民主党の代表選を見ていたら
野田佳彦(ダチョウ倶楽部の上島竜平に似ている!)の演説の中に「下町ロケット/池井戸潤」の話が出てきた。
偶然TVの前のテーブルに妻が読みかけのその本があったのでちょっと手を伸ばしてみた。
それから一気読み。
さすが直木賞,一気読みできるほどおもしろかった。
ものづくりにかける日本人の気概が伝わってきてワクワクドキドキだった。
主人公,佃航平の台詞が心に残る。
「仕事ってのは2階建ての家みたいなもんだと思う。一階部分は,飯を食うためだ。
必要な金を稼ぎ,生活していくために働く。だけど,それだけじゃあ窮屈だ。
だから,仕事には夢がなきゃならないと思う。それが二階部分だ。
夢だけ追っかけても飯は食っていけないし,飯だけ食えても夢がなきゃつまらない。」
どうも最近日本では平屋建ての家が多い気がする。
それも外国人に揶揄されたウサギ小屋。
明日から2学期。
しっかりした2階建ての家を建てる子どもを育てたい。
それが僕の2階部分だったりする。