HageOyaji通信

進路指導ガイダンスの一環として、高校生が≪生き切る力≫を持った自立型人間へのアドバイス、サジェッション・・・になれば

第996話≪今後の大学選びに必要とされる「社会人基礎力」を重視する大学はどこでしょう≫

2011年06月03日 | 進路助言
 高校生のみなさん、(^◇^)ノ お~ぃ~ゲンキか!

 みなさん、東日本大震災が発生した2日前に「社会人基礎力育成グランプリ2011」大会が開催されたことを知っていましたか・・・・

 この「社会人基礎力」とは、経済産業省が2006年から提唱し、企業や若者を取り巻く環境変化により、「基礎学力」「専門知識」に加え、それらをうまく活用していくための「社会人基礎力」を意識的に育成していくことが今まで以上に重要と考えたからです。

 さて、みなさんは「社会人基礎力」とは何だと考えておりますか?

 「職場や地域社会の中で多様な人々とともに仕事する上で必要な基礎的な能力」ですが、要するに、学問で得られる専門知識やスキル以外に、仕事をする上で必要になる基本的な力のことなのです。


 この「社会人基礎力」は、大きく3種類に分かれ、

 ◆「前に踏み出す力(アクション)」⇒「主体性」「働きかけ力」「実行力」

 ◆「考え抜く力(シンキング)」⇒「課題発見力」「計画力」「創造力」

 ◆「チームで働く力(チームワーク)」⇒「発信力」「傾聴力」「柔軟性」「情況把握力」「規律性」「ストレスコントロール力」

 更に12項目に分けておりますが、詳細は上記をクリックしてお読みください。



 会員登録しますと≪社会人基礎力診断≫を受けることができますので、みなさん、チャレンジしてみては如何ですか?


 経済産業省が主催、日本経済新聞社・株式会社日経HRが主管となり、社会人基礎力育成グランプリ事務局(株式会社日経HR)が実施し、大学での授業・活動を通じて、学生の「社会人基礎力」がどれだけ成長したかを競う「社会人基礎力育成グランプリ2011」を開催しました。

 参加地区を6地区(北海道・東北地区、関東地区、中部地区、近畿地区、中国・四国地区、九州・沖縄地区)に分け、地区予選会を行います。

 即ち全国の大学から応募ができ、ゼミ・研究等大学における取り組みと成長の様子について学生チームが発表し、最も高い「社会人基礎力」の成長が見られたチームを「社会人基礎力大賞」として表彰しました。

 予選大会に参加した全国100大学の中から、予選を通過した下記の8校、

    山形大学(北海道・東北地区代表)
        「学生と商店街を繋げ!工学部生による商店街活性化活動『アットストリート』」
    神奈川工科大学(関東地区代表)
      「家電製品の技術開発を通した社会人基礎力の学び」
    多摩大学(関東地区代表)
      「日本大好きプロジェクト」
    中京大学(中部地区代表)
      「産学連携経営改善プロジェクト」
    京都産業大学(近畿地区代表)
      「ITを活用した京都学生発!新しい外国人向け観光サービスの創出~個性的な14人が創り出した笑顔の輪SmileLink(スマイリンク)」
    和歌山大学(近畿地区代表)
      「産官学連携『和歌山おもてなしブック』作成を通した社会人基礎力の育成」
    広島経済大学(中国・四国地区代表)
      「広島経済大学興動館 サクセスストーリー出版プロジェクト」
    日本文理大学(九州・沖縄地区代表)
      「大分まちなか活性化プロジェクト」

 の中から、平成23年3月9日(水)に日経ホール(東京都千代田区大手町)で「社会人基礎力育成グランプリ2011」決勝大会が行われ下記の大学が栄誉を受けております。

   ◆社会人基礎力大賞:
    多摩大学≪村山貞幸ゼミ 日本大好きプロジェクト≫
   
   ◆社会人基礎力準大賞:
    中京大学≪産学連携経営改善プロジェクトを通じた社会人基礎力の向上≫     

    和歌山大学≪産官学連携「和歌山おもてなしブック」作成を通した社会人基礎力の育成≫
   
   ◆会場特別賞:
    京都産業大学≪ITを活用した京都学生発! 新しい外国人向け観光サービスの創出~個性的な14人が創り出した笑顔の輪SmileLink(スマイリンク) ~≫


 みなさん、大学での専門学問を研究することは必須ですが、社会に出て役に立つ「社会人基礎力」を教える大学に興味を持つでしょう。企業側が望んでいるアクション、シンキング、チームワークが勉強できるのです。さ~~~ぁ、大学選びにも加えてみては如何ですか・・・

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