はぎやまのりへいの日常

読書、映画、美術展、そしてキャリア教育。
好奇心と愛で書き綴ります。

Vol.110 100かいだてのいえのひみつ展

2011-03-02 06:22:39 | ライフ


実は妻が入院しているため、今は僕が主婦をやってる。主婦を初めて2週間目。
昨年の夏も会社を休んで2週間程度主婦業をした。その時は夏休みだったので、長男が実家の母親のところに行っていた。
いやあ、つくづく主婦業は大変で、世の中の主婦の人には本当に頭が下がる。

朝、早起きして朝ご飯の準備をして、ゴミを出して、子どもを起こして、ご飯食べさせて、雨戸を開けて、布団を直して、小学生の子どもを送り出して、洗い物して、洗濯して、またご飯つくって、掃除して、2歳児に昼寝させるために一緒に布団に入って、そっと起きて、洗い物を済ませたらやっと一息。子どもが起きたら買い物に行って、長男が帰ってきて、夕ご飯の準備を初めて、風呂も準備して、夕飯食って、風呂に入って、歯を磨いて寝る。の繰り返し。
忙しいし、自分の事は何もできないし、ほんとにマイルスデイビス。マイルスデイビスと云えば、「BITCHES BREW」というCD(CD3枚、DVD1枚組)を買った。

今週には妻が退院できそうだが、まだスケジュールは決まっていない。
退院してきても、すぐに全部の仕事はできないだろうから、引き続き僕が頑張らなくちゃと思っている。
それでも妻の退院は待ち遠しい。


妻が入院する前の土曜日に吉祥寺市立美術館へ「100かいだてのいえのひみつ展」というメディアアーティストの岩井俊雄展に家族で行った。
絵本を縦に開くという発想からつくられた絵本で、下にめくっていくと上にあがっていく感じになるので地上100階、上にめくると下っているような感じなので地下100階。
うちの子たちもクリエイティブなので(親バカ)、思った通り大喜びで展示にはまっていた。

岩井俊雄氏とYAMAHAで共同開発したTENORI-ONという、「音と映像を演奏する」をコンセプトにした楽器も展示されていて、少し触ることができた。以前から欲しいなあと思っていた楽器で、これを主軸にしたテクノなバンドを結成しようとも考えている。楽器は2タイプあって、プロフェッショナル仕様なら12万円くらいする。

ふと見ると、岩井俊雄氏ご本人がいる。思わず近づいて言って「岩井俊雄さんですよね?」と話しかけてしまったが、まさか本人に会えると思っていなかったので会話の準備も質問の準備も何もしていなくて、その上に緊張もあり、自分でも何を言っているのかわからないくらいグダグダな会話になってしまった。良い大人がダメダメだ。

いつかイベントなどで講演とかしてもらいたいと思っているので、無理矢理に僕の名刺を押し付けてきてしまったけれど、きっと迷惑だったろうな、変な人だなって思われただろうな、と自己嫌悪。岩井氏のブログを探してそこにお詫びをコメントを書いて何とか気持ちが収まった。以外と器小さいんだよね僕って。繊細とも言うけど。

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