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「もしも、徐福が日本に来ていたら」をクリックしてください。 読み解けた古事記(1) 魏志倭人伝から女王国、邪馬台国が天草だということになった。 すると、天草が古事記に出てこないはずがない。 そこで古事記を腰を据えて読むことにした。 赤字はテキストです。 テキストはSATOSHI SEKINE氏の「古事記 正解」に依りました。 これは、国宝で最も古いもので、全ての古事記の基になっている。 これを読まなければならないと言っておられます。 そのとおりでした。これがなかったら読み解くことは出来なかったでしょう。 関根さん、感謝します。 306-1 古事記本文の冒頭から 天地初發之時於高天原成神名天之御中主神訓高 下天云阿麻下效此次高御座巣日神 次神産巣日神此三柱神者並獨 神成坐而隱身也 次國稚如浮脂而久羅下那洲多陀用幣流 之時流字以上十字以音如葦牙因萌騰之物而成神名宇摩志阿斯訶 備比古遲神此神名以音次天之常立神訓常云登許訓立云多知此二柱神亦獨 神成坐而隱身也 上件五柱神者別天神 次成神名國之常立神訓常立亦如上次豐雲上野神 此二柱神亦獨神成 坐而隱身也次成神名宇比地邇上神次妹須比智邇去神此二神名以旁次 角杙神次妹活杙神二柱次意富斗能地神次妹大斗乃辨神此二神名 ■以音次淤母陀流神次妹阿夜上訶志古泥神此二神名皆以音次伊那岐神次 妹伊耶那美神此二神名亦以音如上上件自國之常立神以下伊耶那美神 以前并稱神世七代上二柱獨神各云一代次雙十神各合二神云一代也於是天神諸命以詔伊 耶那岐命伊耶那美命二柱神修理因成是多陀用幣流之國 ※大雀・・・本居宣長『古訓古事記』では「大雀皇帝」。 ※ 下・・・本居宣長『古訓古事記』では「前」。 ※ 306-12 解読 天地初發之時於高天原成神名天之御中主神 これを古来 「アメツチ初発の時、タカマガハラに成る神の名は天之御中主神。」 と読んで来たはずだ。 しかし、すでにここに誤りがある。 あめつちと読むから、天と地ができた時、天地開闢、この世が出来た時となってしまう。 これは「天の地」と読まねば成らない。 天はアマ、アメという名の民族、国の名だ。そのことは後述する。 於高天原 これを古来 「タカマガハラに」と読んできた。地上にはありそうにない地名だから、高天原を天上の国にしてしまった。だから歴史書が神話になってしまった。 高天原の読み方は、そのすぐ後ろに書いてある。訓高下天云阿麻下效此。 「訓よみせよ、高下天は此れを阿麻下效と云う」とはっきり書いてある。 guuchanはアマクサを探しているのだから、アマカ○、またはアマゲ○と読んで、これこそアマクサだと思った。 そして「效」の字の読みを調べた。 ところが訓読みせよ直前に先ず「高下天」がない。あるのは高天原である。高下天の意味が分からぬから、 後世の人が取りあえず、前後の理解に都合がいいようにタカマガハラと読んでおこう、そして字も高天原に変えてしまった。 しかし、原文の「訓高下天云阿麻下效此」はそのまま残したのだ。分からない所を正直に残してあるのだ。 立派な学問的態度である。 このようになってしまったのは、「阿麻下效」の読み方が分からなかったからと思う。「效」の字は 漢和辞典ではコウとかギョウとなっている。アマカコウ、またはアマゲコウなどではピンと来るものがない。 大事な大事な国の始められた土地の読み方も在り処も分からないでは、学者としての面子がない。 アマゲコウと読めば、天下降となって、天下りだ。天から下りられる前の所だから高い天の平原→高天原(タカマガハラ)としておこう。 これなら、後で間違いが分かっても、きついお咎めはないだろう。先ずこんなところだろう。 しかし、guuchanはそんなことでは満足出来ない。 「效」に「サ」という音よみがあるか、「サ」という別の字で「效」の字に形が似たものがなければならない。 「效」の字は次々に出てくる。よく「下效」と二字一緒に出てくる。 現代では「ゲサ」か「カサ」になる、ピンと来るところがない。 国生みのところで、生の字の振り仮名に【訓生云宇牟下效此】がある。「生」を「ウム下效」と云うとあるのだ。爲生成國土生奈何訓生云宇牟下效此「ウムクサ」と読んで吹き出した。 現代でも、長崎、佐賀、熊本の方言で「生むクサ」という言い方をするのである。 そうクサ、するクサ、よかクサ、、、クサは接尾語だが口癖で一言、一言クサをつけるので「クサクサ言うなクサ」と叱られる位だ。 微妙な意思が入っている。 「するクサ」と言えば前後の関係にもよるが、「するクサ。する事はするバッテン、、」(承知した、だからするのはするのだけど、、、)となる。 伊邪那美命先言阿那迩夜志愛(上)袁登古袁【此十字以音下效此】後伊邪那岐命言阿那迩夜志愛(上)袁登賣袁 これは(上)より前の10字を音読みしてこれにクサをつけよと言う意味である。 二箇所あるどちらも「愛(め)クサ」である。「愛」と「クサ」をくっつける時は、現代では愛(め)グサとなる。 イヤナミのミコトは先に「あなにやし、愛(め)ぐさ(ー)、おとこオ(ー)」と言う、後イヤナギのミコト「あなにやし、愛(め)ぐさ(ー)、おとめオ(ー)」となる。 ちなみにイヤナギ、イヤナミは古事記、イザナギ、イザナミは日本書紀の表記だ。 西九州の方はすぐ分かると思う。 実に古事記も魏志倭人伝も西九州が舞台である。 待てよ? 万葉仮名では下はクでなくグだ。 これだと、愛グサはいいが、生むグサはどうなる? これは、接尾語クサではなく、言い草、仕草、質種など、動詞を名詞化するときに使う。すると「生むグサ為さん」とぴったりだ。 考えてみれば、中国から来たのに日本語で求愛している。不思議だ。 しかし、これも分かったような気がする。 これは別に項目を設けて追求しよう。 地理的にも、天文学的にも、今日まで残る方言もすべてが天草を指している。 現代までその名が残っていたというのは奇跡であり、驚きである。 シュリーマンのミケネ、クレタ、トロイの発見のときにも、このような高ぶりを覚えたに違いない。 これで、「天(アマ)の地の初発の時、アマグサ(天草)に」まで読んだ。 天種(アマグサ)は、天の国の始まりの小さい種だったという意味がある。 発祥の地である。 しかし、guuchanが納得しても何故「效」が「サ」と読めるかを納得しない方も居られよう。 それでもう一つ考察を加える。 「效」の解字は「交」と「爻」である。どちらも交わると言う意味を持つ。 「交」と「叉」を合わせて一文字にするなら読みは「サ」となる。 「叉」もまた交わるという意味を持つ。交叉点の叉である。 「效」と「交叉」は、2字とも墨で小さく書くとどちらにでも読める。画数が同じだからである。 国宝真福寺本古事記の印影を見てもらいたい。どちらとも見える。 誰か現物を見ていただけるとありがたい。 どちらにしろ何故、「交」に「交」や「叉」を会意させたかというと、天の国が、往来の拠点で、船が盛んに行き来したからだろう。 漢字を作る法則に六書と言う法則がある。徐福の時代はそういう法則に基づいて漢字を自ら作っていた時代だ。発送が柔らかなのだ。 この続きは明日にいたしとうござりまする。 訂正 自分用のメモのつもりで気軽に書き始めた。思付きを書止めておき、間違いは気付いた時に、正していけばよい位の軽い考えだ。 正し方が難しい。既に読んだ人が居る。 中身を書き換えてしまうと、たとえ間違いでも読んだ人を騙したようで申し訳ない。 従って、誤りはそのまま残して、訂正することにした。 「訓高下天云阿麻下效此」の下效をグサと呼んで、新発見と思ったのだが、これはやはり、下倣(シタナラヘ)だろう。 読めたらグサと読みたいところだが、そこまでして読むことは無い。高天原=天草の考えは変わらない。 ただ、これをグサと読んだ為に、ほんとうかどうか、もっと確かめようと、ハッスルして古事記を読むことになった。 負け惜しみだが、怪我の功名だ。 下效をグサと読むのは、どうもクサいと一抹の不安を持っていたが、昔の人が、シタナラへと読んでいたのを知り、降参することにした。 お詫びして訂正します。 2007/4/23 |
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以前古事記を読んだことはありますが
もう霧の彼方へ・・・のかのこです。
益々何かが乗っかっていますね~。
イザナギ・イザナミ・・・イヤナギ・イヤナミ
だったのですね~。
九州は謎の地なのでよく解りませんが
・・すみません。・・
現代にも通じる暗号がとうとうと隠れて流れているのですね~。
そこからひもとくと・・解るものが・・
理解できる気がします。
青春真っ只中とのことですが お体にお気をつけてください。
日本の要所要所に拠点を持ちました。
大名家というのは、大部分その流れだと思います。
それはもう少ししたら分かってくると思います。
古事記は漢字で書かれています。
中国人が読んでも分かります。
「しかし、地名、人名、人間の発した言葉、会話はその音を万葉仮名で書いてあります。」
確かに暗号ののようですが、隠すことを目的とした暗号ではありません。むしろ、書いたことが分かりやすいように、工夫して書いてあります。
だから、じっくり読めばguuchanにも分かってくるのです。
はい、昨夜は比較的ゆっくり眠りました。
ありがとうございます。
しかしものの解釈が時代を経る間に大きく変わることが有ると理解しました。
薬草のカテゴリ提案ありがとうございました。
薬草で簡単に見えるようにしますと同じことが何回も出ていたり、効能が違っていたりで困る事があります。
今のように思いついたとき載せるのも一興かと思っています。
(実際はやりかたが?なのです。)
簡単ですよ。
過去に遡って変えれますから、便利です。
シツレイしました。