映像詩

デジタル映像による心の表現
(映像作品制作を通して感じたこと)

1413-鬼瓦

2017年03月24日 | 30秒の心象風景
 建物の大棟や降り棟の端を飾る瓦。鬼瓦の起源はいつごろか。仏教寺院の本堂には必ず見られる瓦であるが、現存する最も古い木造瓦葺の仏堂は法隆寺の金堂だと思われる。その屋根を葺いている瓦は古様を伝えているのだろか。研究者の論文などで鬼瓦として登場するのは飛鳥時代までさかのぼるらしいが、その文様は蓮華文で現在のような鬼を描いたものではなかったようである。8世紀以降,鬼面を飾ったものが用いられたため,鬼瓦と呼ばれるようになったが,7世紀代は蓮華文だったというのである。現在のような角をもった鬼は14世紀以降に広まったらしい。

30秒の心象風景10654・聖域を守る~東光寺鬼瓦~
https://youtu.be/n2h09_rLHR8
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