HageOyaji通信

進路指導ガイダンスの一環として、高校生が≪生き切る力≫を持った自立型人間へのアドバイス、サジェッション・・・になれば

第86話≪ビジネス感度=知性×人間性×感性≫

2005年07月13日 | 引用伝授
 高校生のみなさん、(^◇^)ノ お~ぃ~ゲンキか!

 みなさん、日本の各経済団体には、日本経済団体連合会経済同友会日本商工会議所社会経済生産性本部などがあります。

 この中の経済同友会は、「新時代のできる人材には、ひらめき(直感力)が不可欠」ということで、≪知的感性時代の人材マネジメント-BQ(ビジネス感度)と革新型リーダー-≫というタイトルで纏め、今後、企業の人事制度や人材育成システムなどに活用することを提言しております。

 この「ひらめき(直感力)」こそが、HageOyaji通信:第3話≪クイズ&パズル≫で話したことなのです。新時代の社会で活躍する人財として、パズル問題を解ける人を求めているのです。もう一度読み直してください。

 即ち、21世紀を牽引する経営者も若者も、

    【BQビジネス感度=知性(IQ)×人間性(EQ)×感性(SQ)

 が必要である・・・・・と。

 「BQ」は、知性を示すIQ、人間性を示すEQに、ひらめきなど感性の力(同友会は「SQ」と表現)を加味した、ビジネス感度を示す概念として同友会が造った言葉。
 

 人事制度改革委員会の委員長を務めた林野宏副代表幹事(クレディセゾン社長)は「これからは商品の売れ行きもイメージが左右する知的感性時代。ビジネスでも感性がより重視される。IQが高いだけでは対応できない」とBQの重要性を指摘し、人事制度への積極活用を促した。

 多くの企業が人事制度への採用を模索している成果主義や能力主義は、「成果に報いる仕組みだけではBQの高い人材を生み出すには限界がある。成果を引き出す仕組みも組み合わせるべきだ」と提案している。

 経営トップにも「BQ」の高い革新的な人材が適切と分析。「現在、革新的なリーダーとして活躍しているトップも本流以外の環境で鍛えられた」と、出世コースと異なる分野や、社外からの登用も積極的に検討すべきだとした。

 一方で、感性を高めるためには、「遊び」が大事とも指摘。ロック音楽が好きで、会社の社長室や自宅浴室でも音楽を流す林野副代表幹事は、「これまでとは違う教育プログラムが必要」と従来の知性偏重の教育の仕組みの見直しの必要性も強調している。


 みなさん、ビジネス感度=知性×人間性×感性 が必要であることが理解できましたか?

                

コメント    この記事についてブログを書く
« 第85話≪高校生が出前授業≫ | トップ | 第87話≪高校生に人気の職種と... »

コメントを投稿