赤い彷徨 part II

★★★★☆★☆★★☆
こんにちは、アジア王者です。↑お星さまが増えました。

バルセロナ/パリ紀行(7)

2014-09-13 20:53:46 | アウェイじゃないけどぶらり旅
2日目の昼飯を海沿いのレストランで済ませて腹ごなしにバルセロナのヨットハーバーあたりを散策し、都心に戻るべく地下鉄L4線(黄色)のCiutadella-Vila Olímpica(シウタデッラ-オリンピック村?)駅に戻ります。バルセロナ地下鉄ですが、自分が乗った車両は世界3大車両メーカーの一角・仏アルストム(Alstom)社製のものでした。ヨーロッパではやはりアルストムが強いのかな?



ちょっと意外だったのがこちらのプラットホームの表示。下段の"DIRECCIO TRINITAT NOVA"は(「トリニタット・ノバ駅行」ってことだと思いますが、注目すべきは上の"00:52"で、これは次の電車が来るまでの所要時間がカウントダウンしているものです。世界水準では恐らく異常に時間に正確であろう日本でもこんなのは見たことがありません。逆に、時刻表に不正確ゆえのこういうサービスなんでしょうか?



正直記憶が定かではないのですが、バルセロナ観光の中心である「旧市街」に行くべく"Jaume I"駅あたりで降りたときのものではないかと思います。「地下鉄は治安がよくない」という話を聞いてそれなりにビビっていたのであんまりおおっぴらにスマフォで撮影できず、せっかくの車両がブレてしまいすいませんw



というわけで、旧市街であります。さて、この旧市街に限らずバルセロナ市内を巡っていてやたらと目についたのが、黄色と赤の縞模様、青字に白い星を頂き誇らしげにはためく数々のカタルーニャ州旗。



英国で9月18日に住民投票が行われるスコットランド独立をめぐる情勢が日本でもやにわ注目を浴び始めていますが、こちらバルセロナが州都であるカタルーニャ州もスペインの中でも特に独立意識の高い地域のひとつであるのも有名な話だと思います。



スコットランド同様、このカタルーニャでも11月9日にやはり住民投票が予定されているそうです。ただ、スコットランドと異なる点は、この投票について当のスペイン政府は合法性を認めていないこと。ただ、いずれにしてもスコットランドの住民投票の結果というのは、カタルーニャは当然のこと、世界中の同じような事情を抱える地域に影響を与える可能性がありそうで要注目ですね。



現地の人の話だと、バルセロナFCは地元の人的には「カタルーニャの代表」ということで非常に高い人気を誇っている。それに対し、かつて元C大阪の西澤明訓が所属したエスパニョール(同じくバルセロナが本拠地)は正式名称"Reial Club Deportiu Espanyol de Barcelona "と、かの「白い巨人」同様「王立」を意味する"Reial"が入っていることからもわかるように、カタルーニャの人たち的には支配者というか侵略者側のチームであるため不人気なんだとか。しかし、世界的ビッグクラブの方が地元人気も高いとのはちょっと意外で、なかなか面白いなーと。


7月14日の時点で既にルイス・スアレスのパチユニが売られていてワロタ。まあ、この後更なる衝撃が待っていたのですが・・・。

(つづく)

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