頂き物のタマネギ。
遠い幼い頃の記憶。
まだ昭和の頃の話。
街道沿いで、透明なプラスチックの入れ物に入った
色とりどりの実。
ヤマモモ。
売ってるところの反対側は海。
家からはそう遠くは無いのだけれど、
自分ちの近くではその木は無く、
売っているのもほんの短い間だけ。
色とりどりというのが曲者で、完熟の甘くて大きくて美味しいものは
そのパックの中のほんの10個ほど。
赤いものからまだ色付き始めたものがほとんど。
親戚の家族に連れられて出かける際など
数える程しか食べたことがなかった。
とても幸せな幼い頃の記憶。
その反動なのかなんなのか、
現在住んでる家の近くでヤマモモの木は何本もあるけど、
そのうちの2本だけピンポン球ほどの実を付ける木があって、毎年この時期が愉しみ。
今年も収穫することが出来た。
持ち主の話を聞くと去年枝を落としたらしく、今年は数が少ない。
去年はとてもたくさん取った。
でもたくさん食べるのもしんどいし、少なければ少ないで実が大きくなる。
この2本の木を見つけた時は、ヤマモモってこんなに大きくなるんだと驚いた。
イタチタケかな?
完熟の実だけを集めるのも完熟の実だけを食べるのもとってもうれしい。
2本の木は別の場所にあって、持ち主も違う人なんだけど
私が取らないと誰も取らない。
まあある程度面の皮が厚くないと収穫しづらい場所ではあるな。
あんまり嬉しくて、枝についたままのヤマモモの写真撮り忘れた。
普通の人は頓着しないんだよなぁ。
どっかでへんなスイッチ入っちゃった。
ちなみに下戸なので全て生食。
食うのはほんの少しであとは子供の幼稚園へ。
木に登って採るのが楽しい。
普通の人はどーでもいいヤマモモの話。