姫路城は日本の城の代表的なものである。白い漆喰塗りの壁が特徴で、日本の城は白というイメージを作り上げている。しかし、それは徳川幕府のイメージ戦略もあるようだ。徳川政権以前からの外様大名の城は黒色が基調だったのに対抗しているようである。また、実用的な面からも防火に優れた漆喰塗りを導入したと思われる。石垣や漆喰塗りの技術はもともと仏教寺院の建築から導入されたものといわれるが、政治や軍事の拠点の建造物にとりいれられることになって、より高度に展開していったのだろう。
30秒の心象風景10676・江戸時代の形~姫路城~
https://youtu.be/fLLO7y4G9a4
30秒の心象風景10676・江戸時代の形~姫路城~
https://youtu.be/fLLO7y4G9a4