暮らしにスパイスを

いつもの料理がほんの少しのスパイスで美味しく変身するように、日常生活もほんの少しのスパイスで充実出来たらと。。。

後悔

2011年09月23日 | 日記

先日登った蓼科山の下山途中、岩に躓いた勢いで跳ね飛ばされ、右のお凸から

落ち、膝をつき、後に手を付く、というハプニングに見舞われました。

数日後

今まで味わったことのない頭痛? イヤ鈍痛? 

う~ん でも無い。吐き気もするような?

心配になり、旦那に後押しされて、脳外科の診断を受けました。

若い先生と看護婦さんが問診をして下さり、

“結果” 

レントゲンとCT検査を受けることになりました。

検査後、15分位待っていると、診察室に呼び出されて年配の先生がパソコンの

コンピューターから映される私の脳と首の写真を見ながら、詳細に結果を説明

して下さいました。

“そして“

「全く異常はありませんね」と。

「・・・・・」「お騒がせいたしました。ありがとうございます」

とお礼を述べて病院を後にしました。

病院の玄関に向かうと守衛さんが「強風の為、外を走る電車と日比谷線は

止まっている様ですよ」と教えて下さる。


タクシーを拾おうか?
と外に出るといつもたくさん止まっている車が1台も無い。

私の利用する、銀座線と丸ノ内線はまだ大丈夫のようである。

激しい雨と強風に煽られながら、日比谷線乗り場へと走って行きました。

何とか駅に辿り着くと、入り口辺りは多くの人々が右往左往している。

その中に年老いた夫婦が、びしょ濡れになって

傘こんなになってしまったわ」と、折れた傘を手に困惑している。

老夫の方はその傘をただ見つめているだけ。

私は、病院での検査の疲れと地下鉄の運行の事が気になり、急いで電車に

乗ってしまった。

電車はラッシュアワー並みの混雑。

“あぁ~ 何とか無事 我が家に帰れそう“やれやれと思った時、

さっきの老夫婦の事が頭に過ぎった。

あの後どうしただろう?

「この傘どうぞお使いください」と。

どうして気が付かなかったのか?

私の傘など、必要ならその辺のコンビニで買ってもよかったのに。


自分の余裕のなさにがっかりしました。


「空海と密教美術」展

2011年09月22日 | 日記

国立博物館で開催されている「空海と密教美術展」が9月25日で閉館してしまう

事に気が付き、先日、慌てて友人を誘って行ってきました。 

☂ 雨が降っていましたので空いているだろうと、ゆっくり待ち合わせをしたのが

いけなかった!! 結構な混雑でした。

私達が見学して出てくると、入場規制をしていたのには、ビックリしました。

  

弘法大師空海は密教を求めて、延暦23年遣唐使として唐に渡ります。

20年の歳月の計画のところ、2年で奥儀をきわめ帰国しますが、受け入れて

もらうまでにはかなりの時間を要したようです。

密教の奥深さは絵画を用いなければ理解できない、と造形作品を重視し、
中国から 絵画、仏像、法具等をたくさん持ち帰ります。

その後も、空海を中心に密教美術品が数多く造られ、その作品を今回たくさん
見る
ことが出来ました。

又、書家としての空海の素晴らしさをも堪能できました。

若いころの書は実に一文字、一文字丁寧に書かれているのに対し、歳をおおう

ごとに柔らかく力強くなってゆくのが分かります。

その他

東寺講堂の仏像群による「仏像曼荼羅」

密教宇宙を表す"大曼荼羅"

  

御香の香りの中、音声ガイドから聞こえる御経の心地よさを感じながら
空海の世界に浸る事が出来ました。

これも年でしょうか?

 

仏像の前で手を合わせる年配の女性に日本人を感じました?

  


百名山は甘くありません。

2011年09月21日 | 日記

9月18日(日) 

日本百名山の一つ“蓼科山“に登ってきました。

体力・気力 “ふぅ~” 使い果たしました。

やはり百名山は甘くありません。
 

女神茶屋(すずらん峠)コース

茅野駅→(taxi)→女神茶屋(蓼科山登山口)→蓼科山→蓼科山荘→天祥寺平
→竜源橋→女神茶屋→(taxi)→茅野駅
 

八ヶ岳連峰の北端に位置し標高2530メートル火山。

諏訪富士とも呼ばれる蓼科山は、裾野から眺めると実に優美な山姿です。

が・・・・・

岩を登り、岩の頂上に立ち、岩を下る。そんな岩山でした。

私の力で、挑戦するには、厳しい山でした。

  

登頂はじめは、前日に降ったとみられる泥濘んだ、クマザサの登山道を歩いて
ゆくと、徐々に岩が多くなり、周りの木々はやがて針葉樹林変わって、
勾配も
急となってゆきます。

 

やがて将軍平に。

将軍平は尾根ですが、視界はまだ開けません。

ここから更に進むと岩が積み重なった急登となり、真っ青な青空のもと蓼科山
山頂が見えてきました。

その岩場を歩く為には、注意力と体力が必要です。

一服して周りを見渡すと、遙か遠くに八ヶ岳連峰が見渡せ癒されました。
 

が、現実は・・・・・

上を見上げると 「うえっ~~! これを登るの?・・・・・」
木など一本もない岩の山道で、今まで体験した事のない、岩!岩!岩!

「登るしかない!」と、自分に言い聞かせ、発破を掛ける。

下山する登山者達が

「もうすぐ頂上ですよ!」と励ましてくれるものの、山頂の頂きはそこに迫るも
なかなかたどり着けない。
 

やっと頂上に登る矢印のところに辿り着く。

頂上への道は迂回しながら登って行きますが、狭くて腰が引けてしまう。
そして・・・・・頂上へ!  

  

最後の難関を制覇した山頂は、想像とは全く違った、草も木も全く見当たらない、
何とも殺風景な だだっ広い
岩塊に埋めつくされた岩場でした。

こんな山があるんだ!

しかし展望は申し分ありません。

八ヶ岳連峰の峰々、南・中央アルプス、霧ヶ峰、北アルプ、浅間山と360度
のパノラマ。

 
遅い昼食を取り、直ぐまた下山。

下りも 岩!岩!岩! の岩道。

滑らないように細心の注意しながらの下りに、周りを見る余裕など全く
ありませんでした

しかも、だんだん辺りが暗くなってきた為、これ以上ない急ピッチで下りました。

  途中で見つけたキノコ 

登り4時間30分&下り3時間 

これが百名山なのだ!
いやー! 当分百名山は遠慮したい! 
 


潮時の兼ね合い? 

2011年09月15日 | 日記

やっと昨日あたりから、筋肉痛が和らいだように感じられる。

ここ何日か、職場の階段を上がったり、降りたり。。。

こんなにも辛かったことがない!

 

今日はいつもより少し早く起きて、日曜日の“蓼科山”登山に備え

近くを走ってみました。

相変わらず気温は高く35度位かな~?

びっしょり汗をかいたが、爽快感はありましたね。

 

今日は仕事が午後からなので、先日の日曜日に描いた新宿御苑の

パステル画に手を入れてみた。
 


あぁ~いつもそうなのだが。。。。やめ時を間違えって失敗
(>_<)

どうしたら良いか? 分からなくなってしまうのが落ち。。。。。。

 

「こんなにも時間使ったのに~~~ 何だったのか? 」 

 

悲しいよ~~~~~~  泣きたいよ~~~~~
 


足慣らし登山? “川苔山”

2011年09月14日 | 日記

9月18日 “蓼科山”に登る事が決まった。

6月以来 山に登っていないので、その前の足慣らしにと奥多摩の“川苔山”に

登ろうということになり、何人かの山仲間を誘ったところ、結局リーダーと

女性2人の参加となった。

9月10日(土) JR奥多摩駅 8時30分に集合し行ってきました。

前日にパソコンの“駅すぱあと”で、青梅線経路を検索すると、8時30分着は
立川7時05分に乗らないとダメであることが分かった。

あまりの本数の少なさに参った!! 

逆算して家を6時20分に出発。

8時30分何事もなく奥多摩駅に着くことが出来るか? 神経 ピリ!ピリ!

駅で無事2人に会った時には、すっかり疲れてしまった。

JR青梅線奥多摩駅川乗橋バス停細倉橋)百尋ノ滝川苔山東の肩川苔山
川苔山東の肩大根ノ山ノ神⇒JR青梅線鳩ノ巣駅

「川苔山」 標高:1364m 

川苔山は“川乗”とも、その謂れはカワノリがとれることから、「川苔」と
なったとの事。
  この橋を渡って登頂開始!!


この日は気温が35度近くあったようですが、登山道は自然林の間の影となり、
途中にはたくさんの滝や淵に恵まれ、湧水を飲んだりしながらの、楽しい登り
でした。

沢の音と渓流の美しさは実に“bravo!”

  


やがて「百尋ノ滝(ひゃくひろのたき)」に辿り着く。
 

奥多摩でも有数の美しい滝といわれる滝。

近くまで寄って、その美しさを存分に味わったり、パワーを頂いたりして
山頂を目指すことに。


ここからが地獄?

百尋ノ滝から山頂まで、急勾配の坂が“これでもか!これでもか!”と続き、
更に最後の頂上手前は、最も厳しくに気合で頑張りました。

 

登山開始から4時間30分 かかって到着でした。

 

楽しみであるはずの山頂での昼食.....全く食欲なし! 

何時も頂上で“あんぱん”を食べるのが楽しみだったのに...食べたいと思わず。 

3人とも ヘロヘロになりました。

 

程々に休憩を取って下山をすることに。

3時間かって、JR青梅線鳩ノ巣駅に辿り着く。

やれ やれ。。。。。。。

足慣らし登山? そんな甘いものでありませんでしたね。

翌日は、パステル画教室で新宿御苑に行ったのですが、筋肉痛で辛かったぁ~