マキノ病院小児科ブログ

小児科からのお知らせです

糖質制限

2014年09月11日 | 診療
身の回りには甘いものがあふれ。。。

ジジババが用意するおやつなんてもう、甘いものばっか。
しかも、あれもこれもと何種類出してくるねんと。
それに加えてジュースも漏れなくついてきませんか?

そもそもおやつはおなかがいっぱいになるまで食べるもんと違うわっ!
晩御飯食べよらへんやないかいっヾ(`Д´)ノ゛

さらにさらに、晩御飯には決まって「デザート」!?
うちの子たちをで○にする気かぁぁo(`ω´*)o

と何度怒ってきたことやら。
親が明らかに「嫌がっている」ことを何で繰り返すのか理解不能。
そして何度怒っても、また次も一緒なんですけどね┐(´~`;)┌


外来していると、隣の処置室から聞こえてくる、「今日の血糖は○○○ですね~」の声。

あまり言うとお叱り受けそうですが、
その後のやり取りを聞いていると、
もうちょっとなんとかしようと思いませんのん???とついつい考えてしまうことも。

そういったケースでも、糖質制限もひとつの選択肢になりえるようですね。
というか、そういった方たちにこその糖質制限であるようですが。

ただし、糖質制限に注意という話も聞こえてきます。
特に日本人は色んな意味で行き過ぎやすいので、よくよく考えて実行ですかね。
メタボでなかったり、糖尿病家系でなかったりするのなら、
「制限」と力入れすぎないで、「摂りすぎ注意」と「ちょいと減らす」でも充分でないのかな。

短期的なダイエット効果も期待できそうですが、
体重が減ってうれしくなると、どうしても「もっと」頑張りたくなるもの。
「もっと」が高じると極端な制限に走りかねませんので、やはりご注意を。

そう言いながら、インドに行って、8kgも体重減って戻ってきた後、
せっかく減った?体重を戻すのがちょっともったいない気がしたのを思い出します^^;


そして、子ども、特に小さい子の糖質制限は、
「もし」実践するとしても、さらに気を付けてもらいたいと思ってます。
しょっちゅう風邪もひきますし、胃腸炎も季節を問わず油断なりませんしね。

アセトン血性嘔吐症 」って結構簡単になってしまいますからね。

というか、本音では小児にはやめてよねということですけどね。

もちろん、甘いものを与えすぎないとか、ジュースなどは控えるとかの意味では悪くないでしょうね。
砂糖を「抜く」だけならともかく、炭水化物を「抜く」方向にはあまり走らないで欲しいなと。

診察室出るなり
「おかあさん、ジュース!!」と走っていく子どもたちに、
「あかん!!」と叫んでるのはいつも自分です^^;

さらに、思春期あたりのお嬢様たちを筆頭に、
女性陣は違う意味でも気を付けておいたほうがいいかと。
いきなり体重減らすと月経への影響が心配です。
女性の身体はとてもデリケートなので、簡単に「生理が来ない」につながりかねません。
というか、すぐ生理止まってしまいませんか?

無月経は長引くと不妊につながります。
一旦止まってしまった月経はなかなか元に戻すの大変だと思いますよ。

糖質制限のみでなく、無理なダイエットはあきません。
体重を減らしたいと思ったとしても、徐々に減らすべきです。
月に500g~1kg以内などと極力穏やかな目標としましょうね。

男女問わず、1カ月で6kg痩せた!!とか絶対あきません(*`З´*)


もう、○十年も前のことになりますが、
うちの親父さん。

米食べるのやめると言い出し、
今で言う「炭水化物ダイエット」を実行。

たしかに外見は、結構いい感じで細くはなりましたが、
悪い感じでたるみ感が半端なく目立ってしまっていたのを覚えています。
おそらく、単に炭水化物を抜いてただけだったのでしょうね。

しつこいようですが、何事もほどほどが肝心ということで。




1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
φ(・ェ・o)メモメモ (河原)
2014-09-11 22:29:18
姉妹でも姉は下戸で妹は酒豪とφ(・д・。)

宣言した以上、
コツコツ頑張っております。

宣言する前から始めていたので、
ぼちぼち見た目でわかるくらいの効果は出てきたかな。

でも今日気を付けていたのに、
ちょっと調子に乗りすぎたようで、
夕方から腰がやばい^^;
明日当直やし、悪化しませんように (人'д`o)

そうそう、
飲んだあと、やたらと口さみしいですよね?
ついついなんかつまんでしまいますよね?

歯磨きしたら結構落ち着きますよ~

ダイエットのために、
ごはん前に歯磨きしてしまうのだ!
ってのをずいぶん昔にどこかで知ってですね。

おつまみ摂りすぎ予防にもなります。
その後に追加のみしても、
自分だけかもしれませんが、おつまみいらなくなる不思議♪

一度お試しください。
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。