赤い彷徨 part II

★★★★☆★☆★★☆
こんにちは、アジア王者です。↑お星さまが増えました。

江戸城跡(皇居東御苑)をゆく(6)

2018-01-20 23:30:02 | アウェイじゃないけどぶらり旅
前回からのつづき)

梅林坂を下り終えたところで右側を見たあたりだったと思います。この先は白鳥壕を右手に見ながら百人番所方面に戻る道です。石垣の高さがよくわかりますね。



その道を少々進むと右手には汐見坂があり、坂の上には宮内庁楽部の建物があるそうです。坂の名前の由来ですが、築城当時は付近まで日比谷入江が入り込んでいたため、この坂から海を眺めることができたことによるそうです。



高く聳え立つこのあたりの石垣は家康公の時代に積み上げられたもののようです。



汐見坂を上り、石垣の上に戻ります。そして本丸休憩場の裏手にある展望台からの丸の内ビル群を臨むことができます。石垣の高さをまた異なる観点から実感することができます。



眼下に見えるのが独立した濠である白鳥壕ですが、この白鳥濠を挟んで本丸と二の丸のところはいわゆる河岸段丘ということで標高差が10mほどあるそうで、その高低差を活かして先ほどの高い石垣が成立しているということなのでしょうね。



展望台を後にし、そのまま中雀門跡を通って本丸から下ると再び遠くに大番所が見えてきます。



そして中之門跡まで戻ってきました。二ノ丸跡に広がる雑木林はまた紅葉シーズンにでも訪れてじっくり愛でたい…そう思っていたのですが。



(つづく)

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