HageOyaji通信

進路指導ガイダンスの一環として、高校生が≪生き切る力≫を持った自立型人間へのアドバイス、サジェッション・・・になれば

第617話≪高校生が卒業後、3年以内に離職する割合は、5割(「若チャレ」データより≫

2008年10月24日 | 一般情報
 高校生のみなさん、(^◇^)ノ お~ぃ~ゲンキか!

 みなさん、厚生労働省は若者の支援ホームページ「若チャレ!」を立ち上げているのを知っていますか?


 その中には、若者のチャレンジを支援する現場を動画で紹介する「若チャンネル」、数ある職業を大きく8つに分け、なりかたや詳しい情報を提供する「仕事辞典」、若者の就職に関するデータや、政府の施策・関連書籍など紹介する「若者雇用関連データ」などが含まれています。

 今回はその中から、「若者雇用関連データ」を抜粋してみましょう。

 ◆卒業後の離職率は七五三
  中学、高校、大学の卒業後、3年以内に離職する割合は、それぞれ約7割・5割・3割。つまり、若者の離職率は「七五三」の割合となっています。

          

 「過去の推移」については、クリックしてお読みください。

 ◆フリーター数の推移
  フリーターは、やりたい職業が見つかるまでの「モラトリアム型」、正規雇用を志向しながらそれが得られない「やむを得ず型」、明確な目標を持った上で生活の糧を得るための「夢追求型」などに分類されます。1982年に50万人程だったフリーター数は、2003年に217万人に達して以降、減少傾向にあります。
  (参考)HageOyaji通信:第8話≪正社員&フリーター≫

          

 ◆ニート状態の若者の推移
  ニートの状態にある若者は、10年間で40万人から62万人に増加しています。25~29歳と30~34歳の年齢層は、それぞれ10年前に比べて倍増しています。
  (参考)HageOyaji通信:第9話≪ニートとは≫

          

 ◆完全失業率・有効求人倍率(15歳~24歳)の推移 
  15歳から24歳までの完全失業率は、2006年の平均で8.0%と、1998年以来8年ぶりの水準まで低下しました。一方、同年齢の有効求人倍率は、1.64倍と、1991年以来15年ぶりの水準まで上昇しています。

          

 ◆高校生・大学生の就職内定率の推移
  高校生の就職内定率は、2001年度(2002年3月卒業者)に9割を下回りましたが、その後は上昇しています。

          

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