高校生のみなさん、(^◇^)ノ お~ぃ~ゲンキか!
みなさん、HageOyaji通信:第329話≪教育バウチャー制度≫を覚えていますか?
今回、「教育バウチャー制度」についてのアンケート結果が、本日発売の日経ビジネス2007年2月12日号「ビジネス世論」(136頁)と『Justsystem&School』の「放課後しんぶん」HPの二箇所から発表されています。
◆日経ビジネス2007年2月12日号「ビジネス世論」集計結果
【上記雑誌から下記に結果を抜粋】
Q1:教育バウチャー制度を導入すべきだと思いますか?
賛成 47.5%
反対 40.2%
中間 12.3%
Q2:導入すべき理由は何ですか?
最適な教育を保護者や子供が求めるのは当然 77.4%
学校間の競争で学力向上が期待できる 60.8%
部活や教員採用で学校が個性を競えば、競争の幅が広がる
授業料など家計負担の公私格差の是正が期待できる
Q3:導入すべきではない理由は何ですか?
進学実績の競争にはなるが、教育の質向上には期待できない 62.1%
地方では学校選択の余地が少なく、都市部との格差が広がる
多様な生徒・児童の中で子供は育つべき
地域と学校のつながりが薄れてしまう
不人気校ではさらに教育荒廃が進みそう
Q4:教育再生会議で最も優先すべきテーマ
教員免許更新新制度など、教員の質の向上 61.1%
授業時間数の拡大など、ゆとり教育の見直し 46.2%
家庭や地域と学校が連携した、地域ぐるみの教育 45.8%
教育バウチャー制度など、学校選択の自由化 17.1%
以上、「ビジネス世論」の調査では、教育バウチャー制度の導入は賛否二分している状況です。
◆『Justsystem&School』の「放課後しんぶん」の集計結果
賛成 33.3%
反対 62.5%
中間 11.1%
【ジャストシステムの上記のHPから下記に一部の意見を抜粋】
【賛成と回答された方】
教育バウチャーの利点はなにか。バウチャー方式であればどの機関で教育を受けるかという選択の幅が広がるし、もしサービスが悪ければ、サービス提供者の切り替えも容易となる。つまり、利用者の教育の選択権が確保でき、競争によってサービスも良くなると考えられる。これに政府や自治体が認定した機関でしか利用できず、必要性を認められた個人だけに支給されるという制限を加えることもでき、その意味で、我が国で導入された「地域振興券」とは大きく異なるものである。 しかし、自由な選択が誰にでも保障されるかというとそうとも言えない。それにサービスの提供者がサービスの質を保つために利用者を選ぶということもあるだろうし、地域によっては選択権の不平等を生じることも考えられる。また、教育上の問題が生じた場合に、選択の自由が逆に選択した利用者の責任として処理されてしまうことも考えられる。
【反対と回答された方】
教育に競争原理を持ち込んでも、現場は良くなりません。例え高等教育であっても、過密と過疎が2極分化し、格差が拡大されるだけです。
【どちらでもないと回答された方】
賛成にしましたが、どちらでもないというのが正直なところです。言われているように、選択できる自由があり学校教育が競争によって向上されることはいいと思いますが、入りたい学校に入れない生徒はどうなるのでしょうか。どのような生徒にも良質の教育を受ける権利があるのではないでしょうか。
以上、「放課しんぶん」の調査では、反対意見が過半数を上回っていますが、どちらでもないというご意見もあり、先生、父兄のみなさんも悩まれている様子が感じられますね。
みなさん、HageOyaji通信:第329話≪教育バウチャー制度≫を覚えていますか?
今回、「教育バウチャー制度」についてのアンケート結果が、本日発売の日経ビジネス2007年2月12日号「ビジネス世論」(136頁)と『Justsystem&School』の「放課後しんぶん」HPの二箇所から発表されています。
◆日経ビジネス2007年2月12日号「ビジネス世論」集計結果
【上記雑誌から下記に結果を抜粋】
Q1:教育バウチャー制度を導入すべきだと思いますか?
賛成 47.5%
反対 40.2%
中間 12.3%
Q2:導入すべき理由は何ですか?
最適な教育を保護者や子供が求めるのは当然 77.4%
学校間の競争で学力向上が期待できる 60.8%
部活や教員採用で学校が個性を競えば、競争の幅が広がる
授業料など家計負担の公私格差の是正が期待できる
Q3:導入すべきではない理由は何ですか?
進学実績の競争にはなるが、教育の質向上には期待できない 62.1%
地方では学校選択の余地が少なく、都市部との格差が広がる
多様な生徒・児童の中で子供は育つべき
地域と学校のつながりが薄れてしまう
不人気校ではさらに教育荒廃が進みそう
Q4:教育再生会議で最も優先すべきテーマ
教員免許更新新制度など、教員の質の向上 61.1%
授業時間数の拡大など、ゆとり教育の見直し 46.2%
家庭や地域と学校が連携した、地域ぐるみの教育 45.8%
教育バウチャー制度など、学校選択の自由化 17.1%
以上、「ビジネス世論」の調査では、教育バウチャー制度の導入は賛否二分している状況です。
◆『Justsystem&School』の「放課後しんぶん」の集計結果
賛成 33.3%
反対 62.5%
中間 11.1%
【ジャストシステムの上記のHPから下記に一部の意見を抜粋】
【賛成と回答された方】
教育バウチャーの利点はなにか。バウチャー方式であればどの機関で教育を受けるかという選択の幅が広がるし、もしサービスが悪ければ、サービス提供者の切り替えも容易となる。つまり、利用者の教育の選択権が確保でき、競争によってサービスも良くなると考えられる。これに政府や自治体が認定した機関でしか利用できず、必要性を認められた個人だけに支給されるという制限を加えることもでき、その意味で、我が国で導入された「地域振興券」とは大きく異なるものである。 しかし、自由な選択が誰にでも保障されるかというとそうとも言えない。それにサービスの提供者がサービスの質を保つために利用者を選ぶということもあるだろうし、地域によっては選択権の不平等を生じることも考えられる。また、教育上の問題が生じた場合に、選択の自由が逆に選択した利用者の責任として処理されてしまうことも考えられる。
【反対と回答された方】
教育に競争原理を持ち込んでも、現場は良くなりません。例え高等教育であっても、過密と過疎が2極分化し、格差が拡大されるだけです。
【どちらでもないと回答された方】
賛成にしましたが、どちらでもないというのが正直なところです。言われているように、選択できる自由があり学校教育が競争によって向上されることはいいと思いますが、入りたい学校に入れない生徒はどうなるのでしょうか。どのような生徒にも良質の教育を受ける権利があるのではないでしょうか。
以上、「放課しんぶん」の調査では、反対意見が過半数を上回っていますが、どちらでもないというご意見もあり、先生、父兄のみなさんも悩まれている様子が感じられますね。