GSゲルマニウム原人の退屈な日々

見わたせば、気になることばかりなり・・

ブルースセッションでもどう?

一段落

2017年05月24日 09時18分08秒 | 徒然なるままに
姉の四十九日法要(納骨)が終わった

色々残っているし、今後のこともあるがまずは一段落である

姉が倒れて意識不明状態が続いたときに「身内」唯一の姉弟としては現実問題が頭を巡る…「感情」よりも「これからどうする」という事ばかり自宅でも病室でも考え続ける事になった

非情に冷徹な感情…このまま意識不明や寝たきりになったときに私や私たち夫婦はどうしたら良いのか?一体彼女の貯蓄はどれだけあって完全介護の施設に入ってもらうことは可能なんだろうか?あるいはそういった状態の人を受け入れる施設は有るのだろうかなどを考えてしまう

有るとしたら一体いくらかかるのか、地域によって金額は明らかに変わるがどのあたりまでの場所なら定期的に顔を出せるだろうか、その予算は…具体的な「現実」の事ばかりを考える毎日だった

いっそ彼女の年金を目当てにちょうど失業中の私は「姉の介護という仕事」に就職するかなどとも妻と話し合ったりもする

しかしほんの数時間意識がもどった後、また今まで以上に状態が悪くなっていき元々肌の弱い姉のあちこちに鬱血やかさぶた出血が見られるように成り、毎日ICUに通うが医師や看護師の動きがドンドン慌ただしくなっていくと「治ってくれ」というより「楽になってくれ」に気持ちが動き出し、そんなことを考えてしまう自分がなんて薄情な奴なんだと毎夜自宅に戻って思うわけだ

薄情と思いつつも物事を事務的に処理していくことで気持ちはキープできる物だ…結局、姉が亡くなった後もそういった事務的対応をひたすら続けている


葬儀についても不満に思っている方も多いことだろう

葬儀社のはなしで「今は家族葬が圧倒的に多いです」との言葉で母の時と同じように身内だけで執り行うことにした

不満に思われる方のご意見は「色々なつながり」「彼女の生徒たち」「親しい友人」だから葬儀に参加させてくれという事だ

でも実際に葬儀を行うのは「そういう方たち」と申し訳ないが全くつながりが無い私の家族な訳で…あれほど葬儀が終わるまではそっとしておいてくれと言っていてもあっという間に広まり家に押しかけてきて直訴する方まで登場した

そういう事がいやだったのに…それでもできるだけがんばって最低限の人数でほぼ親族だけで終えることはできた

もちろん彼女の友人知人が「送る会」的な物をしたいと言ってくだされば自由にしてもらってかまわないし彼女の残した物も自由に持って行ってもらってかまわないと思っている

妻は毎日のように彼女の倒れていた部屋にいき線香を上げてくれている…家族としてはそれで十分だ

ちなみに彼女の戒名は「教弌瑠美善大姉」本名が丸ごと入っている戒名ってw
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