8/27発売のコミック乱10月号(リイド社刊)に
『越後口泥濘(ぬかるみ)戦記』(1C・30P)
が掲載されています。
ぜひ、ご一読を!(拝)
このシリーズ、「時代劇」という枠の中で「戦争漫画」を描く―――というのがコンセプトで、今回はことさらに「戦争漫画」への傾き加減が強い回となっているのでは。
『史上最大の作戦』〔1962〕のパロディ?的な演出さえ……
作中に、なにやら象徴的な案配でオオサンショウウオを出しましたが、おそらく長岡にオオサンショウウオはいない……
睡眠中のトキとか出すべきだったかもしれず……
花輪先生の漫画で例の少女が森の中で「ハンザキ」をみて怖がる場面があって、それをふまえてしまいました。
で今回、幕末を舞台に武士階級を主人公とした場合、およそ主題は「武士の面目」しかないことを確信しました。
その同じテーマを、キャラクターの造形によってどんな角度から切断するかにものかきのアティチュードが示されるといいますか。
コミック乱 2019年10月号 [雑誌] | |
さいとう・たかを,ちさかあや,とみ新蔵,崗田屋愉一,八月薫,大島やすいち,山田参助,山崎峰水,萩原玲二,じゃんぐる堂,みなもと太郎 | |
リイド社 |