◇開けゴマ!!阿佐ヶ谷姉妹◇
今年に入りネットユーザーの間で
「垢抜けてて、物凄くカッコいいーーー」と噂の歌が。
ナント!?
阿佐ヶ谷姉妹オリジナル曲
「Neighborhood Story」というドラマ主題歌。
由紀さおり&安田姉妹のイメージしかなかった阿佐ヶ谷姉妹。
確かに、歌は物凄く手い!姉役のエリコさんが、、
そして、
二人が書いたエッセイを基に、
MHKサマが
「阿佐ヶ谷姉妹の のほほんふたり暮らし」のドラマを放映中。
が、
私はドラマを観ずに、迷わずエッセイを購入した。
多くの場合、
時間に制約のあるドラマでは、
本の内容がかなり端折られて、観てガックシってことがある。
先ずは、
原作を読んでからドラマを♪というチョイスは、実は大正解だった。
ドラマ主題歌「Neighborhood Story」は、
歌詞の難解さはあるものの、
阿佐ヶ谷姉妹の不思議な関係が、
お洒落なメロディにのせられハイスペックな歌に。。
阿佐ヶ谷という人情深い町で、地元の人たちに温かく見守られ、
芸人道をひた走る二人の物語りをお洒落に歌う。
それは、
阿佐ヶ谷姉妹の未知なるノリシロを、見せつけられた曲でもあった。
◇始めチョロチョロからの、どんどん尻上がりエッセイ◇
姉役のエリコさんと妹役のミホさんの本音暴露が満載♪
プロの物書きではないからか、
出だしから暫くは、エリコさんの誠実な文章にイラつく私。
そこから徐々に、
二人で仕事をしたいのにピンの仕事が多くなったエリコさんと、
6畳一間の二人暮しに、ミホさんの一人になりたい症候群が…交錯。
二人の気持ちの温度差が、コンビとして迷路に入り込む。
そして
エリコさんの歌を活かす芸風が、
徐々にTVの企画では必要とされなくなり、
新しい切り口を求められ困惑。
40代の女芸人阿佐ヶ谷姉妹の崖っぷちが、ジワジワと忍び寄ってくる。
歌に頼ろうと必死になるエリコさんと、沈黙のミホさん。。。。
が、ここから逆転ホームランが、、
いつもポイントゲッターだったエリコさんに、
新たな切り口を突き付けたのがミホさんだった。
普段からマイペース、
発想もチョット普通じゃない、芸人仲間からポンコツと云われるミホさんが、
逆転ホームランのポイントゲッターに。
そう
阿佐ヶ谷姉妹の快進撃が始った。
💜開けゴマ!!Lovely阿佐ヶ谷姉妹💛
キッカケはスーパー。
ミホさんは一人になりたい時、
必ず言うセリフが「西友行ってきます。。」
エリコさんへの<一人にして下さい。。>の牽制球だった。
そのスーパーで息抜きのつもりが、
度々出くわすオバサンの習性や会話が、
トンデモナイ宝の山だと気付く。
オバサンの日常
||
自分たちが無理せず、等身大で出来る芸風にデフォルメしたら?!
歌にこだわり続けるエリコさんに、
ミホさんは「歌にこだわるのは止めよう!!」と。。。
この新しい芸風が、
阿佐ヶ谷姉妹の持つ不思議な可笑しみを倍増させた。
よく見かける身近な場面に、
視聴者は「分かる!!わかる!!!」と苦笑しながら、
次はナニ💝と、ネタに食いついて来る。
ふと
私の脳みそに、男性芸人<サンドイッチマン>が浮かんだ。
彼らも何年間も一緒の部屋に寝起き、
バイトしながら芸人への道を諦めなかった。
人との関わりを大事にし、自分たちの魂の置き所を忖度しない芸人。
この真っすぐな志を、阿佐ヶ谷姉妹に感じてしまった。
エッセイを読み終え、ドラマ7話を観終わった時、
一見普通に見えて、ドコカ普通と違うのが分かった。
女40代は、大変の端境期だ。
生活と
適度な嘘と
妥協と
希望を持たないという、、
どこかで薄汚れて行く自分を止められないのに、、
二人は、とっても純なのだ。。。。。
令和4年
阿佐ヶ谷姉妹の快進撃で始まっている。
ガンバレ💛💛💛
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