百人一首教室を終えて,
「平成21年度放課後児童健全育成事業指導員等資質向上研修会」
という長いタイトルの研修会へ。
どういうわけかここで分科会の講師を務めることに。
与えられたテーマは「遊びの指導について」。
遊びのプロでもある学童保育の指導員50人を相手に2時間半。
会場は圧倒的アウェーな感じ。
分科会が始まって10分ぐらいはかなりキツイ空気だった。
「誰,あんた?」的な空気と
「休みの日にこんなところにかり出されて」的な空気が充満。
なかなか視線も合わしてくれない。
問いかけにも反応してくれず,ジョークも空回り。
どうなることやらと思ったが,
グループを作ってKJ法を始めたときから空気がどんどんやわらいできた。
自然と話し声や笑い声が起きてきた。
こういう場で活動はきわめて大切だ。
休憩時間の後,百人一首で一気にブレイク。
すっかり打ち解けてホットな空気に。
ここでも百人一首の偉大さを痛感。
続いて行ったペーパーチャレランも熱中。
子どもにするより十倍丁寧な説明をしたけど,
なかなかわかってもらえないのにはちょっと驚いたけど。
子どもはとにかくやってみる,大人は完全に理解してから始めようとする。
一度わかると,そこは教材の力。
購入方法の質問も出たり,余分に用意した用紙を奪い合うように持って行ったり。
休憩時間になっても誰も席を立たないほど。
そのころには完全にこちらのペース。
教室でやるいろんなゲームをやって爆笑や拍手の連続。
終わってみればあっという間の2時間半。
その後もお礼や感想をいっぱい伝えてくれて,
自分で言うのもなんだけど,大盛況の分科会になった。
準備に苦労したけどいい経験になった。
帰りに自分へのご褒美として焼き鳥を購入して帰宅。