らんかみち

童話から老話まで

コシアブラは山菜の悪女

2014年04月07日 | 酒、食
 増税で生活が逼迫している、というわけじゃないけど、本日は柿の葉の新芽を天ぷらにしてみた。写真をアップするほどでもないので、というより柿の葉じゃなかったら恥ずかしいからね。いや、秋には柿がなっていたから間違いないか。

 柿の葉は柿の葉寿司にも使うし、桜の葉は桜餅に使うから食って体に悪いってことはないんだろう。旨いかどうかは別にして秋にはモミジも天ぷらにするから、たいていの新芽は食べられるんだろう。

 そんななかでも特に人気なのがタラの芽やコシアブラの芽。自生しているタラにはトゲがあるので、高温の油で天ぷらにするのが一番だろう。市販の小さいやつはバター炒めとかが味わい深い。

 タラの芽は山菜の王様、コシアブラの芽は山菜の女王様と呼ばれているけど、ぼくは女王様のほうが好きだな。タラよりもアクが強いので、悪女というところか。
 その悪女を栽培しようと3年チャレンジしたけど、当地の気候が暑すぎるせいか、ことごとく失敗に終わった。やっぱ、悪女は思うようにはできん!