに2時間かかり標準は1時間30分で管理人が若い時は1時間でした。


岐阜県と滋賀県の境がゴールになり、ここまで登ると風が冷たいです。

前に見えるのが伊吹山山頂ですがここから先はドライブウェイなので登山者は歩行禁止なのですが・・・?

もう50年以上前になりますがここから見えるドライブウェイは登山道だったのです。ドライブウェイを
作る時、登山道を作った山岳会の人たちが『登山者が通れる道を確保してほしい』と言ったらドライブウェイを
作っている地元のバス会社が了承してくれたのですが出来てみたら登山者が歩ける道がない!!
つまり約束違反だった訳で今でも登山者は悔しい思いをしています。
私はドライブウェイが冬季閉鎖になると山頂まで歩きます。


イヌワシの写真を撮るために天気の良い日には多くのカメラマンが陣取ります。でもこの場所はドライブウェイの
路肩なので駐車禁止なのですがドライブウェイ会社は通行料を払っているので何も言いません。
(すぐ奥に広い場所がありますがドライブウェイは歩行者横断禁止)

軽い登山で650Kcal消費 体重1kg減でした。次は静間ヶ原に咲く花をアップします。

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