HageOyaji通信

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第1382話≪最近の「大学入試改革」話題から(毎日新聞、NHK)≫

2014年01月20日 | 引用伝授
 高校生のみなさん、(^◇^)ノ お~ぃ~ゲンキか!

 みなさん、大学入試センター試験2日目の1/19に大学入試改革に関する二つの話題(毎日新聞、NHK)がありましたので、以下に抜粋して見ます。


 ◆一つは、毎日新聞・東京朝刊に≪大学入試改革:達成度テスト難易度判明 日本史・世界史なら、「基礎」近現代史中心「発展」古代から現代

 上記の内容を抜粋しますと、

 文部科学省が5年後をめどに導入を目指している大学入試改革は、「基礎」と「発展」の2種類の「達成度テスト(仮称)」について、想定される難易度案が判明したと記載されています。

 即ち、提言は、難易度の異なる「基礎」「発展」の2種類の新設を求め、

  「A科目」=「基礎」⇒基礎的・共通的な学習の達成度を把握し高校の授業改善に生かす

  「B科目」=「発展」⇒大学が入学者選抜の際の基礎資格

          

 提言を受け、昨年末から文部科学省の諮問機関である中央教育審議会でテストの制度設計の議論が始まった。同時に文部科学省内でも2種類の難易度をどう設定するかなどを検討。その中で水準案として浮上したのが、現代文や地理・歴史の教科で設けられているA科目とB科目。

 A科目は単位数が2単位で、B科目(4単位)より学習範囲が狭く、教科の基礎・教養的な位置づけ。例えば、日本史A、世界史Aは近現代が中心なのに対し、日本史B、世界史Bは古代から現代までの通史。大学入試センター試験ではB科目を受験科目に指定している大学がほとんどで、昨年実施のセンター試験では、世界史Bの受験者が9万71人だったのに対し、世界史Aは1491人にとどまる。理科は、物理の場合、基礎編の「物理基礎」と発展編の「物理」の2科目に分かれており、これが達成度テストの水準になるとみられる。


 ◆もう一つは、同日(1/19)にNHKニュースでは、「大学入試改革 各大学の評価割れる

 NHKは、全国の主な国公私立大学201校を対象にアンケートを行い、84%に当たる168校から回答。
 入試改革の影響を尋ねたところ、

   「どちらかと言えば効果が大きい」⇒78校(46%)
   「どちらかと言えば弊害が大きい」⇒52校(31%)

 と、評価が割れる。

  入試改革の「効果」を複数回答で尋ねたところ、
    「多様な学生を獲得できる」⇒49%
    「受験生に複数のチャンスがある」⇒48%

  入試改革の「弊害」を複数回答で尋ねたところ、
    「面接や論文への対応が困難」⇒56%
    「人物本位で合否を決める弊害」⇒32%

 この中で、愛媛大学は「効果大きい」、明治大学は「弊害大きい」と記載されていますので、上記をクリックしてお読みください。

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