高校生のみなさん、(^◇^)ノ お~ぃ~ゲンキか!
みなさん、環境省は絶滅のおそれのある野生生物の種のリストを「レッドリスト」に纏めています。
何故、このリストを「レッドリスト」と呼ぶかは、1966年に作成された最初のリストの表紙が赤色であったためのようです。
既にみなさんが知っているように生物の絶滅と言えば、約650年前の「恐竜」の絶滅を思い起こすでしょう・・・・
地球上では、過去5回の絶滅が起きており、20世紀から人間社会が原因となる乱獲や乱開発などで6回目の絶滅時代が来ているといわれています。
そこで、「レッドリスト」は約5年ごとに見直し、分類群ごとに専門家による検討会を設けて評価し、第4次「レッドリスト」に基づき、「レッドデータブック」の改訂版を作成し、平成26年に公表される予定です。「レッドリスト」と「レッドデータブック」とは異なります。
◆「レッドリスト」とは、
絶滅のおそれのある野生生物の名称(学名、和名等現地名)、カテゴリー等の最低限の情報のみをリストするもの
◆「レッドデータブック」とは、
「レッドリスト」の内容に加え、形態、繁殖・採餌等の生態、分布、生育・生息環境、生育・生息状況、絶滅の要因、保全対策などのより詳細な情報が盛り込まれ、掲載種の基本的な情報を得ることができる。
しかし、「レッドリスト」に掲載されたからといっても法的規制はありません。絶滅危惧種を保護する法律は「種の保存法」で、「国内希少野生動植物種(国内希少種)」に指定されると、捕獲や採取、譲渡などが禁止されます。この指定種は90種しか指定されていませんので「レッドリスト」掲載全絶滅危惧種3597種からみるとほんの一握りです。
そこで、環境省は2020年までに300種を、更に2030年までに300種を追加国内希少種指定目標を掲げています。
詳細は「環境省レッドリストカテゴリーと判定基準(2013.2)」「環境省第4次レッドリスト掲載種数表」をクリックしてお読みください。
例えば「レッドリスト 哺乳類」「汽水・淡水魚類のレッドリスト」などをクリックするとその品種が判ります。
動物は、
哺乳類、鳥類、爬虫類、両生類、汽水・淡水魚類、昆虫類、貝類、その他無脊椎動物(クモ形類、甲殻類等)の分類群に
植物は、
植物I(維管束植物)、植物II(維管束植物以外:蘚苔類、藻類、地衣類、菌類)の分類群に
計10分類群について作成しています。
絶滅 (EX) ⇒ 我が国ではすでに絶滅したと考えられる種(動物:47種、植物:66種)
例)ニホンオオカミ、ニホンカワウソ、
野生絶滅 (EW) ⇒ 飼育・栽培下、あるいは自然分布域の明らかに外側で野生化した状態でのみ存続している種(動物:3種、植物:12種)
例)トキ、
さて、絶滅危惧種の分類は、
◆絶滅危惧I類 (CR+EN) ⇒ 絶滅の危機に瀕している種 (動物:660種、植物:1351種)
絶滅危惧IA類(CR) ⇒ ごく近い将来における野生での絶滅の危険性が極めて高いもの
例)ラッコ、イリオモテヤマネコ、ジュゴン、コウノトリ、ヤンバルクイナ、
絶滅危惧IB類(EN) ⇒ IA類ほどではないが、近い将来における野生での絶滅の危険性が高いもの
例)イヌワシ、ライチョウ、ニホンウナギ、アマミノクロウサギ、
◆絶滅危惧II類 (VU) ⇒ 絶滅の危険が増大している種 (動物:678種、植物:908種)
例)タンチョウ、アホウドリ、ハヤブサ、メダカ、オオサンショウウオ、
その他に、準絶滅危惧(現時点での絶滅危険度は小さいが、生息条件の変化によっては「絶滅危惧」に移行する可能性のある種)も動物:955種、植物:422種、あります。
今回の「レッドリスト」見直しは、平成20 年度より作業に着手し、前回見直し後の生息・生育状況や生息・生育環境の変化等の最新の知見を収集し検討を行っています。
今回は、平成24 年8月に公表した9 分類群のレッドリストに続き、汽水・淡水魚類について見直し作業が終了したので公表するものです。(動物については4回目、植物については3回目の公表です)
みなさんも今後この絶滅危惧種に関心を持ちましょう・・・・・
みなさん、環境省は絶滅のおそれのある野生生物の種のリストを「レッドリスト」に纏めています。
何故、このリストを「レッドリスト」と呼ぶかは、1966年に作成された最初のリストの表紙が赤色であったためのようです。
既にみなさんが知っているように生物の絶滅と言えば、約650年前の「恐竜」の絶滅を思い起こすでしょう・・・・
地球上では、過去5回の絶滅が起きており、20世紀から人間社会が原因となる乱獲や乱開発などで6回目の絶滅時代が来ているといわれています。
そこで、「レッドリスト」は約5年ごとに見直し、分類群ごとに専門家による検討会を設けて評価し、第4次「レッドリスト」に基づき、「レッドデータブック」の改訂版を作成し、平成26年に公表される予定です。「レッドリスト」と「レッドデータブック」とは異なります。
◆「レッドリスト」とは、
絶滅のおそれのある野生生物の名称(学名、和名等現地名)、カテゴリー等の最低限の情報のみをリストするもの
◆「レッドデータブック」とは、
「レッドリスト」の内容に加え、形態、繁殖・採餌等の生態、分布、生育・生息環境、生育・生息状況、絶滅の要因、保全対策などのより詳細な情報が盛り込まれ、掲載種の基本的な情報を得ることができる。
しかし、「レッドリスト」に掲載されたからといっても法的規制はありません。絶滅危惧種を保護する法律は「種の保存法」で、「国内希少野生動植物種(国内希少種)」に指定されると、捕獲や採取、譲渡などが禁止されます。この指定種は90種しか指定されていませんので「レッドリスト」掲載全絶滅危惧種3597種からみるとほんの一握りです。
そこで、環境省は2020年までに300種を、更に2030年までに300種を追加国内希少種指定目標を掲げています。
詳細は「環境省レッドリストカテゴリーと判定基準(2013.2)」「環境省第4次レッドリスト掲載種数表」をクリックしてお読みください。
例えば「レッドリスト 哺乳類」「汽水・淡水魚類のレッドリスト」などをクリックするとその品種が判ります。
動物は、
哺乳類、鳥類、爬虫類、両生類、汽水・淡水魚類、昆虫類、貝類、その他無脊椎動物(クモ形類、甲殻類等)の分類群に
植物は、
植物I(維管束植物)、植物II(維管束植物以外:蘚苔類、藻類、地衣類、菌類)の分類群に
計10分類群について作成しています。
絶滅 (EX) ⇒ 我が国ではすでに絶滅したと考えられる種(動物:47種、植物:66種)
例)ニホンオオカミ、ニホンカワウソ、
野生絶滅 (EW) ⇒ 飼育・栽培下、あるいは自然分布域の明らかに外側で野生化した状態でのみ存続している種(動物:3種、植物:12種)
例)トキ、
さて、絶滅危惧種の分類は、
◆絶滅危惧I類 (CR+EN) ⇒ 絶滅の危機に瀕している種 (動物:660種、植物:1351種)
絶滅危惧IA類(CR) ⇒ ごく近い将来における野生での絶滅の危険性が極めて高いもの
例)ラッコ、イリオモテヤマネコ、ジュゴン、コウノトリ、ヤンバルクイナ、
絶滅危惧IB類(EN) ⇒ IA類ほどではないが、近い将来における野生での絶滅の危険性が高いもの
例)イヌワシ、ライチョウ、ニホンウナギ、アマミノクロウサギ、
◆絶滅危惧II類 (VU) ⇒ 絶滅の危険が増大している種 (動物:678種、植物:908種)
例)タンチョウ、アホウドリ、ハヤブサ、メダカ、オオサンショウウオ、
その他に、準絶滅危惧(現時点での絶滅危険度は小さいが、生息条件の変化によっては「絶滅危惧」に移行する可能性のある種)も動物:955種、植物:422種、あります。
今回の「レッドリスト」見直しは、平成20 年度より作業に着手し、前回見直し後の生息・生育状況や生息・生育環境の変化等の最新の知見を収集し検討を行っています。
今回は、平成24 年8月に公表した9 分類群のレッドリストに続き、汽水・淡水魚類について見直し作業が終了したので公表するものです。(動物については4回目、植物については3回目の公表です)
みなさんも今後この絶滅危惧種に関心を持ちましょう・・・・・