マキノ病院小児科ブログ

小児科からのお知らせです

のどが赤いですか?

2010年03月09日 | 診療
のどが赤い≒のどが痛い
のどが痛い≠のどが赤い

のどが赤くなくても痛いときは痛いんですよと言うとちょっと驚かれたりしますね。
のどが真っ赤なのにちっとも痛くないなんて子もたまにはいてます。

溶連菌やアデノウィルスを筆頭にのどが赤くなる感染症はそこそこあります。
あまり赤くなくても水疱ができたり、扁桃腺が腫れていたり、
扁桃腺に白苔と言って白い膿のようなものがついていたり。。。
一応それらを診るために「はい、あーん」なんてやっているわけですね。
のどが赤い可能性って本当はだいぶ低いのです。
のどに膿がとよく言いますが、ウィルス感染でもべっとり白いものがついていることも多く、
必ず抗菌剤がいるわけでもありません。
熱や熱がどれだけ続くか、頸のリンパ節は腫れていないか。。。などなど参考にします。

しっかり赤いと溶連菌やアデノウィルスを調べるためにのどをぐりぐり綿棒でこするのですが、
これはやるほうもキライなんですよね。。。
インフルエンザの迅速検査とどちらがよりイヤがられるでしょうかね?^^;
コメント (1)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 乗り物酔い(動揺病) | トップ | 喘息(気管支喘息) »

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
インフルエンザ (河原)
2010-03-09 23:04:29
新型インフルエンザは夏でも騒ぎになっていたので、
いつでも小流行はありえますね。
今津の某保育園は秋から冬にかけての流行時には
あまり罹患する子がいなかったんですよね。
だから今学級閉鎖になるくらいの流行が起きてしまうのも
ある程度は仕方がないかと。

「季節性」だと言われたお母さんがいると又聞きしましたが。。。
今のところ高島市内で季節性のA型が流行との情報は
うちには届いておりません。
日本全国まったくと言っていいほど季節性は姿を消していますので、
今津で季節性が。。。は可能性低いのでは??と思います。
まあ高島病院と保健所以外は調べる手段ないのでわかりませんが。

春先にB型が流行するかと思ってますが、
今のところまったくそんな気配もないですね。
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

診療」カテゴリの最新記事