先日登った蓼科山の下山途中、岩に躓いた勢いで跳ね飛ばされ、右のお凸から 落ち、膝をつき、後に手を付く、というハプニングに見舞われました。 数日後 今まで味わったことのない頭痛? イヤ鈍痛? う~ん でも無い。吐き気もするような? 心配になり、旦那に後押しされて、脳外科の診断を受けました。 若い先生と看護婦さんが問診をして下さり、 “結果” レントゲンとCT検査を受けることになりました。 検査後、15分位待っていると、診察室に呼び出されて年配の先生がパソコンの コンピューターから映される私の脳と首の写真を見ながら、詳細に結果を説明 して下さいました。 “そして“ 「全く異常はありませんね」と。 「・・・・・」「お騒がせいたしました。ありがとうございます」 とお礼を述べて病院を後にしました。 病院の玄関に向かうと守衛さんが「強風の為、外を走る電車と日比谷線は 止まっている様ですよ」と教えて下さる。 私の利用する、銀座線と丸ノ内線はまだ大丈夫のようである。 激しい雨と強風に煽られながら、日比谷線乗り場へと走って行きました。 何とか駅に辿り着くと、入り口辺りは多くの人々が右往左往している。 その中に年老いた夫婦が、びしょ濡れになって 「傘こんなになってしまったわ」と、折れた傘を手に困惑している。 老夫の方はその傘をただ見つめているだけ。 私は、病院での検査の疲れと地下鉄の運行の事が気になり、急いで電車に 乗ってしまった。 電車はラッシュアワー並みの混雑。 “あぁ~ 何とか無事 我が家に帰れそう“やれやれと思った時、 さっきの老夫婦の事が頭に過ぎった。 あの後どうしただろう? 「この傘どうぞお使いください」と。 どうして気が付かなかったのか? 私の傘など、必要ならその辺のコンビニで買ってもよかったのに。
タクシーを拾おうか? と外に出るといつもたくさん止まっている車が1台も無い。
自分の余裕のなさにがっかりしました。
国立博物館で開催されている「空海と密教美術展」が9月25日で閉館してしまう
事に気が付き、先日、慌てて友人を誘って行ってきました。
☂ 雨が降っていましたので空いているだろうと、ゆっくり待ち合わせをしたのが
いけなかった!! 結構な混雑でした。
私達が見学して出てくると、入場規制をしていたのには、ビックリしました。
弘法大師空海は密教を求めて、延暦23年遣唐使として唐に渡ります。
20年の歳月の計画のところ、2年で奥儀をきわめ帰国しますが、受け入れて
もらうまでにはかなりの時間を要したようです。
密教の奥深さは絵画を用いなければ理解できない、と造形作品を重視し、
中国から 絵画、仏像、法具等をたくさん持ち帰ります。
その後も、空海を中心に密教美術品が数多く造られ、その作品を今回たくさん
見ることが出来ました。
又、書家としての空海の素晴らしさをも堪能できました。
若いころの書は実に一文字、一文字丁寧に書かれているのに対し、歳をおおう
ごとに柔らかく力強くなってゆくのが分かります。
その他
東寺講堂の仏像群による「仏像曼荼羅」
密教宇宙を表す"大曼荼羅"
御香の香りの中、音声ガイドから聞こえる御経の心地よさを感じながら
空海の世界に浸る事が出来ました。
これも年でしょうか?
仏像の前で手を合わせる年配の女性に日本人を感じました?
9月18日(日)
日本百名山の一つ“蓼科山“に登ってきました。
体力・気力 “ふぅ~” 使い果たしました。
やはり百名山は甘くありません。
女神茶屋(すずらん峠)コース
茅野駅→(taxi)→女神茶屋(蓼科山登山口)→蓼科山→蓼科山荘→天祥寺平
→竜源橋→女神茶屋→(taxi)→茅野駅
八ヶ岳連峰の北端に位置し標高2530メートル火山。
諏訪富士とも呼ばれる蓼科山は、裾野から眺めると実に優美な山姿です。
が・・・・・
岩を登り、岩の頂上に立ち、岩を下る。そんな岩山でした。
私の力で、挑戦するには、厳しい山でした。
登頂はじめは、前日に降ったとみられる泥濘んだ、クマザサの登山道を歩いて
ゆくと、徐々に岩が多くなり、周りの木々はやがて針葉樹林変わって、勾配も
急となってゆきます。
やがて将軍平に。
将軍平は尾根ですが、視界はまだ開けません。
ここから更に進むと岩が積み重なった急登となり、真っ青な青空のもと蓼科山
山頂が見えてきました。
その岩場を歩く為には、注意力と体力が必要です。
一服して周りを見渡すと、遙か遠くに八ヶ岳連峰が見渡せ癒されました。
が、現実は・・・・・
上を見上げると 「うえっ~~! これを登るの?・・・・・」
木など一本もない岩の山道で、今まで体験した事のない、岩!岩!岩!
「登るしかない!」と、自分に言い聞かせ、発破を掛ける。
下山する登山者達が
「もうすぐ頂上ですよ!」と励ましてくれるものの、山頂の頂きはそこに迫るも
なかなかたどり着けない。
やっと頂上に登る矢印のところに辿り着く。
頂上への道は迂回しながら登って行きますが、狭くて腰が引けてしまう。
そして・・・・・頂上へ!
最後の難関を制覇した山頂は、想像とは全く違った、草も木も全く見当たらない、
何とも殺風景な だだっ広い岩塊に埋めつくされた岩場でした。
こんな山があるんだ!
しかし展望は申し分ありません。
八ヶ岳連峰の峰々、南・中央アルプス、霧ヶ峰、北アルプ、浅間山と360度
のパノラマ。
遅い昼食を取り、直ぐまた下山。
下りも 岩!岩!岩! の岩道。
滑らないように細心の注意しながらの下りに、周りを見る余裕など全く
ありませんでした。
しかも、だんだん辺りが暗くなってきた為、これ以上ない急ピッチで下りました。
途中で見つけたキノコ
登り4時間30分&下り3時間
これが百名山なのだ!
いやー! 当分百名山は遠慮したい!
やっと昨日あたりから、筋肉痛が和らいだように感じられる。
ここ何日か、職場の階段を上がったり、降りたり。。。
こんなにも辛かったことがない!
今日はいつもより少し早く起きて、日曜日の“蓼科山”登山に備え
近くを走ってみました。
相変わらず気温は高く35度位かな~?
びっしょり汗をかいたが、爽快感はありましたね。
今日は仕事が午後からなので、先日の日曜日に描いた新宿御苑の
パステル画に手を入れてみた。
あぁ~いつもそうなのだが。。。。やめ時を間違えって失敗 (>_<)
どうしたら良いか? 分からなくなってしまうのが落ち。。。。。。
「こんなにも時間使ったのに~~~ 何だったのか? 」
悲しいよ~~~~~~ 泣きたいよ~~~~~
9月18日 “蓼科山”に登る事が決まった。
6月以来 山に登っていないので、その前の足慣らしにと奥多摩の“川苔山”に
登ろうということになり、何人かの山仲間を誘ったところ、結局リーダーと
女性2人の参加となった。
9月10日(土) JR奥多摩駅 8時30分に集合し行ってきました。
前日にパソコンの“駅すぱあと”で、青梅線経路を検索すると、8時30分着は
立川7時05分に乗らないとダメであることが分かった。
あまりの本数の少なさに参った!!
逆算して家を6時20分に出発。
8時30分何事もなく奥多摩駅に着くことが出来るか? 神経 ピリ!ピリ!
駅で無事2人に会った時には、すっかり疲れてしまった。
JR青梅線奥多摩駅⇒川乗橋バス停⇒細倉橋)⇒百尋ノ滝⇒川苔山東の肩⇒川苔山
⇒川苔山東の肩⇒大根ノ山ノ神⇒JR青梅線鳩ノ巣駅
「川苔山」 標高:1364m
川苔山は“川乗”とも、その謂れはカワノリがとれることから、「川苔」と
なったとの事。
この橋を渡って登頂開始!!
この日は気温が35度近くあったようですが、登山道は自然林の間の影となり、
途中にはたくさんの滝や淵に恵まれ、湧水を飲んだりしながらの、楽しい登り
でした。
沢の音と渓流の美しさは実に“bravo!”
やがて「百尋ノ滝(ひゃくひろのたき)」に辿り着く。
奥多摩でも有数の美しい滝といわれる滝。
近くまで寄って、その美しさを存分に味わったり、パワーを頂いたりして
山頂を目指すことに。
ここからが地獄?
百尋ノ滝から山頂まで、急勾配の坂が“これでもか!これでもか!”と続き、
更に最後の頂上手前は、最も厳しくに気合で頑張りました。
登山開始から4時間30分 かかって到着でした。
楽しみであるはずの山頂での昼食.....全く食欲なし!
何時も頂上で“あんぱん”を食べるのが楽しみだったのに...食べたいと思わず。
3人とも ヘロヘロになりました。
程々に休憩を取って下山をすることに。
3時間かって、JR青梅線鳩ノ巣駅に辿り着く。
やれ やれ。。。。。。。
足慣らし登山? そんな甘いものでありませんでしたね。
翌日は、パステル画教室で新宿御苑に行ったのですが、筋肉痛で辛かったぁ~