始めて好きになった女性歌手は黛ジュンだったのだ。
黛ジュンとしてのデビューは1967年で「
恋のハレルヤ」当時19歳だね、彼女は。私は11歳、小学校5~6年の頃で押入を改造したベッド兼部屋(ドラえもんか!)でゲルマニウムラジオを聞いていた。
まだ「ゲルマニウムラジオ体質」は開花していなくってクリスマスプレゼントにもらった
ロケット型のゲルマラジオ、夜になると本当によく聞こえて……とはいえ立地条件からラジオ関東しかほぼ聞こえないんだけれど……すでに深夜放送族だったわけだ。
恋のハレルヤの出だし一発「ハレルヤ~♪」で私はやられちまったね~!なんだかわからんがカッコイイって。今あらためて歌詞を読んでみるとなんだか仏教的とも言えるような「諸行無常」な雰囲気のある歌だったんだな。
二曲目の「霧のかなたに」もしっとりして良い曲だよねぇ~。
その頃ねーちゃんが同級生から黛ジュンのポスターをもらってきてくれて「その時始めて顔を見た」訳よ。なんだかね、小学生には刺激的なお姿でしたよ(^^;)なんて言うの清純派という感じではないよね、今で言えば倖田來未見たいな?
このポスターを貼るのは一瞬ためらったね♪なにせ押入の上段住まいだからさ、天井に張ると目の前に超ミニのオネーサンがすげぇ眼力でこっちを見つめてるわけだから。まぁ、多分張ったんだと思うけど♪他にもジュリーとか加賀テツヤ(
リンドアンドリンダース・今年の1月に亡くなられた)とか張ってあったしな。
「夕月」の映画化の時に森田健作が相手役でデビューすんだよね、深層心理にあったのかね?結局高校の後輩になるんだよ私(^^;)
実は女性歌手をアイドル的に好きになるのってここで終わり、その後今に至るまで良いねとか上手いよねとかは思うけれどファンになった歌手って居ないんだよ。っていうか基本音楽好きじゃないんだな……多分、家でも音楽聞かないし。(あはは、マズイか♪)
で、Pappy'sのぶらぶら寄席で休憩時間によくかかっているこのCDを店から借りてきてコピー造っちゃった♪これは車で聞くぞ!やっぱ、黛ジュン……歌、上手いは(^^)v