笑いまみれ・はなこば日記

笑うことを積極的に考える女の日記
新アドレス→http://hana58.hatenablog.com/

さんま御殿のくわばたさん

2014年09月15日 | 面白い女性
これは
わたしが書かなくて
誰が書く
という気持ちで書きます。

9/2火曜日の『踊る!さんま御殿!!』は
2時間スペシャルで
「ストレス妻が大暴露&男と女のカン違いSP」
と題して
1時間ずつのブロックに分かれての放送でした。

前半は
「ストレス妻大集合」
とのことで
女性ばっかり。
後半は
男女対決方式というおなじみの構成です。

この日のわたしの一番は
くわばたりえさんです。

くわばたさん以外の
前半の出演者は以下。

川谷友紀子
丸岡いずみ
山田花子
柴田理恵

鈴木奈々
辻 希美
福田 萌
藤崎奈々子

青田典子
大堀 恵

権田裕美
武田美保

(敬称略)

期待度の順に区別させていただきました。
大堀さんがさんまさんに気に入られてました。
これは今後リピートあり
だと思っています。
それはいいとして。

この日は
山田花子さんも
2丁拳銃修士さんの奥さんである友紀子さんも
ひとことでポーンと笑いをとっていて
格好良かったけれども
くわばたさんのパワーは圧倒的でした。

さんまさんに決して言いくるめられなかった。
さんまさんと同じ強さで
しかも早いパンチをくわばたさんは打っていた
と思う。

もっとも印象的だったのは
辻ちゃんの
子どもたちが全員発熱して
自分にもうつっちゃって
ものすごく大変だったときに
地方にいる旦那さんと電話していて
「がんばって」
と言われた。
腹立つ!もう、がんばってるよ!
というエピソードに
女性全員が共感しかける一瞬前に
さんまさんが
「なんでそんなの腹立つのや!」
優しいやないか!
男だって仕事頑張ってんねん!
という
マシンガンのような早さのガサツコメント。
辻ちゃんは
途中までは言い返そうと頑張りますが
あまりの圧に
うぐっ
と口をつぐみ下を向いてしまいます。
それを引き取ったのがくわばたさんでした。

あそこ
よく入っていったよ!

さんまさんが「どこの婦人会や!」といい
花子さんの「わたしたち、もう終わりにしましょう!!」
というコメントで
すべて収拾されたように見えましたが
あれは
危なかった。
女性全員の気持ちは
あそこで言いくるめられていたら
モヤモヤしたまま終わっていた。

堂々と言い返すことが求められる場面で
話術の達者なMCに挑んだくわばたさんは
きっと冷や汗かいたろうな
とは思うけど
立派でした。
そう思うのは態度が良かったわけじゃなくて
くわばたさんのエピソードもすべて
面白かったからです。
エピソード自体というよりはツッコミの視点がすばらしい。

これまでも
クワバタオハラのふたりは
さんま御殿にピンで出演してきました。
いつも悪くない
と思っていた。
でしゃばりすぎず
それでいて
しっかりとポイントを押さえた出演の仕方をしていました。
しかし
今回
しっかりはっきり
面白い!
に変わりました。

はじめて
クワバタオハラを見たときから
10年くらいが経過して
やっとここへきて
そう言えることに感動。

こういうこともあるから
ウォッチングは止められない。

クワバタオハラというコンビは
なんとつまらないのだろう
というのが
わたしの最初の印象でした。
漫才はぶりっこネタのようなものをしていたと記憶しています。

技術とかネタの内容どうこうの前に
何かがずれているという印象でした。
客観性に乏しいと思っていた。
自分たちを客観視していないので
不安定な気がしたのかも。
ぶりっこにして
男にモテタイなどと
言うほど
モテなさそうでもないし
小原さんが「うえ!」と吐くほど
くわばたさんは気持ち悪くはなかった。
だから常に
何かに無理をしている
痛々しい印象の残るコンビだと
思っていた。
で、女性芸人の位置としては
オセロと一緒にしておりました。
ネタのこなし方。など。

だから
モテナイキャラを演じていたけど
実は男性とお付き合いしてました
結婚します

くわばたさんが結婚謝罪会見をしたときに
何だと~!
とは全く思わず
わりと腑に落ちたのです。
謝りながら勝利を宣言する
なかなかの会見でしたけど。

その頃から
少しずつ
等身大のふたりを
垣間見ることができるようになってきた認識です。

くわばたさんの新婚幸せキャラは
いただけないものがありましたが
それでも
ご自身のお父様(このお父様が逸材!めっちゃ面白くて素敵)と一緒に出演する際の
くわばたさんの表情に余裕が出てきているような。
また
小原さんの破れかぶれの夜のオンナキャラは
なんだか許せる範囲におさまってきているように見えるような。

それはたぶん
年齢とともに
焦りや憤りが少なくなったきたからではないだろうか。

小原さんが
アンジャッシュ渡部さんのラジオに
新婚ほやほやで
出演したときも
自分が受けるであろうツッコミを
先回りして言えるほどの腕を持っているなあ
客観性あるじゃん!
って(常に上からすいません)思いなおした。

女性は年齢を重ねるほど面白い。
という
仮説があります。
私が勝手に思っていることですが。
おばちゃんや自分の母親の世代のひとって
面白い人多い。
ある程度の安定した気持ちと自信
また人目を気にしすぎなくなると
ひとはどんどん個性的になっていく。
やはり異性の目って、なにかしらのオモシロを封鎖している気がする。

あんまりテレビの世界では実証されていないけど
もしかして
これは
クワバタオハラで
見ることができるんではないかな
って期待しています。
おばちゃんになって
面白いって
最高に格好いい。

さんま御殿
また
くわばたさんが呼ばれますように。
そのときにまた注目。

最新の画像もっと見る