#マンガ図書館Z 「キューナナ・オーヴァドライヴ」始まりました!凛としたキャラが緊迫の刻に映える萩原玲二先生の戦場ロマン傑作登場☆大戦末期ソ連侵攻から満州脱する人間模様とT34にチハで立ち向かう戦車戦が熱い必見作です!(^^)ノ https://t.co/h1b70is5Yr
— 出口竜正 (@RYUSEdeg) 2016年7月5日
マンガ図書館Zで、萩原玲二の旧作『キューナナ・オーヴァドライヴ』が、7/5から配信させていただいているようであります。
ぜひ、ごアクセスを!
PDFでの購入も可能ということで、よろしくどうぞなのであります!
ジョン・フォードがピーター・ボグダノヴィッチのインタビューで『駅馬車』〔1939〕について、
「今でも、この映画は大好きだ。ストーリーは、モーパッサンの『脂肪の塊』そのものだ」
と語っていて、これをなぞると、
「『キューナナ・オーヴァドライヴ』のストーリーは、宮崎駿の『ハンスの帰還』そのものだ」
ということになります(!)。
本作は2003~4年くらいの執筆で、自分にとっては完全アナログから仕上げデジタルへの移行期で、今振り返ると試行錯誤の山盛り感にめまいを禁じえず、忸怩たるものがないといえば、ぐぬぬであります。
日ソ戦、ソ満国境からの脱出劇という主題は、もっと多くの作家が取り上げるべき大東亜戦争のモティーフではないかと。
視線を変えてリメイクしてみたいとか妄想しつつ、戦車漫画として九七式(新砲塔)とT34/85の戦闘シーンはあまり前例がないのでは?という、自負もあるわけです。
タイトルはギブスンのあれですね‥‥‥『ビアンカ・オーバースタディ』‥‥‥ではなく‥‥‥
インタビュー ジョン・フォード | |
「私は敗けいくさのほうが好きだ。ハッピー・エンドというのが大嫌いだからな」―『荒野の決闘』『静かなる男』『リオ・グランデの砦』『シャイアン』『捜索者』『駅馬車』『わが谷は緑なりき』…サイレントからトーキー、カラーへ―ハリウッドを生きた「映画の巨人」が若き映画人に語り遺した貴重なインタビュー。 | |
文遊社 |